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【レポート】 名もなきオープンマイク0(ぜろ) Vol.81 池上さんによるレポート!

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大阪からゲストととして参加してくださった池上さんが、丁寧なレポートを書いてくださいました。転載の許可をいただきましたので、こちらに掲載させていただきますね。

遠くから来ていただき、本当に本当にありがとうございました。

名なしの0 VOL.82は、8月29日開催。お楽しみに。

では、レポートのはじまりはじまり。

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朗読家GOKUさん主催のオープンマイク。
 →http://blog.livedoor.jp/nanashino0-2nd/archives/39823961.html
 朗読会やリーディングライブでなくオープンマイク。HPの告知文でも触れていますが、何でも受け入れるという気構えでやっておられます。もう81回目を迎えるので、最初からこんなバリアフリーな感じだったのではなく、やっている内に、こんなのもやっていいんだ。あららこれもありなの?という感じで広がって行ったのでしょう。

 GOKUさんとは「詩のボクシング」を介して知り合い、いつかの夏は大阪の我が家に泊まっていただいて、大阪城や下賀茂神社で勝手に朗読などしました。
 彼主催のオープンマイクにはいつか参加せねばとだいぶ前より虎視眈眈と機会を狙っていたのですが、開催地が長野で、基本毎月最終金曜という平日開催では有給休暇を取らねばなりません。僕の勤務先は最終週に繁忙期に突入するので有給を取るのは厳しいところがありました。
 でも辛うじて木曜で終わる月なら繁忙期の入りかけで大丈夫かもと思っていましたらあなたこの七月がばっちしそのタイミングでえいやあっで有給を取得したのでした。
 旅程も紆余曲折しました。当初は特急しなのでの往復を計画していたのですが、先の土石流で線路が流されて運休となり、夜行バスに切り替えました。そうしたら早朝に長野に着くことになって、まつもと歌舞伎の当日整理券配布の八時半に間に合うことになってしまいました。これは並べという天の配剤なので並んだら配布数八十に対して八十六番目だったのですが何とか劇場内に紛れ込むことに成功しました。面白かったです。惜しむらくは、帰りは東京経由の新幹線利用に変更したのに、大島健夫さんの二十四時間朗読ライブのことを失念していたことです。計画当初は長野で三日、と考えていたので、東京でのイベントをよく確認していなかったのね。気づいていたら、「名無しのゼロ」→「二十四時間朗読」というすごいはしごが出来ていたのに。

 さて当日、まつもと歌舞伎を数回のスタンディングオベーションを経て長野に向かったので、「名無しのゼロ」の会場入りがギリギリになってしまい、GOKUさんをやきもきさせてしまいました。
 会場に入ると、1から12までの番号が書かれた画用紙を示されました。番号は出演順を現わしていて、出演者がその番号の後ろに名前を書くことによって、出演順が決まるのでした。画用紙には、ゲストの「はなおと」さんが六番の枠に入っていました。僕は八和詩めぐむちゃんと相談の上、八番目に名前を書きました。
 あ。書き漏れましたが、僕と八和詩めぐむちゃんはもう一組のゲストとして二十分の時間をいただいておりました。GOKUさんは朗読ユニットとしてのパフォーマンスを期待していたようですが、ご存知の方はご存知の通り、僕と彼女の作風は真逆なのでユニットになりようがなく、前半の十分を僕が使い、後半の十分をめぐむちゃんが使うことにしていました。出演順を示す画用紙には「らっことかっぱ」と書き入れました。
 お客さんが徐々に来始めて、マイクの前で何かをやりたい人が画用紙に名前を書き込み、出演枠が埋まって行きました。最初に12までしか番号が書かれていませんでしたが、来たものはすべて受け入れる方針で、12を超える人が名乗りを上げれば枠を増やすだけのことで、時には終演が二十四時を越えるようです。

 さて開始。スタッフであり出演者でもある植草さんが最前列真ん中の席に陣取り、タイムキーパーとなっていました。出演者の出演時間は五分を基本とし、最長四分五十九秒の延長を認めています。五分から十分の間を自由に使えるとなったらかなりのことが出来ます。
 GOKUさんによる挨拶と、オープニングアクト。
 そして最初の出演者を紹介し、そのパフォーマンスが終わったら感想を述べます。時には植草さんと掛け合いで感想を述べます。感想が終わったら、次の出演者を呼び込みます。この流れでオープンマイクは進行しました。
 最初の青年はポエムを朗読しました。普段は歌を歌う方なのかな?初々しい朗読でした。
 次の方は、コントを披露しました。達者なコントでした。
 次の方は、手品でした。楽しいお喋り付きでした。
 次の方は、落語でした。佇まいに存在感がありました。
まさにバリアフリー。
 HPで、「主催者の度量を確かめに来い」と豪語しているだけのことはあります。
 次の方は、慣れないサンプラーを悪戦苦闘で操って何かを表現しようとしていました。
 六番目はゲストで、男女デュエット「はなおと」さん。素晴らしいライブでした。オープンマイクなのにアンコールまで求められました。
 次が植草さん。上半身裸になって乳首を弾きながら朗読するのと、号泣議員の物真似朗読が面白かったです。作風が僕とかなり被る方だったので、この後にやるのがプレッシャーとなりました。
 その次が僕。初めての場で朗読する際の決まりごとなので、生まれて初めて詩らしきものを書いて生まれて初めて人前で朗読した「波平の毛」をまず読みました。その後、「あ段の詩」「波平の毛2」「あ段の詩2浪速の商人激闘編」を読みました。
 続いて八和詩めぐむちゃん。艶やかな浴衣姿でしっとりした詩を朗読した後に、即興朗読を二編。お題はお客さんから募って、一つ目は「海」で、二つ目は「青春」でした。この二編の朗読は長野の人たちの度胆を抜いたようで、GOKUさんも植草さんも感心しきりでした。彼女があちこちで抜いた度胆をこっそり持ち帰りタッパに詰めて冷凍保存していることはここだけの秘密です。
 出番が終わってビールも飲んだので、この後の記憶はややあやふやとなります。
 GOKUさんがプロデュースしようとしている方が出て来ました。GOKUさんに椅子に座らされ、眼鏡をずらされ、片方の靴を脱がされ、靴下を半分脱がされ、これでいいと頷かれてから朗読しましたが、高尚な内容でした。
 浴衣姿の綺麗なお姉さんも朗読しました。
 あと何人かいたような?

 最後はGOKUさんの朗読。圧巻の朗読で、全部最後に彼に持って行かれました。いいなGOKUさんGOKUさんいいよ。
 僕は色々なオープンマイクに参加して来ましたが、これほど雑多な出演者がひしめくのは初めての体験でした。この何でも受け入れるごった煮のライブを、GOKUさんが額縁となってきっちり引き締めておりました。逆に言うと、GOKUさんという存在があるから、皆安心して勝手気ままに振る舞えるのかもしれません。

 八十一回目の開催を終えて、いよいよ百という数字が具体的な数字として見えてきた「名無しのゼロ」。大阪からだと新幹線を乗り継いでたったの四時間半、東京からだと乗り継がないで一時間半ほどで着けます。せっかくなので戸隠神社や善光寺や松本城観光など盛り込めば楽しい旅行となるでしょう。
 お薦めです。

 レポート:VOL.81 ゲスト 池上宣久氏

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 池上さん、ありがとうございました。

 皆様も、ぜひ旅の途中でオープンマイクにお立ち寄りください。

 GOKU

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