◆護身術インターネット講座
この程、日本の『やんわり護身術の会』のご協力・ご好意を得て、タイにてインターネットによる講座を開講する事になりました。この『やんわり護身術の会』の護身術は、一般の方々が実践で直ぐに利用できるものばかりです。内容を見ればわかりますが、犯罪に遭遇したらその場から一刻も早く、その場から逃げるかを前提とした、本当の意味での護身術だと思います。ボランティアの都合や地方のためレッスンを受けられない方は、是非この『護身術インターネット講座』を受講していただきたく思います。料金等は一切ございません、無料の講座です。

※因みに、タイ警察が2010年認知した犯罪件数は殺人3410件、殺人未遂5009件、強姦4273件などで、いずれも日本の数倍から十数倍に上ります。

※動画の貼り付けやタイ語への翻訳は、順次充実していきたいと思っています。感想やご要望がありましたら管理人までお気軽にお問い合わせください。

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◆1.護身術:女性が片腕をつかまれた場合の逃げる対処例

相手の腕をふりほどき、打撃を入れて油断を誘い、その瞬間を利用をして逃げます。立ち位置を移動する事で力をいれなくても腕がふりほどきやすくなります。素早く腕をひきはなし、肋骨の切れ目の急所めがけて打撃を打ち込み、ひるんだ瞬間に逃げます。実戦で女性の力ではノックアウトは難しいので、無理をせずに逃げましょう。
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◆2.男性が遭遇しやすい片手で胸ぐらを掴まれた場合の対処例である護身術動画です。

胸ぐらを掴むケースにも相手との身長差や距離によって対応方法が異なりますが、次にくるパンチ、肘打ちや頭突きなどの打撃を予想して動く必要があります。力を入れると相手もリキんで反応してしまい、力がぶつかりあって技がかかりにくくなってしまうので、やんわりと技をかけていきます。スネ蹴り、金的、足の踏みつけなどの急所攻撃を初期動作で行うと、相手の気が散り入りやすくなります。片手で掴まれた場合の相手の肘をとり、後ろに引き倒します。片手で掴まれた指を重ねて折り曲げ動きを封じます。急所のため、かなりの痛みが発生します。押され気味で片手で胸ぐらを取られた場合に、肘を極めます。
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◆3.男性が遭遇しやすい胸ぐらを両手で持ち上げ気味に取られた場合の対処例である護身術動画です。

両手で襟首を掴まれて上に持ち上げられそうになるケースは想定されます。そのまま持ち上げて前方へ進んで壁に叩きつけたり、引き寄せて投げるなどが考えられますが、距離的に引き寄せざまに頭突きがくるのを一番に警戒しなければいけません。顔の前でまずブロックします。あからさまにブロックすると相手に動作を気づかれてしまったり警戒されてしまうので、ほんわりと手を開きます。ゆっくりとした動きで、相手の頭の側面に手を滑らせて、耳または髪をしっかりと掴み、自分が小さく回転してゆくと、相手もついてきますので痛みで自然に相手の手が外れます。目を突くという方法も適用できますが、相手を傷つけてしまうのでここでは耳をとります。
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◆4.正面から首を絞められた場合の対処の例です。

本気で首を絞められると一瞬で呼吸ができなくなり、とても苦しくパニックになりやすいので、シンプルな動きで対応する必要があります。相手の肘がまっすぐだと絞める力が入らないので、必ず腕が曲がっていて距離が近くなります。そこを利用し、指でのど仏の急所を押し込むように突きます。相手はむせかえるようになり離れます。その隙をみて逃げます。首を絞められたらすぐに行動する必要があります。シンプルすぎて動画がわざとらしいと思われるかもしれませんが、実際効果はてきめんです。この練習は苦しいので1日に何度もできません。このような局面にならない防犯意識・防犯対策をもって行動してください。
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◆5.後ろから首を絞められた場合の対処例である護身術動画です。

うしろから首を絞められるチョークスイーパーといわれる技をかけられた場合です。この映像では強く絞めつけていませんが、実際もし柔道や柔術経験者が行う絞めを受けますと一瞬で顔が真っ赤になり、呼吸できなります。数秒で気を失う危険がある恐ろしい状態です。すぐに腕を掴んでおろし、呼吸ができる状態を作ります。ここからはやんわりと相手の側面に手を伸ばし、耳または髪をギュッと掴み取り、ゆっくりとしゃがむように動くと、相手の体がついてくるので外れます。耳を掴む前に足で相手の足を踏みつけたりすると、相手が驚くので、掴みやすくなります。どのパターンでも相手を驚かせる、意表をつかせる技を入れる事で、注意力が欠乏して技に入りやすくなるのです。
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◆6.後ろから口を押さえられ抱きつかれた場合の対処例である護身術動画です。

後ろから片手で口を押さえられ、反対の手で腹や手を締められた場合、
このようなシチュエーションは犯罪目的で、男性がやられても気持ち的にビックリすると思います。体の自由が突然奪われるので、恐怖で体が動かなくでしょう。防犯対策としていきなり後ろからこのようなシチュエーションにならないように、夜間の歩行場所や、密室、行き止まり等を気をつけなければなりません。このような大きな恐怖を感じる場合はシンプルな技がオススメです。
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◆7.後ろから腕を掴まれた場合の対処例である護身術動画です。

歩いていたら突然、あるいは立ち去り際に、後ろから”ちょっと待てよ”と言われる風に、片腕を掴まれた場合、振り向きざまに何か攻撃されるかもしれません。防犯対策として、振り向く場合の危険を予想します。相手の正面ではない位置にステップして振り向くようにします。良い位置どりができれば、相手がたとえ次の攻撃をしてきたとしても、見てから反応できる距離ができるからです。これが重要です。ここでは、相手の足の後ろに自分の足をおき、後ろに下がれないようにしてから、腕と肩を持ち肩をカカトの方向へ落としてやると、相手が踏ん張れませんので倒れてしまいます。
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◆8.首筋にナイフをつきつけられた場合の対処例である護身術動画です。

逃げる事もできないので、こうなってしまったら絶対絶命のピンチです。
少し切られてもサバイブしなければいけません。この動画のように、ナイフを見せびらかしてないような状況でも、すぐにナイフは首筋まできてしまいます。まずは相手の手首曲げるようにして胸に押し当てて手首の位置を誘導すると同時に、体を開いてナイフとの当たらない距離を作ります。脇腹の肋骨の下あたりに強い打撃を入れて相手がひるんだ隙に、打った手で相手の外側から肘を曲げていきます。両刃であればここで相手の肩を切れます。手首を反対の手に持ち替えると手首が極まりますので、あとは刃が体に当たらないように相手を倒します。最後に必ず手首のナイフを取り上げてから逃げます。
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◆9.後ろから両手で抱きつかれた場合の対処例である護身術動画です。

ここでは携帯電話を使って抜け出します。手の甲の急所は携帯電話の角でグリグリ押すと嫌がって締め付けの力がゆるみます。携帯がなくても指を曲げて、とがらせた部分も使用できます。ゆるんだ隙に、相手の顔面に頭突きを入れて、ひるんだ隙に逃げます。
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