
トマトです。
本日、栗原市若柳総合文化センター「ドリーム・パル」に、映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第7番」を観に行ってきました。
本当は、昨年の3月19日に行われるはずだった上映会でしたが、11日に起きた東日本大震災のため、今日まで延期になっていたものです。
来年の3月10日に上映会をする、と、実行委員の人たちが決めたのは、5月のことだったそうです。
震災の傷も生々しかった頃、「本当に3月10日に上映会ができるんだろうか?」
それでも、多くの人の力で、今日の上映会が実現しました。
震災直後は避難所になっていたドリームパルも、ほぼ元通りになっていました。
上映後、監督の龍村仁氏と、出演者の高野孝子氏のトークショーが行われました。
テーマは「生きている、生きてゆく」
映像の中にあったのは、北極圏を歩いて渡る高野さん、散弾銃事故で瀕死の重傷を負いながら、ツールドフランスで優勝という、復活を遂げたグレッグ・レモン氏、伝統医療と西洋医学を統合し、人の心と体の神秘を探り続けるアンドルー・ワイル氏。そして、その人たちと、私たちが生きている、美しい地球と宇宙。
偶然が重なって、東日本大震災から丸一年という日に行われた上映会。
「生きている、生きてゆく」という言葉が、こんなにも重みを持つことになろうとは。
会場で、いろんな人に会いました。
お客さんだったり、お仕事関係の人だったり。
今日もお会いできましたね、という人だったり、すっごく久しぶり~、という人だったり。
みんな、相談したわけでもないのに、ひとつの場所で出会って、笑いあったり、握手したり。
ひとつの小さな雫が、一本の川の流れに乗って、ひとつの場所に集まるみたい。
私たちも、地球の上に生きる、一粒の雫です。