9月の第二週、台風の合間に横尾から奥穂、涸沢岳、北穂南稜、横尾と周回してきました。

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青春18きっぷで京阪神を早朝出発でて、その日のうちに北アルプスのテン場や小屋に着けるところは思いつくところで小梨平、雷鳥平、わさび小屋かな?当初のルートは小梨平、奥穂、前穂、の周回を考えていたが予定の3日間のうち二日目、三日目が雨予報しかも雷注意なので、青春18きっぷは使わず新幹線&特急しなのを乗り継ぎ、好天の中、出来るだけ奥まで入っておこうと思い、横尾まで直行。

横尾のテン場でまったりして夜は満点の星空を眺め、ほんとに明日から雨なのかなと訝りつつ二日目、やはり午後から雨予報のため横尾から奥穂高ピストンの予定に変更。うす曇りの涼しい中順調に奥穂着。穂高山荘で十二時前、天気は相変わらずうす曇り。飛騨側からは爽やかな風が吹きあがってくる。なので、涸沢岳から北穂南稜を下って横尾に戻ることに再度変更。結局南稜あたりでは青空も見えはじめ、これなら涸沢までテントを運んでもよかったかな、と後悔。
18時半ころ横尾着。やはり今夜から雨の予報。吊尾根や重太郎新道を雨の中歩くことを考えるとこれで正解と自分に言い聞かせ就寝。でも夜中には星空がテントから見えた。

三日目、本来なら雨の中上高地へ帰る予定が見事な晴天秋空。これなら当初の予定通り歩けたな、と少し恨めしかったけど、濡れながら景色もみえず遠雷に急ぎ足で岩稜を歩くことを思えば、、秋の空は読めないよとあきらめた。今回の反省は強いて言えば予定変更が多すぎたことかな。

そうそれから重大なミス。涸沢岳から北穂への稜線でとあるハシゴを下りきったところでザレ場に突入。ヘタをすればズルズルと蟻地獄のように滑落も。なんとか脱出に苦労した。原因はハシゴから下を見たときにこれが道だと思い込んだこと。ハシゴを降り立った90度右に道は続いていた。ハシゴや鎖の終りには必ず立ち止まって進む方向を確認、これが二つ目の反省。

ということでほろ苦い山行になりました。

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