7月上旬にロープウエイを使って日帰りで木曾駒ケ岳にいってきました。
千畳敷からの宝剣岳界隈だけだといくら軟弱登山とはいえちょっと気恥ずかしく、なんかあまり人の行かなさそうなところがないかな、と地図を見ていたら「濃ケ池」というなにやら別天地のようなところを発見!千畳敷まで快調に登り、そのあとは緩やかに下って「濃ケ池」を目指しました。
ところが、宝剣荘から夏道なら1時間もかからないコースタイムの緩やかな下り道のはずが、途中からべったり固く締まった残雪のトラバースとなり、なんと一時間以上もロスしてしまいました。ストックと軽アイゼンのみ。万一滑落したら停止できるかどうか、微妙な斜度と雪の固さ。ズボ足キックステップのほうがよさそうにも思えましたが、軽アイゼンとストックにすべてを託しました。
都合、沢筋の短く見積もっても100メートルくらいのトラバース5本ほど、やっとの思いでたどりついた「濃ケ池」は雪解け水が豊富に流れるやはり別天地でした。下界の暑さにすっかり初夏の山の残雪を忘れていたのか、準備不足に泣いた山行でした。
コースや詳細は、YAMAPよりどうぞ