地域を守る人たち(旧:なんで屋)

人々の意識の中に、「どうしたら社会・地域を守れるの?」という意識が芽生えてきています。そのヒントとなる情報を紹介していきます。

「贈与経済」論(再録)・・・内田樹の研究室より その1

宮田さんの投稿(339811)の続きを内田先生が書いてくれている。

『「贈与経済」論(再録)』リンク より
―――――――――――――――――――――――――――――
商品への欲望が身体的欲求のレベルにまで鎮静したら、資本主義は崩壊してしまうとエコノミストたちは恐怖しています。でも、僕はそうは思わない。何か違うことをやればいい。とりあえず、昔に戻って「贈与経済」をやればいいんじゃないか、と。
贈与経済というのは、要するに自分のところに来たものは退蔵しないで、次に「パス」するということです。それだけ。

「自分のところに来たもの」というのは貨幣でもいいし、商品でもいいし、情報や知識や技術でもいい。とにかく自分のところで止めないで、次に回す。自分で食べたり飲んだりして使う限り、保有できる貨幣には限界がある。先ほども言いましたけれど、ある限界を超えたら、お金をいくら持っていてもそれではもう「金で金を買う」以外のことはできなくなる。それで「金を買う」以外に使い道のないようなお金は「なくてもいい」お金だと僕は思います。それは周りの貧しい人たちに「パス」してあげて、彼らの身体的要求を満たすことに使えばいい。ご飯や服や家や学校や病院のような、直接人間の日常的欲求をみたすものに使えばいい。タックスヘイブンの銀行口座の磁気的な数字になっているよりは、具体的に手で触れる「もの」に姿を変える方がいい。

続きを読む

「贈与経済」論(再録)・・・内田樹の研究室より その2

その1(339968)の続き

『「贈与経済」論(再録)』リンク より
―――――――――――――――――――――――――――――
法外なお金持ちがたくさんいるにもかかわらず、贈与経済がなかなかうまく機能しない理由がそれでわかりますね。贈与がうまくゆかないのは、贈与経済そのものが荒唐無稽な制度だからではありません。そうではなくて、贈れるだけの資産をもっている人たちが、それにもかかわらず贈与を行うだけの市民的成熟に達していないからです。適切なる「贈る相手」をきちんとリストアップできていないからです。パスを送ったときに、「ありがとう」とにっこり笑って言ってくれて、気まずさも、こだわりも残らないような人間的なネットワークをあらかじめ自分の周囲に構築できていないからです。貧乏なとき、困っているとき、落ち込んでいるときに、相互支援のネットワークの中で、助けたり、助けられたりということを繰り返し経験してきた人間だけがそのようなネットワークを持つことができる。その日まで、自己利益だけ追求して、孤立して生きてきた『クリスマス・キャロル』のスクルージ爺さんみたいな強欲な人が、ある日株で儲けたから、宝くじで当たったからと言って、このお金を貧しい人たちにあげようと思い立っても、どうしていいかわからない。贈りますと言っても、たぶんみんな気味悪がって、受け取ってくれない。
続きを読む

地方に共同体を想像するには、箱物でなく、自給自足する場に参加して、評価が得られるシステム(=共同体)が重要!

毎日新聞 平成30年9月26日
「第二の人生は「共同体」で」から引用
リンク

「CCRC」。定年退職などで第一線を退いた中高年たちが第二の人生を楽しむ共同体を意味する米国発の言葉で、近年は国内でも浸透しつつある。独自に構想を進めてきた茨城県笠間市を訪ねた。

笠間市内には、救急患者の受け入れも可能な急性期型の県立中央病院や、医療、福祉、保健の総合拠点である地域医療センターかさま、精神科医療を担う県立こころの医療センターがある。中略 そんなところを補ってくれたのが、自然豊かな環境を生かして2001年に開設された宿泊型市民農園「笠間クラインガルテン」(市農業公社運営)だった。

●茨城・笠間に農園 
 菜園付きのログハウス風宿泊施設が約50棟並ぶガルテンを訪ねると、石塚和子さん(59)が出迎えてくれた。中略 
 石塚さんは、東京・浅草で夫と2人暮らし。家庭菜園が趣味だった母親の影響で、もともと農作業に興味はあった。勤めていた大手百貨店を退職後、自宅でテレビばかり見る日々に「これでいいのかと思うようになった」のが、今年で5年目になるガルテンとの縁のきっかけだ。

続きを読む

お金がなくなる日がやってくる--信用×Techがつくる新しい社会とは

リンクより引用
//////////////////////////////////////////////////////////////////
今、お金を中心に大きな転換が起きている。GoogleやFacebook、Amazonなど、国家を超えたグローバルカンパニーが生まれ、お金の信用母体が国家にとどまらない動きがある。

日本初の決済ソリューション「NP後払い」を提供してきたネットプロクションズでは、2018年10月30日、貨幣を起点に、信用や価値のあるべき姿を考えるカンファレンスを開催する。当日は経済や歴史の専門家や起業家などが登壇。その中の一人、ブルー・マーリン・パートナーズの山口揚平さんに、お金のこれまでとこれからについて、お話をうかがった。

■20代に大型M&Aを担当して、感じた違和感

−山口さんは「いずれお金はなくなる」と言われていますが、現在お金はどのように変化しているのでしょうか。

2017年12月、『新しい時代のお金の教科書』という本を書きました。僕が「いずれお金はなくなる」と言っているのは、仮想通貨に代わるという意味ではありません。通貨の性質が変わるのではなく、お金というモノ自体がなくなり、人の営みに価値が生まれ循環する新しい経済システムができるということなのです。
続きを読む

無条件のベーシックインカム 500年にさかのぼる歴史

スイスの情報を発信するサイト、swissinfoより引用します
リンク

トマス・モアが著書「ユートピア」で無条件のベーシックインカムの思想を世に出してからちょうど500年後。スイスで、世界で初めてこの案の是非を問う国民投票が行われた。

「ユートピア」は1516年にラテン語で出版。無条件のベーシックインカムは泥棒を減らす方法として紹介された。無条件のベーシックインカムは「貧しい人々を救うためのもの」と説き、この思想の起源は中世の終わりから特に重要とされてきたと語る。

シュイ氏はスイスインフォに対し「このベーシックインカムを巡る議論の多くは、人々が受け取る金額をどう変えるかということではなく、ブランドイメージをどう変えていくかという内容に重きがおかれている。例えばそれを福祉ではなく、基本的人権ととらえてもらう、というように」と語る。

モアの時代から、この思想はジョン・F・ケネディ米元大統領の言葉を思い起こさせるような形で進化を遂げてきた。ケネディ元大統領はかつてこのような名言を残している。「人は死に、国は興亡するかもしれない。しかし思想は生き続ける」
続きを読む

イスラエルの農村コミュニティ「キブツ」

イスラエルの「キブツ」を実際に訪問した方の記事を紹介します。
記事ではこれをヒントに日本の中小企業が共同体化する可能性についても触れられています。


■イスラエルの農村コミュニティ「キブツ」とビジネスコミュニティ「モシャブ」(天下泰平リンクより)

:::以下引用:::

【前略】

イスラエルが独立して建国されたのは1948年。
最初のキブツがイスラエル国内に誕生したのは、ガリラヤ湖のキブツで1909年であり、まだイスラエルという国がない頃からユダヤ人による農村コミュニティが存在していました。
2000年近くも国がなく、流浪の民となって世界中に散ったユダヤ人。各地で迫害を受け続け、再び祖国に戻る流れが始まり、キブツという共同体を作って、そこで個々の財産もすべて預け、
「わたしのものはキブツのもの、キブツのものはわたし(みんな)のもの」
として、新天地に来て、砂漠を緑地化しながら農業を中心に共同生活が始まったのでした。
続きを読む

お金がなくなる日〜資本主義に替わる「記帳主義経済」〜

当たり前となっている市場社会だが、人類史的(縄文時代)には贈与社会の方が長かった。今、その贈与社会に近い考え方(=お金がなくなる日〜資本主義に替わる「記帳主義経済」〜)が興味深い。

ビジネスインサイダーより
リンク
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
僕が「いずれお金はなくなる」と言っているのは、仮想通貨に代わるという意味ではありません。通貨の性質が変わるのではなく、お金というモノ自体がなくなり、人の営みに価値が生まれ循環する新しい経済システムができるということなのです。このようなことを考えるようになったのは、僕が1990年代から大手コンサルティング会社で大型M&Aに関わった経験が影響しています。
企業は“法人”、すなわち法律上は人としての権利を持つ有機体とされています。しかし、M&Aではその価値が数字で計られ、売買されます。子どものころから“友だちは大事にしよう”と言われてきたのに、それはどういうことなんだろう、と違和感を抱きました。
企業の売買が原因で、場合によっては多くの人がリストラされ、死者が出ることもあります。そう考えると、もはやお金は武器です。
続きを読む

無数の小さな経済圏をつくり、なめらかな社会保障を実現する。ベーシックアセット(人生定額プラン)

リンク


◆無数の小さな経済圏をつくり、なめらかな社会保障を実現する。

資本主義は私たちに多くの恩恵とさまざまの課題を与えました。 疲弊感や閉塞感が漂う中、ポスト資本主義社会をいかに具現化するのか。 私たちは、トークンエコノミーによって経済圏を民主化します。 さらに、有形・無形のあらゆる資源を集積し、コモンズとして運用する「ユニバーサルベーシックアセット」の社会実装を始めます。人類に自由を。 ひとりひとりの人間が、それぞれの持つ資質を活かすことができる社会へ。

◆ポスト資本主義社会を具現化する。

戦後70年が経ち、私たちは時代の踊り場に立っています。私たちの祖父母以前までは、小さなムラ社会が無数に存在しました。戦後、金の卵世代と呼ばれる農村出身の若者が、都市の暮らしに憧れ、いっせいに上京し東京一極集中がはじまりましその後、高度経済成長を経て、豊富な選択肢、都市の利便性と匿名性、個人としての自由を得るなど、多くの日本人が物質的に豊かな暮らしができるようになりました。
続きを読む

若者が集う新しい集団のカタチ〜拡張家族Cift〜

私権収束の時代が終焉し、時代は本源収束の時代。
様々な方法で現代の人々は、繋がりを求めています。

そんな中で今『Cift』という集団が注目を集めています。
『拡張家族』として、私権時代の産物である核家族を解体し、新しい集団としてのカタチを作ろうとしています。

以下、リンク より引用
================================================================
>ミクロな視点から社会を捉える拡張家族
渋谷キャストのオープンとほぼ同時に運営がスタートしたCiftは、「良心を軸にした“ともに”ある生き方」を思考・実践・発信するコミュニティ。住人の一般公募はせず、発起人の藤代健介氏をはじめとする入居者のネットワークをたどって集まったメンバーが起居をともにする。

運営が始まった当初の住人は38名だったが、丸1年が経った現在、その数は54名に。共通項は、メンバーのほとんどが複数の肩書を持つクリエイターであり、多拠点生活者であること。肩書および拠点の合計数は、それぞれ100を超す。
続きを読む

「公共」を取り戻す活動がまちに魅力を生み出していく

公共空間を自分たちの居場所として「取り戻す」活動を実践している「ミリメーター」を紹介します。
リンク

(以下引用)
2017年10月、新宿駅東口の路上に突如「椅子」が出現し、人が思い思いに過ごせる仮設の空間がつくり出された。米国などでは、歩行者の空間を道路にも拡張し、座れる場所などを創出する「ストリートシーツ」という活動が行われており、その新宿版である。
『SHINJUKU STREET SEATS』には、東京都や新宿区も協力し、行政や地元商店街、学識経験者、警察関係者などで構成される協議会が主催した。オリエンタルコンサルタンツからの依頼により、同プロジェクトで設計とクリエイティブディレクションを担当したのが、ミリメーターだ。

ミリメーターは、宮口明子氏、笠置秀紀氏による建築家のユニットであり、2人はアーティストでもある。

続きを読む

ランキング
にほんブログ村 ニュースブログへ

人気ブログランキング - 路上で世直し なんで屋
コメント
トラックバック
人気ブログシステムトレーダー監修 30万円から始められる日経225先物システムトレード 1日5万円儲けるための投資術 (人気ブログシステムトレーダー監修 30万円から始められる日経225先物システムトレード 1日5万円儲けるための投資術)
日刊NewStream(2011年9月21日付)〜iPhone5の全世界発売停止訴訟!〜
記事検索
月別
人気ページ
アクセス解析
  • ライブドアブログ