桃園にも投稿したがこちらにも残しておく。

子「本読んで」

母「桃太郎」

子「三国志大戦っぽく」

母「蒼天死す! 
黄天まさに立つべし! 
西暦164年、おじいさんは山へ芝刈りへ、おばあさんは川へ洗濯へ、劉備は母のため茶を買いに行きました。
すると川の上流から桃が速度2倍で流れてきました。
おばあさんが桃に挑発を使うと桃はおばあさんの方へどんぶらこ、どんぶらこと引き寄せられてきました」

黄巾族「おっと、その桃を渡しな。
張角様への土産にしてやるぜ」


母「おばあさんが桃に迎撃を取ったところ、黄巾族が徒党を組んでおばあさんににじりよってきました」

劉備「やめるんだなお前たち」

黄巾族「何だお前は?!」

劉備「私は琢県の草履売り、劉備。
そんな略奪などするものではない」


黄巾族「構わねぇ、ババア共々やっちまえ!」

母「黄巾族がワラワラとラインを上げると劉備は迎撃チャンスを狙いながら、槍撃で乱戦にならぬようにワイパーで応戦しました。
ところが、黄巾族も劉備の前でビタ止まりし、乱戦に持ち込むと劉備とおばあさんに連凸をしかけました。
残りの黄巾族が端攻めをしたり、征圧力の高い者が戦場を塗り替えるなど、徐々に戦況は苦しくなっていたそこに――」

張飛「やい、黄巾族!
旅の方に何しやがる!」


劉備「あなたは?」

張飛「俺は燕人、張飛。
見てらんねぇし助太刀するぜ!」


母「劉備は張飛の助太刀を得て、士気もたまったところで英傑号令を打ちました」

劉備「乱れた世を、我らが立て直すのだ!」

母「劉備の英傑号令で武力14になった張飛と武力15になったおばあさんが乱戦で黄巾族をすりつぶし、3人は事なきを得ました」

張飛「アンタ気に入った!
ぜひ俺の義兄に会ってくれ」


劉備「喜んで」

母「こうして、張飛は劉備と関羽を引き合わせ、おばあさんの植えた桃が育った桃園で義兄弟の契りを交わしたのでした」

子「桃太郎は?」

母「俺の言うことは正しい。
俺のなすことも正しい。
俺が天下に背こうとも、天下の人間が俺に背くことは許さん」



……ゲーセン行きたい