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どーも、七式です。
製作したのはもう半年位前(2/28完成)なんですが
今更の製作記やっていこうと思います(*´ω`*)

今回の製作は知り合いから「ダブルオー縛り」というお題を頂いたものです。
どうせ作るなら七式らしく誰も持っていないものを作ろうという事で
チョイスしたのは「スサノオ」。
Mr.ブシドーことグラハム・エーカーの愛機ですね。
作り始めるまでは
「ベース機体になるオーバーフラッグは1/100であるからイケんじゃね?」
位の軽い気持ちでしたが、作ってみると色々と大変・・・

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形状の参考に、と購入したHGスサノオと1/100オーバーフラッグ。
素体はオーバーフラッグで外装がスサノオ、という認識でしたが・・・
HGと1/100でスタイルが違いすぎます(´・ω・`)
1/144と1/100で胴体の大きさ同じってなんやねんw

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ブチブチと文句を言いながらも、無いアタマと未熟なCAD技術を駆使して
必死で図面を引いた結果、まぁ何とかカタチになった感じです。

素体に被せるような形状をCADで作る場合、
素体の詳細な寸法が必要になるのですが、これがまぁ大変。
定規とノギス位しか測定器具が無い訳ですし
曲面のRとか全然わからないので
目視で検討を付けて試作>現物合わせ>修正の繰り返しです。

出来れば素体の加工は減らしたかったのですが
寸法的に仕方なく切り刻んだ部分も・・・(;´Д`)

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特に顔のパーツは複雑すぎてやばかったです。
引っ張ると割れるのでぴったり作らないといけません。

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逆に外に取り付けるだけのこういうのは簡単。

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かなり時間はかかりましたが、なんとか無事?に形状が揃いました。
ウンリュウとシラヌイの2本の太刀は、放置すると反ってくるのが難点・・・
今でこそレジンを使い分けて対策できますが
当時はコスパ優先のレジンばかり使っていたので必死で伸ばしてました(笑

ここから先は普通の模型製作。
黒ですし、ディテール工作とか最低限にしてささっと塗ります。

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塗り分けも裏面などの最低限。
その代わり、ちょこっと凝ったマスキングで龍をマーキング。
私の作品だという差別化です。

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デカール貼って艶消しクリアで押さえました。
今回は関節色にシルバーなどのメタリックを沢山使って
外装の艶消しと対比させています。
フレームあんまし見えないんですけどね(;´・ω・)


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光造形3Dプリンターで出力した部品はレジンですので
質感はガレキみたいな感じになります。
表面処理と塗装を行えばプラとの違いは少なくなりますので
まぁガンプラに組み込んでも問題ないかと。

色々大変でしたがハイゼンスレイIIといい、このスサノオといい
オンリーワン」の作品が増えてくるとわくわくしますね・・・

ガンプラの一番いいところは「誰でも組める」「同じものがちゃんと組みあがる」
だと思っていますが
製作を重ねるにつれて「自分にしか出来ない」事をやりたくなるのは仕方がない所。
モデラーとして、この業界に少しでも爪痕を残したいので
今後もこんな感じでやっていきます。

ちなみに最近MGベースでウェルテクスも作りましたが
このMSは人気なので結構なモデラーさんが挑戦されてます。
自分の作品が埋もれてしまわないか心配でなりません(;´Д`)

それでは今回はこの辺で。
次は何を作ったんだっけ・・・??