血液透析を受けていて、今度はリンが高いと言われてしまいました。
一応、透析患者が余り摂ってはならないとされるリンやカリウムにも気を付けてはいて、更にリンを吸着し体外へ排出するお薬も処方されてはいるものの、どうにも高い状態が続いているらしく。
もろちん一日一食にし、割りと好きな物を食べているとは言え、自分が透析患者であると言う前提を忘れたことはないつもりです。
それでも高いと言われてしまう。
「何でだろう?そんなにリンの高い物は食べていないよ?」
「うーん。前に便秘だと言っていたから、そのせいもあるんじゃない?便秘だとリンが上手く出て行かないから」
「確かに2日に1回、少し出れば良い方です」
「もっと繊維質の物を食べて便秘を治さないと。海藻サラダとか生野菜とか」
「前は食べていました。でも、それだと水気が多いせいか体重が増えちゃって…」
「一時的に体重が増えても便として出ちゃえば良いワケだから」
「出なかった時のことを考えると心配です」
「後はカリウムの心配もしなくちゃだけれど」
「…」
「まぁ若いんだから。これからも永く透析は続くんだし、今の内から慣れて置かないとね」
何となくチグハグな会話。質問を向けても、何となく『面倒臭い患者だ』と言う目で見られてしまうような気がして(気がするだけ)、それ以上に深く突っ込めず。
制限される水分、塩分、リン、カリウム。バランスが非常に難しく、独り身とあっては更なる困難が伴います。
何か料理を作るにしろ、売られている食材の単位からして完成品の量は増えがちで、どうにも無駄が出てしまう。(色々と買い込めば経済的にも苦しくなる)
やっと体重のコントロールが出来るようになったかと思えば、今度は「リンが高い」と言われ、「もっと繊維質の物を食べろ」と言われる。
言われた通り繊維質の物を食べたとして、今度は仮に体重が増えてしまった場合(上にも書いたが以前は海藻サラダを常食しており、その時は体重が増えがちだった)、それはそれで注意されることでしょう。
つくづく何を食べて良いのやら分かりません。
リンはタンパク質が豊富な物にも多く含まれ、かつてはタンパク質の不足を指摘されていました。
だからタンパク質を少し多く摂るようにした。
すると今度は「リンが高い」と指摘される。
だからと言ってリンを減らせば、再び「タンパク質が足りない」と言われてしまう可能性が出て来ます。
一方で具体的な質問(「どれだけ何を食べれば良いのか教えて下さい」とか)をブツケても、曖昧な返答しか返って来ず、最終的には「追い追い考えましょう」とか、「少し様子を見て…」とか、「次の検査結果が出てから…」等と話が終わってしまう。
もう何が何だか良く分かりません(+_+)
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nanny
恥ずかしがりで寂しがり。
Iga腎症、アトピー性皮膚炎等、様々な病気と付き合っており、現在は血液透析(週に3回 1回4時間)を受けている元腹膜透析(CAPD)患者です。
糖尿病がありましたが、40kg以上の減量に成功し、現在は寛解しています。
2009年7月3日に原因不明の卒倒をして以来、離人感を抱くようになりました。
ブログでは日々思った色々なことに就いて書いています。
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