さて、いつまでホッタラカシなの??とご批判が飛んでしまいそうな程、日にちが開いてしまいました。申し訳ありません。

この間、何もしていなかった訳ではないのですが、今日はこの約10ヶ月近く、これまでに関わった生徒さん達をはじめ、いろんな場所で悩むCA志望者を見ながら思ったことを書いてみようと思います。

タイトルは『明日からの自分』。
CAになりたい人は大勢いて、規模の大小を問わなければ募集も頻繁にかかっている。
アチラを受けたりコチラにエントリーしたり、一定の条件をクリアしていればいくらでもチャンスはあるように思う。
新卒で就職活動を始めたばかりであれば、夢も希望も大きく、憧れの会社に入社している自分の姿を描くのは容易だ。

けれども、「書類選考」「筆記試験」「面接」「身体測定」etc・・・、段階が進むにつれて「不安」が募る。
落とされて、もう決してそれ以上先へは進めないことに初めて気づく。
まさに「後悔先に立たず」。
「たら・れば」の話を延々と繰り返しても何の役にも立たないので、気持ちを切り替えなくてはならないのだが、皆さんが振り返るのは「昨日の自分」。

「過去の自分」を変えようと思っても、所詮、無理な話。
変わるべきは「今の自分」そして『明日からの自分』。
経験に学ぶのは大事なことではあるが、失敗した過去を失敗した自分が見直そうとしても、オイソレと原因が見つかろうはずもない。
闇雲に原因を探し始め、勝手な想像で理由を決め付ける。
そこから迷路に入り込み、「何をどうやっても受かりません」と泣きを入れる羽目に・・・。

その段階でお目にかかる生徒さんは、大概「負」の化学反応でガチガチに固まっている。
それは「姿」であったり「仕草」であったり「気持ち」であったりと様々。
そもそもの原因は自己分析の失敗。
落ち続けている人の多くは、失敗する毎に原因を究明しなくてはと張り切って過去の自分を変えようとする。
真面目な人が陥りやすい罠。
「今の自分」を正しく認識せずに、過去の自分の失敗した点だけをいじくり回せば、まるで「ピカソの絵のようなあなた」が出来上がる。
考えすぎて、本来の自分の良さすら忘れてしまう。
「新卒」で涙を呑んで、他の仕事に就きながら「既卒」を目指す。
その中途半端な状態に耐えられなくなって、どっちつかずのまま不完全燃焼でくすぶり続ける。
こういう人の「既卒チャレンジ」はなかなか成功しない。

昨春卒業してからこの一年、己が立場を全うしながら地道に努力を続けた人がいる。
卒業当初、アチコチに応募しては書類ではねられた。
(新卒の時は書類で落ちることはなかったのに・・・・)、その気持ちが渦を巻き、ESの中にはいじくり過ぎた自分ではない自分が彷徨っていた。
「飾らないで・考えすぎないで・自分らしく」、この一年で成長した彼女には、この言葉の意味が理解できるようになっていた。

昨日入った「JALの二次通過しました」の報せは、「やっぱりな」と微笑みながら頷ける結果だ。
彼女は「CA受験に失敗した自分」をどうこうするのではなく、「CAになると決めた自分」が「今すべきこと」を全うした。
それはCAの受験勉強ではなく、自分の就いた仕事を一生懸命、やり遂げること。
この経験が彼女の「既卒受験者としての魅力」を育て、自信を与えた。

JALは「CAとして魅力的な人」を探しているのではなく、「魅力的な人をCAにする」会社だ。
「CA」のイメージの周りをぐるぐる回っているだけの人にはチャンスがない。
そんな事にも気づいていない人が余りに多い・・・、そう思い続けた10ヶ月間でもありました。


「今の自分」を冷静に見つめ、『明日からの自分』はどう変わって行くべきか、流れの真っ只中にいるとなかなか見極められない。
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