私権収束の時代が終焉し、時代は本源収束の時代。
様々な方法で現代の人々は、繋がりを求めています。

そんな中で今『Cift』という集団が注目を集めています。
『拡張家族』として、私権時代の産物である核家族を解体し、新しい集団としてのカタチを作ろうとしています。

以下、リンク より引用
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>ミクロな視点から社会を捉える拡張家族
渋谷キャストのオープンとほぼ同時に運営がスタートしたCiftは、「良心を軸にした“ともに”ある生き方」を思考・実践・発信するコミュニティ。住人の一般公募はせず、発起人の藤代健介氏をはじめとする入居者のネットワークをたどって集まったメンバーが起居をともにする。

運営が始まった当初の住人は38名だったが、丸1年が経った現在、その数は54名に。共通項は、メンバーのほとんどが複数の肩書を持つクリエイターであり、多拠点生活者であること。肩書および拠点の合計数は、それぞれ100を超す。

居住室は19部屋で、1部屋にひとりで住むメンバーもいれば、複数人で暮らすメンバーもいる。それぞれの部屋に特色があり、赤ちゃんの集う部屋があれば、雀卓の設置された麻雀部屋もある。基本的にはどの部屋も開放されており、住人であれば自由に行き来できる。また、共有のリビングやキッチンも用意されている。

>「Ciftは、“ともに働く、ともに暮らす”をコンセプトに掲げています。“拡張家族”というヴィジョンを共有した意識で繋がる家族を体現しつつ、一方では法人組織でもあり、クリエイター同士がスキルを活かして外部の企業とコラボレーションすることもあります。何をするにしても、54人がひとつの組織体であるというのが前提です」

そう語るのは、運営スタート時からのメンバーであり、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師としての顔も持つ石山アンジュ氏。石山氏は、Ciftの理念に共感して入居を決めた。1年が経過した今は、自身の内面に大きな変化を感じている。

「ここには子どもたちがいるので、私もたまにおむつを替えたり、洋服の着替えなど子育てに参加させてもらっています。そうしているうちに、『小さな母性』みたいな感覚が生まれてきて。血が繋がっていなくても、ここで暮らす家族一人ひとりの生活を“自分ごと化”するようになりました」

>石山氏の話に深く頷くのが、2017年10月に入居した外山雄太氏。外山氏はオープンリーゲイで、関連のサービスを展開する会社Letibee(レティビー)を運営する傍ら、グラフィックデザイナー、イラストレーターとしても活動している。
Ciftに興味を持った理由は、地縁血縁とは異なる「多様な家族のあり方について考えてみたかった。ゆるやかな家族関係を実践できる場所だと思ったから」。はたして、その予感は見事に的中した。

「ここで暮らしていると、いい意味で自分自身が揺さぶられるんです。たとえば、ゲイの僕にとって、子どもを持つという感覚は永遠に“自分ごと化”できないと思っていましたが、Ciftでは家族の子どもと触れ合う機会に恵まれています。なので、このコミュニティにいることで、自分自身とリンクする物事がどんどん増えていっている状況です。街中を歩いていても、ネットサーフィンをしていても、圧倒的に入ってくる情報や気になることがらが増えました。そういうふうに、自分が少しずつ変わってきていますね」

2人が内面の変化を感じるのと同時に、コミュニティ全体の結びつきも日を追うごとに強くなっている。毎週テーマを設けずに行う家族対話や、月に1度の家族会議といった場で何度も意思決定を共有していくうちに、家族であるという意識は一層高まっていく。また、日々の食事をともにすることで、互いをより深く知るようになる。ただし、外山氏は、特殊でユニークな家族関係が築けている理由は別にあると話す。

>ここで一度、「豊か」という言葉の意味について考えてみたい。石山氏は、「寂しさや不安がなく、安心して過ごせる状態が本来追い求められるべき豊かさではないでしょうか」と、言葉に熱を込める。

「都心では単身世帯、核家族世帯が過半数を占めていて、衣食住すべてを自分の力で賄わなければいけないというプレッシャーがあります。何となく孤独で不安、という思いを抱えていらっしゃる方も多いと思います。そんな社会だから、仕事・生活・精神的にも補完し合えるコミュニティが必要になってくるはずです」




望月宏洋