ないとう@なんで屋です。大阪では参院選挙の関心低いなあと思っていたんですが、19歳の若者は選挙の話に興味を示していたので、東京ほどではないにしてもそこそこ関心はあるようですね、やはり。

参議院 選挙参議院選挙は半分ずつ改選されるので、今回の選挙では242人÷2=121人が入れ替わりの対象です。この121人は、73人が選挙区から選ばれ、48人が比例代表から選ばれます。

選挙区の選挙は、各都道府県の候補者から一人選んで、名前を書いて投票するというやつです。で、各地区で得票数の多い候補者から順に当選していきます。分かりやすいですね。今回の選挙では、もう一つ「比例代表」も行われます。

日本の比例代表は、複雑な仕組みになっているので、分かりにくく、このブログでも過去記事にアクセスが集まっているので、もう一度おさらいしておきましょう。

そして、この「参議院選挙 非拘束名簿式比例代表制」の仕組みに、今回のようなタレント候補の乱立の原因があります。

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★参議院選挙 非拘束名簿式比例代表制とは?

衆議院の比例代表では、あらかじめ各政党ごとに順位が振ってある名簿を作ってあります。投票に行った人は、「政党名のみ」を書いて投票することになります。それを全国で集計して、各政党の獲得議席数が決まります。例えば、自民党が比例代表で20議席獲得できる事が決定すれば、名簿の上から20位までの人が当選です。

非拘束名簿方式とは、この”名簿”がありません。では、順位はどうやって決めるのか?

非拘束名簿方式比例代表制の投票では、「政党名か候補者の名前」のどちらかを書いて投票します。そのどちらも各政党の得票数としてカウントします。

 政党の獲得票数=「政党名を書いた票数」+「その政党の名簿にのっている候補者名を書いた票数」

非拘束名簿方式

 

 

 

 

 

 

 

 

同時に、候補者名が書かれている投票用紙を集計され、自動的に名簿が作られます。各政党の獲得議席数と名簿が開票時に同時に決まり、誰が当選するか、は衆議院と同じです。

(※各政党の獲得票数から獲得議席を決めようと思っても、『得票率×議席数=獲得議席数』とはなりません。そんなにキレイに割れないからです。なので、日本では衆議院でも参議院でもドント方式という計算方法を使います【ドント方式は過去記事を参照】 この方式は大政党に有利に働きます。)

加えて、参議院選挙の非拘束名簿式比例代表制は、タレント候補の乱立を誘発すると言われてきました。全国的に名前の知られているタレント候補がある党から比例代表で立候補すれば、その人の名前を書いて投票する人はむちゃくちゃ増え、それらは全て各党の獲得票数としてカウントされるからです。

★政党α
タレント候補A 100万票
一般候補A    10万票
一般候補B    5万票

★政党β
一般候補    20万票
一般候補◆   15万票

例えば、上記のような投票結果であれば、政党αの獲得票数は115万票/政党βの獲得票数は35万票で、この票数に合わせて獲得議席が決まります。これだと、政党αは3人全員当選!ですが、政党βは全滅(-_-)です。

また、衆議院選挙では政党によって名簿の順番が決められてしまっているので、下の方の順位の人はどうしても頑張らないこともあったのですが、非拘束名簿式の場合、自分が頑張れば頑張っただけ、名簿の順位が上がり当選しやすくなるので、比例代表の候補者は全国を行脚し、「(政党名ではなく)自分の名前を書いてもらう」ことに必死になります。(現に、なっています)

今回の参院選挙でタレント候補が乱立した理由、分かりました?

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