神様、僕は気づいてしまった

 というバンドが最近気にいって、よく聞いている。
 ある日、youtubeで再生していたら、関連動画で「まふまふ」というニコニコの歌い手の動画が再生された。

 完全に同一人物だろ。

 こんな特徴的な声ほかにないもんなー。そもそもボーカロイドの曲が好きじゃないから、歌ってみた動画見てなかったけど。夜九時からニコラジパーク(ラジオ放送)のMCしてる人たちなら知ってるんだけどね。
 まふまふの動画もいくつか再生したけど、なんか歌詞のせいかな?楽曲かな?聴ける曲と聴けない曲があった。
 ボーカルの声は一緒なのに。

 なんでだろうなと思って。何回か聞いてたら、「神様、僕は気づいてしまった」の曲調が「凛として時雨」の曲と似ているから好きなのかもしれない。
 あーでも、うん。
 正直「神様、僕は気づいてしまった」の評価が自分の中で下がったよね。そして、ボカロ曲の評価が上がることはなかった。公正に聞こうと思っているんだけど、どこかで差別しているのかも。


 別の話。

 「イキリオタク」
 という言葉を最近知った。

 俺オタクだけど普通に彼女いたよ?

 のように、自分がオタクっていう要素をあえて公言しているものを指すらしい。イキリオタク構文なんてものもあって、なんか面白い。
 こういうのってオタクに限らず、わざわざ言わなくていい情報を言う奴すべてに当てはまる。
 「俺中卒だけど年収600万超えてます」
 「あたしブスだけど結婚して子供もいて幸せだよ」
 とか、自分を低く見せてからの顕示パターンと、その逆。
 「アリストテレスからミッシェル・フーコーまでの著名書作は全て読んだが、この本はつまらないな」
 「中国の四川省で実際に麻婆豆腐食べた俺の感想は、この料理は偽物」
 主要な内容は一切言わず、その前後の言葉だけ言いたい奴。
 「こう思われたい自己像」が強すぎて、周囲の人に嫌われるマウンティング。自己顕示欲の塊。できる限りの表面的描写と、2ch以外でも多用されるネットスラング。というか最近は、アニメやドラマ・漫画・小説なんかの「作品」でも見るから終わっている。
 まあいいや、そのクソさを批判すると、長文になる。


 別の話。

 コナカ理論

 ってものがあって、「恐怖の作法」って本が出ているらしい。これをつくったのは小中って人で、昔の「ほんとにあった怖い話」の脚本をしていた人らしい。らしいってのは、かるくネットで調べた知識しかないから。
 ホラー、特に日本のホラー映画の手法とかについての理論なんだけど、おもしろいことに、映画「呪怨」は、コナカ理論とまったくそぐわない手法で作られている!!
 (幽霊がしゃべったり、幽霊視点のカメラワークだったり、急に幽霊出てきてびっくりしたり)

 で、そのコナカ理論の説明の中に、HPラグクラフトの「狂気の山脈にて」って小説が、いまのネットの怖い話とかの構成にも活かされてますよーって書かれているみたいなんだけど。
 ちょうど「狂気の山脈にて」の自動音声の動画を聞き終わったところだったので、へー、と思った。
 小説「狂気の山脈にて」のすごいところは、いきなり、掘削機の話から始まる。南極の氷を削る掘削のドリルがいかに素晴らしいかの話から始まって、怪物の鳴き声テケリリでおわる。情緒・技巧的というより、論理・理知的、非常に硬い文章で進んでいくから、日本昔話とか、内田百閒みたいな怖い話しか知らない自分としては新鮮だった。

 日本のホラー映画は、画面暗くて登場人物の声小さくて、そのくせ効果音でかいから嫌い。あと、幽霊が出てくる以外の場面が退屈。オチもしっくりこないものが多い。

 呪怨は好き。
 
 あー。そいえばPS4のP.Tってゲーム。友達の家でやったとき怖すぎてコントローラー落としたな。