2014年05月
政府の規制改革会議が農業改革案を公表していますが、その中で「JA中央会廃止」が打ち出されています。JA熊本中央会で主に農政を担当してきたOBとして少なからずショックを受けています。農業側から行政・政治との調整、いわゆる農業者の‟代表権機能”として中央会が運動・交渉等の役割を担っています。農業及び農業者が多様化するなかで、「農家の所得向上と国民への食料の安定供給」を、誰が責任を持って取り組むのだろうか。行政が?政治が?信じられない。少なくとも中央会はJAの賦課金で、JAは農家の経営で成り立っているのだから中央会でしょう! 中央会の存立意義が理解されるためにも、職員諸君!がんばらにゃんタイ。
田尻恒憲
田尻恒憲
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