近未来二番館

「森の中の一本の木」から映画の話題だけこちらに引っ越しました。 映画のブログです。

2008年05月

「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター 」

AVP2 エイリアンズ VS. プレデター - goo 映画

<ストーリーなどは↑でチェック>

5月5日DVDにて


エイリアン


 

とにかく画面が暗すぎて苦痛。↑の画像で私はようやくプレデリアンの姿がようやく分かったくらいだ。前作の完全な続き。だけど、ああ・・・・。


 以前見た「エルム街の悪夢」と「13日の金曜日」のコンビネーションがあまりに酷かったので、同じような遊びかなと思っていた割にはなかなか楽しめた前作だったが、今回はそのエルム街の悪夢が蘇ってしまった感じだ。

 こうなると好きか嫌いかの問題かも知れないが、「エイリアン」も「プレデター」も好きなのできっと、AVP3が出来たら、また見てしまうと思う。

だけど今回は最初の犠牲者、病院でのシーンは、ちょっと女性にはきつい。吐き気と共に怒りが込み上げてきた。ホラーは好きでもスプラッタは嫌い。この微妙な線引きが難しい。何よりも悲しいのは、誰が死んで誰が助かるのかが、全て予想通りでキャラが読め過ぎると言う事と、収拾のつけ方が、「また、アレか。」とそれも予想通りなことだ。アメリカは遠く「バタリアン」の時からあればっかり。

 そのせいもあって、非常にB級映画っぽかった。が、実はB級映画ファンなのでお気楽に、お食事時間以外に楽しめる映画だったと思う。(暗くなければもっと・・)


ただ、前作では戦士プレデターに感情移入して応援してしまったが、今回はなんとなく後手後手に回っているような気がしてしまった。皮なんか剥いでいないで、もっとしっかりやれよというような気持ちも少々・・・

「ナンバー23」

ナンバー23 - goo 映画

<ストーリーなどは↑コチラでチェック>
 
ナンバー23

5月4日DVDにて
<多分、ネタバレなし>

さてと、と思って時計を見たら23分だった。・・・・汗

だけど、何かと何かをたして3で割ったらとか32の反対とか、こじつけじゃあ〜りませんかと言いたくなってしまった「23」という数字に取り付かれた男の物語。

私も実は数字と言うものが結構好きだ。特に素数なんかをじっと見ていると、なんとなく引きずり込まれる楽しさがある。

11+2=13 13+4=17 17+6=23 23+8=31 31+10=41 41+12=53 53+14=67 67+16=83 83+18=101  ふと思いついて遊んでみたら、なんかこれ面白くない?何で11からはじめちゃうかなと思って、3からやると当てはまらない。フムフム、って、この男じゃなくても少しは嵌る数字マジック。


 だけど、そこにオカルト的な恐怖が加わったら、やっぱりかなり怖いと思う。
彼がその日に本を見つけたことも、彼がのめり込んでしまった事にも全てに意味があったのだとだんだん分かってくる。


実はこの映画を劇場でやっているときに最終日のラストに観に行こうと思っていた。だが、ふと、もし私一人だったらと思って辞めたのだった。もし本当にそんな事が起きてしまったら、ストレートなホラー的なものとは違う、耐えられない神経に障る怖さを感じる映画だと思う。


一緒に見ていた連れ合いが言った。
「この人、ジム・キャリーに似ていない?」
似ていて当たり前だ。本人だもの。痩せこけた、目つきの鋭いその男にはコメディの欠片もない。
思うことは、日頃からの子供との語らいと理解。妻との信頼関係の構築かも知れない。

過去は消せないが、未来は選択出来る。


・・・今気が付いたので追記。この記事はこのブログにて23番目だった。ちなみにこの前の「インベージョン」は2008,5月6日の0時25分。2+8+5+6+25を2で割ったら、何になるの!?
もう、「23」はずっと私たちを見ているのよ〜〜!!!!!

「インベージョン」

インベージョン - goo 映画


インベージョン

5月4日  DVDにて


 ジャック・フィニイ「盗まれた街」という古典的SFが原作。映画化も5回目らしい。どうりで、ストーリーに目新しさは何もない。ああ、そうでもないか。感染し潜伏していたものが、レム睡眠によって発病してしまうと言う辺りが、目新しいかも知れない。発病が何を意味するのかと言うと、それはネタバレ。<終わりに行くほどネタバレしています。>


 だけど、眠らないなんてことは人間には出来ないことで、

It is absolutely impossible.
I cannot do.

と言ってみたくなる。(これは、単に英語を勉強しても使うところがないなぁと思っていたので、ふと使ってみただけ)
私なんかは、食後に必ず発病し、どんなに頑張っても、話している最中でも
「だから、そ」で寝てしまい「れは」は、夢の中の人には
―絶対に無理〜!―と言ってしまいたくなったストーリーだった。

  インベージョン



だけど、キッドマンは頑張った。が、知的で美しい彼女は、ジュディ・フォスターと並んで好きな女優だが、なんだかこの映画はキッドマンのイメージよりフォスターのイメージに近いものがあった。どうしてなのかは良く分からないが、どちらがやっても同じような気がしてしまったのだ。
どうでもいい事だが、そんな事を考える余裕がある映画だったかもしれない。

詰まらなくはない。結構楽しめる映画だ。ブログなんかを書いていなければ、「まあまあ面白かったよ。」で終わるかも知れない。だけど、書き出すと本音が出てきてしまうものだ。例えば、ご都合主義だと言う点。免疫持っているものが身近すぎる。ストリーが読めてしまいすぎる点。説教じみた「彼ら」の言葉をラストに持ってくるという分かりきった手法が気に入らない。

ストーリーの落とし方が、子供ドラマのように優しく甘い。恐ろしかった彼らが、自体の収拾と共に、何事もなく復活と言うのが例のない甘さだと思われた。

だけど、その甘さにホッとし救われる。そういうラストが 実は好きだ。

・・・・、死んだ人は戻らないけれど。うざかった元だんなとか。だからご都合主義だって言ったでしょ。




劇場版 相棒

相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン - goo 映画


相棒

5月3日、映画館にて。


かなり前から楽しみにしていた「相棒」を観て参りました。ドラマ版でもファンなので、少々難があったとしても、多分、あまり悪くは思えないに違いないと思っていました。それでも、ファン心理としては、子供を世に送り出すような気分・・?
何があっても、お母さんだけは見捨てないわ、ミタイな〜?


が、しかしですよ・・・、そんな心配、ばかばかしかったです。メチャクチャ面白かったですよ。映画ならではの力の入れどころが違いましたね。テーマも推理も、物語も満足で、あっと言う間の二時間弱です。

右京さんは右京さん、薫ちゃんは薫ちゃん、他のメンバーもそれぞれの「らしさ」が出ていました。テンポ良く右京さんの頭脳、薫ちゃんのアクションを畳み掛けるように見せるので、間延びする暇がありません。

逮捕劇からの後の展開は、唯一間延びしている場所かも知れませんが、そここそが「相棒」の、ただの刑事ドラマではない「らしさ」だったかも知れません。



  
相棒2

<以下、ネタバレしています。>続きを読む
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