鐘
    






◆山寺の鐘をつく

お元気ですか?

私は、こう寒いとついつい朝寝をしてしまいます。前の晩、飲みすぎるとなおさらです。みなさんはいかがですか?

せっかく山の計画をしていても、布団から起きるともう10時。まして現地までの道路が積雪してるとなると、山歩きのモチベーションなんてどこえやら。また布団にくるまってし舞います。

でも、そんな日はゆっくりと山のお寺を巡ります。山の古寺はちょうどよい森林浴とウォーキングの場所だと思います。ましてそこに鐘があると、おもむろに「ゴーン」と一突き。その音は自分や山に長がーく響きわたり心も洗われる思いです。

お寺の由緒の看板をみると、建立何年というのがわかりますので、お寺周辺のその時代の自然の風情を想像しながら境内を巡るのはとても歴史を感じるものがあります。

今回のおすすめは百斉寺。琵琶湖の湖東三山のお寺です。他のお寺もなかなかですが、山の古寺で鐘をつくならこの「百斉寺」です。聖徳太子の時代の建立当時の百斉寺の周辺は多分茫洋とした自然の里山だったのではと。夜は明かりもない闇夜の世界だったでしょう。満月の夜は木々の黒々とした影があやしく、野生の動物たちが目だけ光らせて息を潜めたいたのかもしれません。

百斉寺は紅葉で有名ですが年中山寺の雰囲気を満喫できる鐘のつけるお寺です。