トマトです。

今日は水曜日。ズッキーニさんの日だと、楽しみにブログを開いた皆様すみません。諸事情により、本日は私が代打を努めさせていただきます。

代打と言えば・・・!本日の楽天対ソフトバンク戦、1対0で楽天が勝利しました~!ビールが旨いです!

それはさておき、梅干用梅の収穫期。梅雨も明けた今週がピークです。

CIMG0542 昨年に続き、中田町の三浦さんの梅畑で、月曜日から梅の収穫作業に励んでおります。

 暑いけど、日に焼けるけど、おいしい梅干を漬けたいというお客様のためならば、シミ、ソバカスもなんのその(いまさら気にしてもしかたないという声もあり)。

 月曜日はゆずさんと、昨日は一人で、梅もぎをしました。

 一人だった昨日、私を襲ったアクシデント。

 梅に向かって伸ばした右手の中指の、第二間接下に走った鋭い痛み!
熱湯を浴びて火傷でもしたような感じ・・!?!?

 次の瞬間、私の目に映ったのは、飛び去っていく金色の羽のある生き物・・・・・

あ~蜂に刺された!

 と、理解するまで約0.5秒。

 蜂に刺されるなんて、小学校の渡り廊下でズボンのポケットに蜂が引っ付いているのに気づかずに、思いっきり触れてしまい、私の指をぶっすりやって飛び去る蜂を見送って以来だ・・・と、その頃の記憶が走馬灯のようによみがえってきました。

 あのときは、泣きながら保健室に駆け込んだものでしたが、あれからウン十年たった今、大人の自分は泣くこともできず、保健の先生もいません。刺されたところをおのれの前歯で強くかみつき、毒素を吸いだすことをとりあえず試みました。(効果があるのかどうか知りませんが。)

 しかし、指は容赦なく、水ぶくれ状態に腫れてきます。心なしか動悸がするような気がしなくもない・・・このまま倒れて、一人つぶれた落ち梅にうもれて発見される自分を想像してしまいましたが・・。

 あくまでも気のせいだったようで、そんなことは起こらず、車を運転できる正気さと、指の動きを確認したので、必要な梅を採り終わってから、家に向かいました。

 蜂に刺されたら、どの薬を塗ればいいんだっけ?

 そうだ、まむし酒、まむし酒があったはず!

 打ち身や虫刺されに効くんだからと、母に分けてもらったまむし酒があったはず。
 引っ越して2年になるというのに、未だ片付いていない荷物をあちこち探しましたよ。
 これ以上指をぶっとくしたくない!その願いが通じたのか、私にしては奇跡的に、ガラクタの中から目当てのまむし酒が入った小瓶を発見しました。
 コットンにまむし酒(これがまた妙な臭いがするんです!)をたっぷり含ませ、刺されたところにあて、包帯で固定。数時間後、腫れはみごとにひきました。ビバ!まむし酒!

 あと50回くらい蜂に刺されても(嫌ですが)大丈夫なくらい、まむし酒は残っていますが、これがなくなったら、どうしよう?

 まむしはもちろん猛毒を持つ蛇。かまれたら人間は死んでしまいます。
 が、そのまむしを捕まえて、生きたまま酒に浸けて、そのエキスを薬にしちゃう人間ってどうなの?まむしより怖いかも。まむしに生まれなくて、ほんとうによかった!

 明日、一人で梅もぎをする予定のゆずさん、蜂に気をつけてくださいね。もし刺されたら、まむし酒持って行くから。