実に世の中には偉い人がいる。
いやなに、偉人のことを言おうというのでもないし、近所の勤勉な人に語ろうというのでもなく、カメラをカメラとして当たり間に使っている人たちだ。
予算や用途にあわせ、雑誌などで下調べをして、店員などに聞き、愛犬を撮ったり旅行を撮ったり、子供や孫を撮る。
へぇ〜〜!もうこんなにかわいいお孫さんがいるんですか!!かわいいですね〜〜(これはお世辞ではなく本当にかわいく写っている)。
おばあちゃんとしては、孫のかわいい写真を撮るのに必死で、工夫をこらす。
最も最近はカメラは「携帯電話」だ。

こんな、当たり前な幸福な、全うなカメラの使われ方、私は尊いと思う。

カメラ。。。私は何故だか好きで好きでたまらず、強力な煩悩としてカメラ欲を持ち続けている。
しかし、芸術写真を撮ろうという気はさらさら無く、又その根性も無い。
カメラだけが増えていく。そして疲れて手放してしまい、ほとぼりが冷めて又買う。。。
だから普通にカメラを使う人が、本当に偉いなぁと思うのだ。

そんな中、一人の男に思いを馳せる。
冒頭で言った「偉い人」の味方だった男、ジョージ・イーストマン。
KODAKという巨大な企業の創設者だったが、彼が最初に出したフィルムカメラ(これは世界初のフィルムカメラでもある)は19世紀末、今の使い捨てカメラと同じような物だった。
箱型で、シャッターを押すだけ。KODAKにカメラごと送る、写真と新たにフィルムを詰められたカメラが返送されてくる。

このTHE KODAKと命名されたカメラによって撮られた写真を、カメラの歴史を扱った本で見たことがある。1枚は、THE KODAKで撮影しようとしているイーストマン、もう一枚は、戸外、おっちゃんたちがにっこりして、並んで写っている。
こりゃピクニックだね、多分。

これだ!これこそカメラの使われ方の王道ではないか。
何の変哲も無い、記念写真!!

コダックのカメラは高級型もあるものの、一貫して扱いやすく、廉価で、よく写る。という良心的なものだった。
(126,110、ディスクフィルムあたりはあやしいが。。。)。

私は、身の回りの人、以前犬を飼っていたときは犬、そんな物しか撮らない。
しかし、身の回りの人などを、きれいに、良い雰囲気に撮りたい!!
旅行のときなどに便利なカメラが欲しい。
なぁに、おいらなんかは撮れればいいんだから、どうせだったら面白いカメラで撮りたい!
こんな発送の元、節操も無くカメラの遍歴を続けていくのだ。