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〇光造形3Dプリンターを買った。

前々から導入を検討していた3Dプリンターをついに買いました。
つっても買ったのはもう2か月くらい前かな?



私が買ったのはPROが付いている新しい方のモデルですが
ELEGOOというこのメーカーからはもう少しお手軽なモデルも販売されてます。




どちらを買っても、出力されてくるものはそれほど差が無いらしいです。
私の場合はたまたま安い方が売り切れてたので
「どうせ買うなら上位グレード!」という買い物バカらしい勢いでPROをチョイス。
タイミング的にしばらく待つという選択肢はなかったです(;´Д`)

〇なぜMARS PRO UVを選んだのか?

3Dプリンターも随分数が出て、一昔前まで高くて買えなかった光造形ですら
数えきれないほどの機種が存在します。
正直どれを選べばいいかワカラン...(;´Д`)
となるのが3Dプリンター未経験者の必然ですよね。

まぁ今は調べれば色々解る事も多く、
YOUTUBEの動画を数本見れば機種選定の幅はぐっと狭まります。

安定して人気があるのはPhotonとかPhotonSとか。



定番になるだけの理由はもちろんあると思います。
じゃあ、なんでこっちにしなかったの??
理由は簡単「定額給付金の影響で売り切れてた」から(;´Д`)
次回入荷予定も未定。

なので性能や機能的に近いモデルを探した次第です。
こればっかりはタイミングなので仕方ないですよねー。

〇MARS PRO UVを選んで良かったポイント

このプリンターはキモになるLCD部分がPhotonと同系統?近似仕様?らしく
出力に関してはPhotonと似たようなレベルだとどこかで見ました。
(ホントかどうか分かりませんけど・・・)
更に、Z軸の強度と耐久性が高く、
上下運動を繰り返す3Dプリンターとしての信頼性が高いです。

一番よかったのはプラットフォームのゼロ位置を調整する「レベリング」の頻度が少ない事。
シビアで面倒なレベリング工程を二回目以降スキップできるのは
非常にありがたいのです。

事実、私は一度成功したレベリング後、10回以上出力していますが
再レベリングしないでも問題なくプリントできています。

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もう一か月近く使っているのでそろそろ調整してやろうかな??

〇MARS PRO UVで出力した造形物の精度は?

とりあえず付属していたサンプルデータを出力してみました。

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余分なレジン液を落とすためにナナメにしている状態です。
表面がヌルっとしているように見えますが、IPAで洗えば綺麗になります。

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いや、正直ビビる位の出来栄えです(*´ω`*)
出力に4時間ほどかかりましたが
これを手作業で作ろうと思ったらどれほど時間がかかるか想像できません。
強度もそれなりにありますが、「硬いけど脆い」のでちょっと注意が必要ですね。

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オリジナルでデータを作ったガンプラ用パーツも出力してみました。
自分でデータを作るには3DCADソフトが必要です。
私は「Fusion360」というソフトを使っています。
商用利用しなければ無料で使えて機能が多彩です。
その分操作は結構難しいのですが、慣れれば大丈夫でした。

流れとしてはFusion360でデータ作成>STLファイルとしてPCへエクスポート
>CHITUBOXという無料スライスソフトでスライスデータに変換>3Dプリンターで出力
>IPAで洗浄>UVライトで二次硬化...です。

最初はちょっと面倒ですけどこの流れも何度もやるのですぐ慣れます。

動画でも紹介しているので参考にしてみてください。

https://youtu.be/3qwrVxLT7GA

〇加工や塗装はできる??

加工や塗装ももちろんできます。
特に塗装に関してはプラ材に近い感覚で普通に塗れました。

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サフ>ゴールドです。
クレオスのラッカー塗料を使いましたが問題ありませんね。

一方で加工に関してはちょっと癖があるので正直やりにくいです。
上にも少し書きましたが、「硬くて脆い」性質なので
無理なテンションを掛けるとパキっと割れてしまうんです。

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特に薄いパーツにピンバイスで穴を開けようとすると割れやすいです。
出力してから穴を開けるよりも、設計時点で開けておいた方が確実ですね。

削る方に関しては問題無さそうです。
瞬着パテを削っているような感覚でサクサク削れます。
ちょっとヤスリの目詰まりが早いのでその点だけ気を付けてください。

〇一緒に買うべきもの

必ず必要なものは・・・
・本体
・UVレジン液
・IPA(洗浄用アルコール)の3つです。





これはもう必須なのでとりあえず買っておきましょう。
水洗い対応レジンもありますのでそこはお好みで。
(水洗いの方が使いにくいという噂だったので私はやめました。)

それ以外で買っておいた方がいいのは・・・
・漏斗
・フィルター濾紙
・100均タッパー各種
・ビニール手袋





使い終わった際に余ったレジンを基の容器に戻すのですが
微妙に口が小さいのでこぼれてしまいます。
また、埃やかけらが混入するといけないので漏斗とフィルター濾紙は用意したほうがいいです。
濾紙は付属しますが、10枚くらいだとすぐ消費するので大量に買っておきました。

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タッパーはこんな感じで器具を洗う際に便利です。
流し洗いすると大量のIPAを消費してしまい、不経済です。
溜めてあるIPAは汚れますが、この中で一度洗い、
その後IPAをしみこませたキッチンペーパーで拭けば問題なくキレイになります。
出力した造形物も一度目はここで洗って、別の容器で二度洗いしています。

スクレーパーなどは本体に付属するのでわざわざ買わなくても大丈夫。
極力コストを抑えていきましょう。

〇購入&使用してみてどうだった?

ぶっちゃけ、かなり満足しています(*´ω`*)
今までプラ板とパテで苦労して作っていたものが機械任せで作れます。
もちろん手作りとどちらがいいか...という問題は付きまといますが
そんなものTPOで使い分ければいいだけです。

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こんな複雑なものも出力すれば簡単!
スクラッチするならかなりの技術が必要ですよね。

本体と消耗品を合わせると4万円くらいのコストが必要ではありますが
逆に言えばたった4万円でこれだけのものが出力できるなら安いと思います。
私の場合は特に使用頻度が高い自作系モデラーの端くれなので
使えば使うほど元は取れますし。

正直、もっと早く導入すればよかったのに・・・と思ってます。

光造形3Dプリンターは私の今後の活動において重要なポジションを占める
重要なツールになりそうです!

だから迷っている方は是非買って楽しく使って下さいね!