自然食品宅配の店 菜の花村スタッフブログ

無農薬野菜、自然食品、オーガニック・マクロビオティック商品を仙台市中心に宮城県内に宅配している自然食品店(有)菜の花村。菜の花村にまつわるエピソードやレシピ…etc旬な話題をスタッフがお届けします。

ピンチがチャンス!

梅雨明けしましたね
不快なジメジメともこれでおさらばでございます
 
ご無沙汰してました、ズッキーニです
 
 
先日
雨の配達の日に、ふと視線を感じて刺さってくる方を見ると
観察されてました。笑
こうやって見ると蛙もなかなか可愛いですね
 
乾いた日にはどうやって過ごしているのでしょうか?
 
 
 
陽のあたる場所があれば、後ろは陰になってます
全部が陽にあたることはない
 
世の中の全てが
表と裏、陽と陰
紙でさえ表と裏があってやっと一枚になれる
 
 
もし最大のピンチが来たらそれは最大のチャンスと一組です
 
その「ピンチ」のメンコを自分の力を信じて風を送れば、絶対「チャンス」に引っくり返る
 
 
苦しい中にいる方もどうか心を折らずに人生のチャンスタイムに気付いて下さい
 
 
菜の花村のスタッフ、担当のお店屋さん、お客様に出逢えた事はズッキーニの人生の中で最大の誇りであります
 
 
  ズッキーニでした
 
 

屋根よりは高くないけど・・

トマトです。

すみません、「菜の花村つうしん」(4月3日号)で宣言した、精華堂のこいのぼりあられの画像、遅れること2日でアップいたしました。

CIMG1266

ジャーン!

心なしか、おかあさん鯉の方が大きく見えるような・・・
写真の技術よね、きっと・・・(悪い方の)

中身はおいしい黒糖かりんと、塩味のあられ。
あられは食べても鯉は残る。

子供の日まで約4週間。
菜の花村利府店では、先行販売しております。

2012年3月11日に居たところ

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トマトです。

今日、菜の花村社長を含め、スタッフ4名で、仙台市坪沼にある市民の放射能測定室「小さき花」の見学に行ってまいりました。

メイン道路は雪が消えていたのに、「小さき花」のほうにハンドルを向けると、車の腹をこするくらいの積雪!
この先に、最新テクノロジーがあるのか?

小さき花  ameblo.jp/foreston39/

測定してほしい検体も3種、持って行きました。


小さき花を主催する石森秀彦さんは、原発事故が起きるまで、坪沼の地で有機農業を家族で営んでいました。
安心して口にできるおいしい野菜を、直接お客さんに届けていました。
しかし、原発事故で、美しかった畑の土が、放射能に汚染されてしまったことを察するや、野菜の宅配を止める決断をしました。
カンパと借金で、性能のいい放射能測定器を購入し、一生懸命勉強し、納屋の一部を測定室に改造し、「一番困っている人のために」放射能測定室を作りました。
福島原発の避難区域から移ってきた人の仕事場にもしたいと考えました。

CIMG1188これがその測定器。

CIMG1189カバー、オープン!

CIMG1197石森さんが、検体の生しいたけを、測定用の容器にぎゅうぎゅう詰めているところ。

CIMG1200測定器にセットし、待つこと30分。

私たちが持ち込んだ、大郷の原木生しいたけの測定結果は・・・?ドキドキヒヤヒヤ・・・

結果、セシウム137、134とも、不検出でした!あ~よかった~(嬉し泣き)。
検出限界は5ベクレル未満です。

千葉県産のニンジンと、中田町産のお米、こちらも不検出でした。

測定料は一検体につき3000円です。
震災直後は、万単位のお金を出さないと、正確に測定できなかったことを思うと夢のような金額です。
それも、石森さんの自己犠牲で成り立っているわけですが。

菜の花村では、毎週1~2検体を、小さき花に、測定依頼していく予定です。
石森さん、今後ともよろしくお願いします。


ところで、今日は3月11日。東日本大震災から丸一年。
一年前、一年後にこんな機械を目にすることになろうとは、夢にも思いませんでした。
エコショップエナジーさんが、ブログに書いていたように、「世界は変わってしまったんだなあ」と思いました。
苦しいけど、2011年3月11日より前には、もう戻れないのだから、やれることをやらなくちゃ。

そういえば、昨日のガイアシンフォニーのトークショーで、龍村監督が言ってたっけ。
「変えられないことを悩まない、変えることのできることは変える勇気を持つ、そしてその両方を見極めることが出来るように」・・・・という意味だったような・・・。

新聞もテレビもラジオも一年という節目を迎えて、追悼の報道一色。
もう見たくないと思っていた、津波の映像を目にし、生き残り、生きてゆく人の言葉に触れ、昨日から一人になると、なんか喉の奥のほうが痛みます。
子供のとき、泣くのを我慢していたときの感じに似てる。

地面が大揺れに揺れて、何もかも壊れてしまったあの日の、真っ暗な、寒い夜に感じていた、恐怖と悲しみと不安が、蘇ってきたのかもしれません。

声をあげて泣くことができたら、少しは気持ちも軽くなるのかも。





ガイアシンフォニー

CIMG1186

トマトです。

本日、栗原市若柳総合文化センター「ドリーム・パル」に、映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第7番」を観に行ってきました。

本当は、昨年の3月19日に行われるはずだった上映会でしたが、11日に起きた東日本大震災のため、今日まで延期になっていたものです。
来年の3月10日に上映会をする、と、実行委員の人たちが決めたのは、5月のことだったそうです。
震災の傷も生々しかった頃、「本当に3月10日に上映会ができるんだろうか?」

それでも、多くの人の力で、今日の上映会が実現しました。
震災直後は避難所になっていたドリームパルも、ほぼ元通りになっていました。

上映後、監督の龍村仁氏と、出演者の高野孝子氏のトークショーが行われました。
テーマは「生きている、生きてゆく」

映像の中にあったのは、北極圏を歩いて渡る高野さん、散弾銃事故で瀕死の重傷を負いながら、ツールドフランスで優勝という、復活を遂げたグレッグ・レモン氏、伝統医療と西洋医学を統合し、人の心と体の神秘を探り続けるアンドルー・ワイル氏。そして、その人たちと、私たちが生きている、美しい地球と宇宙。

偶然が重なって、東日本大震災から丸一年という日に行われた上映会。
「生きている、生きてゆく」という言葉が、こんなにも重みを持つことになろうとは。

会場で、いろんな人に会いました。
お客さんだったり、お仕事関係の人だったり。
今日もお会いできましたね、という人だったり、すっごく久しぶり~、という人だったり。
みんな、相談したわけでもないのに、ひとつの場所で出会って、笑いあったり、握手したり。
ひとつの小さな雫が、一本の川の流れに乗って、ひとつの場所に集まるみたい。
私たちも、地球の上に生きる、一粒の雫です。

氷河期到来

トマトです。

気がつけばもう2月。
スタッフブログ、休みすぎです。
正月休み、長すぎです。
キャッチフレーズを、「毎日休み、たまに更新?」に変えなくてはなりません。
訪問してくださった皆様、もうしわけございません。

ちなみに、菜の花村はちゃんと営業していましたよ。

さて、地球温暖化の話はどうなったのか?
氷河期突入ですよ。
なにかも凍ってしまい、参ります。
畑が凍って野菜が収穫できません。
水抜きしていたのに、菜の花村事務所の水道が凍ってしまいました。
道路もカチコチ、ツルツル。
配達のズッキーニさん、ワラビさん、ゆずさんが、ちゃんと帰って来られるか、心配です。

昨日は駐車場の雪かきをしました。
(新潟じゃ、雪かきではなく、「雪掘り」って言うんですね。実感。)
雪が降って喜ぶのは犬と子供。
途中から、大家さんのお孫さん、とうま君(3歳)が参戦してきました。

仕方なくやっていた雪かきですが、店長、途中から童心に返ってしまい、
「よし、とうま君、雪だるまを作ろう!」
しかし、雪がサラサラ過ぎて固まらず、即断念。

雪の上に南天の赤い実が刺してあるのを発見し、
「雪ウサギにしよう」と、計画変更。
雪かきでできた雪山の麓に、こんもりと雪を盛り、南天の実でお目目、葉っぱでお耳。
あっという間に雪ウサギのカンセーです!

そうだ、写真撮らなきゃ。

デジカメを取りに事務所へ戻り、カメラを構えるまで1分。

ぎゃ~!

CIMG1165

雪ウサギが、とうま君の手により、怪獣に変身していました・・・

これじゃ「ナウシカ」の「オウム」だよー!

本日棚卸

トマトです。

菜の花村の宅配部門はまだお休み中ですが、明日から利府店は営業開始。
店長とモモさんは、今日から準備のために仕事始めです。

しかし、私のデジカメが正月休みに突入(いや、正確にはパソコンか?)。
画像がアップできません、誰か助けて!

休み中、風邪をひいてたモモさん、病み上がりを押しての出勤お疲れさま。
今年もよろしくね。

店長にはもひとつ仕事がありました。
それは棚卸です。
年末の在庫をひとつひとつ数える。
決算のもとになる大事な仕事。

棚卸というと、いつも思い出すことがあります。
魚柄仁之介さん、「一月9000円の食生活」で有名な料理研究家であり、古道具屋の経営者であり、生活の達人である方。
その魚柄さんが、「人生にも棚卸が必要」と唱えていたことを。

棚卸とは、店の資産と負債を点検すること。

人にも、自分の持ち物、貯金、借金、才能、人間関係・・・ぜーんぶ点検して、自分に何が出来るか出来ないか、確認することが必要なのだ!

「う~む、そ~か~、人生棚卸ね~」
そのときは感心しましたが、自分の人生棚卸はいまだできず・・・。

決算が出るのが怖いのかもね。
「いや~、これじゃ倒産寸前ですよ」なんて、宣告されたら・・・(誰に?)

「余計なこと考えてると、数え間違うぞ!」
という声がどこからともなく聞こえました。
すいません。
とりあえず、目の前の仕事頑張ります。

1月1日のひとコマ

トマトです。

大晦日と1月1日、足掛け2年にわたって登場してすみません。

今日、やや強い地震がありましたね。(震度4)
最初小さな揺れから始まって、次第に大きくなる・・・あの時の恐怖がフラッシュバックして、動悸が激しくなってしまいました。
まだまだ油断できません!新年から気を引き締めねば!

えーと、気を取り直して・・・皆様。本年もよろしくお願いいたします。
2011年から2012年に年が改まってから5分後、菜の花村ブログを開いたら、もう訪問してくださった方々がいらっしゃいました。ありがとうございます。

本日は家で料理三昧。

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家を離れて暮らしている息子に送るために作ったお雑煮セット。やっと今日発送しました。息子よ、1日に間に合わなくてスマン。

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これは蒸し器に入れる前の茶碗蒸し。我家では、茶碗蒸しとは年末年始の料理です。
母のはプリンよりも甘ったるい、極甘だった!
私は砂糖はちょっぴりしか入れません。
普段のおかずに作るときは砂糖ゼロ。
この正月の茶碗蒸し、ゆり根が手に入らなかったのが残念です。

今年はもっともっと、台所と仲良くなりたいですね。

新年、台所をリフレッシュさせるには、もちろんお掃除も大切ですが、何かを新しくするのも効果的です。
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菜ばしとかふきんとか、思い切って全部替える!
菜ばしは3セットで168円。安上がりなリフレッシュです。

余震を除けば、天気は穏やか、それほど寒くもなく、静かなお正月です。
見た目にはね。

平和に見えていても、見えない床下には、それを覆す何かが、いつも流れていることを、忘れてはいけません。

大晦日のひとコマ

トマトです。

今日から菜の花村は年末年始のお休みをいただいております。

しかし、誰も居ない事務所でごそごそ動き回る影・・・それはトマトでした。
昨日まで終わんなかったんだよー(ρ゚∩゚) グスン

仕事に追われたこの一年、やっとお休みを迎え、もう、正月の準備も間に合わない、いっそサボろか・・・
と、思っていたのですが、なぜか今朝は真っ暗なうちから目が覚めてしまい・・・
気づいたら大根をスライサーで細切りにしていました。
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左から、切り立ての大根と人参、熱湯で湯がいて水気を絞った大根と人参、バットに広げて冷凍庫で凍らせた大根と人参です。

これはお雑煮の具にするためのもの。「おひきな」と呼んでいます。
昔は夜の厳しい寒さで凍らせ、日中解かし、また凍らせ・・・これを繰り返すうちに水気が減って、保存にむくようになり、食感もしゃきっとなり、生の大根をいきなり煮たものとは味わいも違ってきます。
今は温暖化のため、夜でもカチカチに凍ることはないため、冷凍庫を利用しています。
本来はお正月の何日か前にするもので、大晦日に冷凍庫の力を借りるのは手抜き、ね。

子供の頃は、お雑煮はもっぱら食べるのが専門で、母の手伝いはほとんどしませんでした。でも、なんとなく母がしていたことを憶えていて、一人で台所を預かるようになった今はおひきなを作るようになりました。
手間がかかるので、母も、晩年はもうやらずに、生の大根をお雑煮に入れていたようです。

CIMG1150茶碗蒸し用の銀杏をほうろくで煎って・・・・殻をむいてタッパーへ。

ここまでやっとけば、ちょっと安心。
あとで鶏がらのだしをとらねば。

しかし、誰に頼まれたわけでもないのに、ほかにもやらなくちゃいけないこと(大掃除とか)たくさんあるのに、なぜかやってしまう、それがお節作り。
それぞれの家にそれぞれのお節があって、なぜか作ってしまうから、ずっと続いていく。

大晦日の夜はなめたがれいの煮つけを食べる。
去年の大晦日、佐沼の魚屋さんでなめたがれいの切り身を買いました。
昔からやっている、店は古いけど、いい魚を入れる魚屋さん。
「いやー、この商売もいつまでできるかわからないけど、ま、頑張るよ」と、そのとき言った魚屋のおじさん。
3月11日の大震災で、店は倒壊しました。
大晦日から3ヵ月後に、商売できなくなる日がくるなんて、思いもしなかった・・・
今年の大晦日はなめたがれいは無し、です。

あの日を境に、「ずっと続いていく」ことは無い、と、思い知りました。
でも、今はお節を作ることができている、その有難さも知りました。

さて、今日で2011年も終わりです。
大震災以来、それまで以上にずっと頑張ってきた菜の花村スタッフの皆さん、年末はお疲れモード、風邪モードの人もいましたが、しばしの休息、どうぞ元気になって仕事始めを迎えましょう。

そして、この大変な年を、菜の花村とともに歩んでくださった、お客様、卸先の皆様、生産者の皆様、たくさんの方々に感謝しつつ、2011年のスタッフブログを締めくくりたいと思います。

ありがとうございました。

切れてる女、再び

トマトです。

ブログのネタを考えながら
「なんか、この話、前も書いたような気がする・・・でもいつだったか思い出せない・・・夢?」

ええい、いいや、年寄りが同じ話を何度もするのは世の常だ!
と、開き直ったら、7月24日のブログだった、ということを確認しました。
夢じゃなかった。
私の記憶力も、まだ捨てもんじゃなかった。

CIMG1147

でも結局同じような話を書くんですが・・・。

写真は里帰りしてきたばかりのマイ包丁です。

岐阜県にあるメーカーさんに送ると、無料で再刃付けをしてくれるというサービス付きで、「通販生活」で買った万能包丁とぺティナイフ。
里帰りさせるのは、毎年12月と決めております。

故郷に戻ってリフレッシュしてきた包丁たち。
刃の幅が新品のときの3分の2くらいになっております。
しかし、輝きが違う、切れ味も違う。
最初に切ったのは玉ねぎ。余りに切れ味が良く、涙が全く出ないのに感動して泣けました(?)

今年も働いてくれた包丁たち。また来年もよろしく。
しかし、10年で刃が3分の2になってしまったら、あと20年で、包丁は無くなってしまうのかしら?(計算合ってる?)

身を削って働いているのよね。
包丁とか、鉛筆とか、ロウソクとか、人も・・・。

いつか無くなってしまうとしても、その日まで、包丁は切れ味を、鉛筆はトンガリを、ロウソクは輝きを、失わないように・・・人も、ね。

晴れ女、ゆず☮

昨日は年内最後の気仙沼配達でした。

ここのところ、雪が降ったりと、天気は最悪でした。

が、なぜか気仙沼に行くときは晴れが多い。

KC3X0061

私の好きな場所です。

よくここでランチタイムしたものです。

ただあの日から、カメラを向けること…

できなかった。

行くたびに高くなる瓦礫の山。

工事の大渋滞。

建物の基礎だけ残っている45号線。

空いてる場所があれば、そこは大破した車の山。

穏やかな海。

だけどそこにはいつも私を温かく迎えてくれるお客様。

強いです。

みんな辛くても、前に進もうとしています。

今朝は一面の銀世界。

CIMG2302


また来年も、私は元気にみんなに会いに行きたいです。



そうそう、今日は冬至。

やっぱりこの日にブログが自分なんて…

ゆずでした(^_-)-☆

みんなもゆず湯に入って風邪には気をつけてね。


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