詩人/朗読家GOKU ことばのさきに、こえでこぎだす。

詩人/朗読家 GOKUの活動の告知。 レポート。人。所。日々。 そして詩。

意識が身体をひきずって階段転がる深夜2時この世とあの世の境界の細道転げて深夜2時昨日と今日との境目の記憶の朧の扉開(あ)き草木の意識の溢れたる鬼の門戸の鍵の開(あ)き幽霊どもの闊歩する深き闇夜の深夜2時眠れぬその子が握り締む電話は常世を通り過ぎあらざる国 ...

我が家が更地になるほどの有象無象がやってきてなにもかもを失うと全ては壮大な悪戯であったと種明かしされる有象無象もその壮大な悪戯のために私と同じに家を失っている泣くに泣けないその悪戯はなんのための悪戯かみんなで失って笑い合おうにも笑えぬはずが笑えるから不思 ...

枕の中から声言葉の私は何も言い得てはおりませぬひどく各々がずれを持ち合わせそのずれが翼となり羽ばたくのですですから詩などと言うものほど人にまるで違う景色を 世界を見せるものもないのですあてずっぽうに歩いたその先の砂浜に誰かがいたらその人とは親友になれるか ...

二十代後半で病んで、私の人生は大きく舵を切った。猫を手本に生きる発想はそのころもち合わせてはいなかったけれど、無理をしてボロボロになっても、遂げることが最上とは思えなくなった。いささか早すぎる気づきだったと思うけれど、その舵取りによって、私は今を生きてい ...

ヒビ割れた指先から入り込んでくる隙間風指輪をはずして軽くなった薬指が日焼けしてない皮膚に戸惑っている寒々しい自由と温かな不自由欲しかったものは手に入れた途端に色褪せる透明なコップに注いだ水道の水の美しさに息を呑むそして飲み干す水が教えてくれる立っているこ ...

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