どーも、たかおっちです。

今ルプスは絶賛グロス仕上げ中なのですが
その工程を紹介する前に
ざくっとですが解説しておきます。
・・・というのも、研ぎ出しを含む鏡面仕上げには様々な手法や手順があり、
人によって方法はバラバラなんです。
なので私の手順を。

  1. カラークリアーを重ねる(これは前回までの工程。当然キャンディでない場合は無し)
  2. 乾燥後クレオスGXクリアーIIIを塗装
  3. 更に乾燥後クレオスGXクリアーIIIを重ね塗り(必要に応じてトータルで3~4回)
  4. #2000のペーパー空研ぎでブツ取り
  5. GXクリアーIIIを再度上塗り(厚めでデカールがクリアーで包まれるくらいに)
  6. #1500~2000のペーパーで研ぎ出し(柚子肌除去)
  7. GXクリアーIIIで仕上げのオーバーコート
  8. コンパウンド粗目、細目、極細の順で研磨し、洗浄して完成。
これがラッカー系で仕上げる場合の私の手順です。
ただし、毎回このままやる訳ではありません。
例えばガエリオグレイスの時は「」を「」のタイミングで一緒にやりました。
これはブツがどの段階の塗装で出来たものか、という差です。

で、更に今回は仕上げにウレタンを使う予定なので
7」がウレタンクリアーに変わります。
 
クリアーを塗る度に乾燥を挟まないといけないので
非常に待ち時間が長く、手持無沙汰になりますが
慌てて失敗するとやり直しなので注意です。

あ、ちなみにガエリオグレイズは「」の後にいきなりウレタンを塗っています。
本気の鏡面を目指さなければそれでも十分な光沢が得られるので
お手軽に済ませる場合はアリですね。

では、前置きが長くなりましたが
この手順を踏まえて、ここまでの作業を紹介します。
 

barbatos-build (82)
 
「1」 これは前回までの状態。カラークリアーは2層です。

barbatos-build (86)
 
「2」 一回目のクリアーです。左が塗装後。
肉眼で見ると結構な差があります。
実際はツヤツヤに塗らなくてもいいのですが
可能であれば毎回ツヤを出すように塗っていくと
必然的に塗膜が厚くなるので塗る回数を減らせます。

barbatos-build (88)
 
「3」  ここまでで3回クリアーを重ねました。
これ以上塗ってももうツヤ具合はほぼ向上しません。
3回塗り重ねたのは塗膜の厚みを確保する為です。
ラッカーなので必ずヒケて塗膜が痩せます。
後日研ぎだす時に厚みが足りないと、ベースまで削ってしまうので
練習を繰り返して適切な塗膜の厚みを覚えましょう。

barbatos-build (89)
 
「4」 2000番のペーパーでブツ取りです。
塗料ダマが飛んだり、ホコリが乗ってしまった部分を軽く研いで
削り落としてしまいます。
大きい番手の方が傷になりにくい分、削るのに時間が掛かります。
焦って力を入れると失敗するので、軽く撫でるように。

barbatos-build (90)
 
「5」 ブツ取りした部分にクリアーを上掛けします。
クリアー層の研磨跡は同じクリアーを塗ればある程度消えます。
1500番以上なら経験上問題なく消えますのでご安心を。
ちなみにブツ取りした際は軽く指とエアで削りカスを払っただけで
すぐにクリアーを塗っていますが、さほど問題はありません。
ブツ取りの補修がメインですが、塗膜の厚みに差が出てしまうので
結局ブツ取りしていないパーツも塗ります。

barbatos-build (91)
 
・・・という訳で「5」まで終わった状態です。
真ん中の肩装甲のように球状のものは塗装だけでも
比較的なめらかな光沢にはなります。
鏡面でない光沢仕上げなら、これでOKでもいいと思いますが
よ~く見ると、照明の反射具合、光の輪郭がボヤけています。
最終的に鏡面まで仕上げると、この輪郭がくっきりと見えるようになるはずです。
(というか、そこを目指します)


クリアーを塗った後は可能な限り乾燥時間を確保します。
ラッカーの完全乾燥は約1週間です。
正直待てません(笑
で、経験上の最低ラインは1日。
一回塗る度に1日乾燥させています。
で、「7」の後は完全乾燥を待つパターンです。

今回は「7」がウレタンなので24時間で実用硬化してくれますね。
(テストピースでは今の気温でも12時間でなんとか行けましたが・・・)



・・・という訳で、今回は「5」の工程まで進みました。
非常に時間がかかりますが、納得のいく仕上がりが欲しいので
最後まで手を抜かずに頑張ろうと思います。

それではまた~ノシ