みなさん、こんばんは☆
身近な場を充足に変える『週刊NewStream』
をお届けします。

今回のテーマは「2011年の世界情勢を読み解く!」です。
worldmap
(クリックで拡大)

続きの前に、↓応援お願いします☆
人気ブログランキングへ にほんブログ村 ニュースブログへ
2011年も残すところあとわずかです。今年は、日本に留まらず、世界的にも大きく変動した年だったと言えるでしょう。おそらく来年は、さらに変動が加速 する年となるはずです。

その変動を予測するためにも、まずは今年の出来事から、その背後にある「構造」を明らかにしていきたいと思います。


まずその「構造」を明らかにする上で、一つ重要な視点があります。
それは、国際金融資本家と呼ばれる、いわゆる「金貸し」の存在です。実はこの「金貸し」の動向が、世界情勢に大きな影響を与えていることが、ここ数年徐々に明らかになってきています。(彼らは、近代市場の枠組みを作り上げてきた張本人でもあります)

この「金貸し」の代表的存在が、欧州「ロスチャイルド」と、米国「ロックフェラー」です。

top3
(クリックで拡大)

ロスチャイルドは、18世紀のドイツの銀行家に始まり、ナポレオン戦争での株取引で一大財閥へと成長。その後は、米中央銀行のFRBや日銀の設立に関与、ユーロ創設の牽引役ともなり、金融で世界支配を強めていった経緯があります。

一方のロックフェラーは、19世紀に石油事業で米国の大財閥へと成長。その後は、莫大な財力をもって「シティバンク」等の金融産業や、軍事産業を傘下に収め、同じく世界の一大財閥へとのし上がりました。

このロスチャイルドとロックフェラーは、20世紀初頭より世界の主導権をめぐって勢力争いを続けてきました。近年では、リーマンショックに端を発した金融危機により、金貸しの勢力争いは熾烈を極めており、それらの動向が世界情勢に大きな影響を与えていることは間違いありません。

よって今回は、この「ロスチャイルド」と「ロックフェラー」の勢力争いという軸で、2011年の情勢を押さえていきます。


●中東の情勢〜金貸し勢力の主戦場となった中東〜
ejipputo04

2011年は、昨年末から始まった「中東民主化革命」によって幕を開けました。2月にはエジプトのムバラーク氏が大統領辞任に追い込まれ、革命はさらにリビア(カダフィ政権)にも飛火しました。

革命により政権を転覆させられたムバラーク氏は「核兵器開発で米国をけん制」しており、カダフィ氏は「強硬な反米主義」でした。
そのため彼らの制裁を目的にロックフェラーが扇動した可能性が高いと考えられます。


しかし、欧州ロスチャイルドの介入によって革命が拡大し、ロックフェラーが中東諸国の情勢を制御し切れなくなっていきます。これまで中東の戦乱を長引かせる(=米軍を駐留させる)ことで、軍事産業の活性化と地下資源の利権を貪ってきた米国が、中東に派兵する理由を絶たれます。まず中東派兵の最大の理由であった9.11テロの首謀者アルカイダのビン・ラディン氏が5月に、次にカダフィ氏が10月に相次いで殺害されたのです。

またロスチャイルドが中東諸国への関係(革命によって樹立した新政権への支援等)を強めたため、ロックフェラーの中東への支配力が弱まり、以前のように米軍を駐留させることが出来ずに撤退を余儀なくされました。

これを契機にロスチャイルドは、産油国であるサウジアラビアに原発計画を打ちたてています。また欧州と結びつきが深いトルコは、米国の支配下にあったイラク北部に軍事侵攻し、イランは米軍無人偵察機を捕獲し、米軍の返却要求を無視して機密情報を盗み出そうとしています。

中東諸国をめぐる金貸し勢力の争いの結果、ロックフェラーが石油利権の基盤である中東諸国の支配力を失いつつあります。これはドルの後ろ盾(保証)であった石油利権を失うことを意味しており、ドル暴落の危機が一層高まることになりました。


●世界の情勢(米・露・亜・欧州)〜金貸し勢力の争いはドルとユーロのチキンレース〜
首脳02

福島の原発事故で世界的な原発反対運動(ドイツ・イタリアが原発中止等)が巻き起こり、推進派のロスチャイルドが衰退していきます。

欧州では、これを契機にロックフェラーが、7月にギリシャ危機を再燃させ、周辺諸国へと波及する欧州(ユーロ)危機を仕掛けます。この仕掛けに対しロスチャイルドは、8月にモナコ57カ国会議を開催し、スイスフランによるユーロの無制限買い支え(表向きはフラン高の抑制)を実施し、ユーロを延命させています。

米国では、ロスチャイルド勢(投資家ジョージ・ソロス氏)の支援によって、9月に「ウォール街のデモ(労働要求、格差社会批判)」と「預金引出運動(大手銀行潰し)」が拡大し、米国債(ドル)暴落の危機が高まっています。これに対しロックフェラー(米国)は、国債の上限枠(債務上限)を改正し続け、なんとかドル暴落をしのいでいる状況です。

金貸しは、現在のバブル化した金融経済の崩壊(世界中の国債暴落)を見通しており、再統合での主導権(生き残り)を賭けて、ドルとユーロのどちらを先に暴落させるかのチキンレースを闘っているのです。

一方、新勢力としてロシアと中国が台頭し始めています。
ロシアは、中国・欧州と組んでガスのパイプラインを敷設するなど、エネルギー戦略を中心に勢力を拡大しています。その動きをけん制するために、金貸し勢力は来年3月の選挙に向けゴルバチョフ氏を先頭に立て、反プーチン運動を後押ししています。

中国は、ロシアとの自国通貨決済による貿易を拡大させてドル外しを進め、また空母の建設など軍事増強に余念がありません。これに対しロックフェラーは、中国周辺諸国と手を結んで米軍を配備し、アジアに中国包囲網を形成しようとしています。

また米国の極東における敵役に仕立て上げられていた北朝鮮の金正日が、ロスチャイルドによって年末に殺害(死去報道)されています。敵役を潰されたロックフェラーは、北朝鮮の跡目争いを新たな火種として演出し、北朝鮮が核を保有していることを理由に軍事介入することを狙っています。

金貸し勢力の争いは、世界の国債大暴落という最終決着に向けて、世界中で様々な現象を引き起こしてきました。また今年は中東で熾烈を極めた金貸し勢力の争いが、次第にアジア(極東)へと戦場を移していっています。


●日本の情勢〜金貸し勢力に完全に支配される日本〜
gen

日本における最大の事件は、東日本大震災による福島原発事故です。この事故で原発の危険性が明らかになったにも関わらず、政府・マスコミは未だに原発(再稼動)を推進しています。これは背後で、世界のエネルギー戦略で逆境に陥っている原発推進派のロスチャイルドが、大手マスコミを使って圧力を掛け続けているためです。

またこの間の混乱に乗じて民主党の小沢氏が、金貸し支配を突破する新政権樹立を試みますが、金貸し勢力によって民主党が内部分裂し、失敗に終わりました。

この原発事故と円高による経済不振の解決策という大義名分のもと、野田新政権は日本にとって利益の無いTPPへの参加交渉を開始します。この背後では、ドル暴落の窮地に陥っているロックフェラーが生き残りを賭けて、日本の富を搾取するために政府・マスコミに圧力を掛けているのです。

これらのことから、日本は依然として金貸し勢力に支配されている構造が見えてきます。


●2012年に向けて〜大衆発の新たな可能性が開花する年へ〜
kyoudoutai

ロックフェラーとロスチャイルドの覇権争いが世界に及ぼす影響は、来年以降も続いていきます。世界中の国債暴落が近づくにつれて、更に熾烈に露骨になっていくことが予想されます。中東から極東へとその火種は移行し、日本も巻き込まれていくでしょう。いずれにしても1〜3年の間に、世界経済の破局が現実のものとなります。

日本に限って言えば、今後は原発による放射線の問題が更に明らかになっていくと同時に、TPP参加による不利益も顕在化し、生活状況が悪化していくことになります。

しかし、一方で2011年は原発事故への対応やTPP加盟論議などから、マスコミの偏向報道や政治家、官僚の無能ぶりも明らかになりつつあります。こうした状況を捉えて自ら情報を模索したり、考えたりする気運が一般大衆の中で生まれ始めています。

そしてその気運に後押しされて、地方から政治改革の流れが進み、地方政党の躍進が進んでいます。名古屋市長選、東京都知事選、大阪W選挙など、金貸し支配下の既得権益にしがみつく行政や議会に対抗する新勢力が支持されてきました。それは金貸し支配を突破していく大きな可能性の芽生えと言えます。

この気運を加速していくためにも、今求められていることは、事実構造をつかみ、そしてそれらを発信していくことです。なぜなら、こうした事実を知ることで、初めて問題の中身がわかり、判断することが可能となるからです。それは決して難しいことではなく、既にツイッターやブログでの発信などマスコミに代わる一般大衆の情報発信勢力が形成されつつあるのです。

2012年はそうした大衆発の新たな可能性が開花する年となることを期待し、私達もそうした気運を高めていく一翼を担うべく、今後も事実情報を発信していきます!

どうぞ、これからも応援よろしくお願いします☆


★2011振り返る3
(クリックで拡大)


(参考記事)
・序文
「ロックフェラー・ロスチャイルド・欧州貴族」って何?(1)〜石油利権でのし上がったロックフェラー〜
「ロックフェラー・ロスチャイルド・欧州貴族」って何?(2)〜欧州貴族の金庫番ロスチャイルド〜 

・中東の情勢
『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【10】まとめ(1)金貸し支配との関係はどうなっているのか?
『なぜ今、中東民主化が起きているのか?』【11】まとめ(2)日本との関係?
中東革命の今後 自らが作った矛盾に嵌っていくアメリカ

・世界の情勢
ドルとユーロのチキンレース 〜ロスチャイルドと手を組んだ欧州貴族 vs ロックフェラー帝国〜
欧ロスチャイルドと米ロックフェラーが暴落の引き金を引くタイミングは、どのような状況で生まれるのか?
NYから東京にまで広がったデモ。これは一般市民から自然発生的に拡散しているものではない?

エネルギー市場はどうなっている?(8)〜【中間整理】追い詰められるロックフェラーとさらなる利権拡大を狙うロスチャイルド、その傍らで存在感を放つロシア
エネルギー市場はどうなっている?(10)〜破局後の覇権獲得を狙うエネルギー大国ロシア〜

米オバマ政権のアジア太平洋軸足戦略は欧州寡頭勢力の対中戦略のため〜新ベンチャー革命より(1)
米オバマ政権のアジア太平洋軸足戦略は欧州寡頭勢力の対中戦略のため〜新ベンチャー革命より(2)
金正日死去で高まる?極東戦争リスク

・日本の情勢
東北地方太平洋沖地震〜原発は必要か否か23 「原発は、頭のてっぺんからつま先まで“ウソ・騙し”」
野田新首相誕生 小沢の連敗と民主派の挫折
内閣不信任案のドタバタ劇2 ロスチャイルドに切られた小沢一郎
内閣不信任案のドタバタ劇3 能力的にも「小沢一郎は終わった」
生き残りを賭けたアメリカの日本植民地化計画=TPP締結問題 〜日本政府はアメリカ盲従をいつまで続けるつもりなのか〜

・まとめ
2011年の世界情勢を振り返る(1)【全体編】
【TPP問題の本質に迫る!】週刊NewStream(社会)Vol.G1