自然食品宅配の店 菜の花村スタッフブログ

無農薬野菜、自然食品、オーガニック・マクロビオティック商品を仙台市中心に宮城県内に宅配している自然食品店(有)菜の花村。菜の花村にまつわるエピソードやレシピ…etc旬な話題をスタッフがお届けします。

野菜

おでんと三太郎

トマトです。

おでんの煮える匂いに、季節を感じる今日この頃。
好きなおでん種は何ですか?

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大根です。

左から、「三太郎」 「耐病総太り」 「おでん大根」 です。
「総太り」と言いながら、太さでは一番負けてますね、この場合。

「耐病総太り」は、冬大根の王者的存在。
貯蔵してもスが入りにくいので、重宝されてきました。

でもこの頃は、沢庵を漬けたり、長期貯蔵する農家も減ったせいなのか、耐病総太り一辺倒ではなく、様々な品種を楽しむ傾向が出てきたような。

「三太郎」は、長くならずに横に太るタイプ。冬以外も栽培でき、小さいうちからでも食べられ、オールマイティーなマルチタレントみたい。

「おでん大根」は、その名から、おでんにしかできないように聞こえますが、味染みが良く、煮込んでもヘナヘナにならない、煮物に適した大根。八方美人にはなれない。「不器用ですから・・・」と、つぶやく高倉健さんみたい。

ホクホクに煮えたおでんの大根。噛むとじゅわっと煮汁が口中に染み出して・・・あー!食べたい!

葱とズッキーニ

トマトです。

利府店だけに、最近入荷しているのが下仁田葱。

その昔、「殿様葱」と呼ばれ、お殿様への献上品とされたそうです。

そろそろ鍋の季節。

下仁田葱は煮込むほどに甘く柔らかく、鍋にぴったりの葱なのです。

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利府店の掲示板「菜の花村広報」に、ズッキーニさんが下仁田葱の生産者、菅原次男さんの紹介を書いてくれました。拡大してご覧ください。

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ついでに「てくてく」に掲載された菜の花村の記事をネタに、ズッキーニさんが貼りだしてくれたものです。
拡大してご覧ください。

ズッキーニさんは、毎週土曜日、利府店のフロアに立っております。

生ズッキーニさんを目撃したい方は、土曜日の午後三時までに、利府店にお越しください。

夏休みの絵日記

トマトです。

今週、菜の花村は夏休みをいただいております。
で、スタッフブログも夏休みモード。
「毎日更新!」・・・ウソついてすみません。

ウソといえば、私、8月7日のブログでウソつきました。
立秋は7日ではなく、8日でした。
北海道の江別製粉の手延べそうめんは300円くらいと言いましたが、正確には395円。300円くらいは、あまりにアバウトかと・・・。お詫びと訂正申し上げます。

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 さてさて、スタッフはそれぞれの夏休みを楽しんでいるようですが、店長はなぜか毎日菜の花村の店の中でゴソゴソやってます。

 倉庫で大根の箱を開けたら、一匹の(一頭の?)モンシロチョウがヒラヒラと出てきてびっくり。
棚の上の発泡スチロールの箱にとまったところをカメラでキャッチしました。

 大根は北海道から来たもの。
 ということは、このチョウチョは、北海道で大根の葉に産み付けられた卵が蛹になり、海を渡って、菜の花村の倉庫で羽化したものと思われます。
 あらー、さすが有機栽培の大根だわー。

 しかし、チョウチョの身には災難です。
 せっかく暗い蛹の中から飛び立ったというのに、そこにあったのは、北海道の大空と大地・・・ではなく、見知らぬ宮城の菜の花村の薄暗い倉庫の蛍光灯の灯りと店長の顔・・・。
 あわれ、出口を求めて光のある方へと迷走を続けるモンシロチョウ・・・。
 ごめん、ここは菜の花村だけど、今は菜の花はないんだよ・・・。

 なんとか倉庫の外までチョウを誘導しましたが、その後の消息は知れず・・・。
 思いがけず、夏の大旅行をしてしまったモンシロチョウ。
 宮城で生きていけるのか?
 方言が理解できず、宮城のチョウとコミュニケーションがとれなくて泣いているのでは?
 人生って過酷。

 ところで、スタッフのみなさん、夏休みが終わったら、ブログでの夏休み報告、お願いしますよー。
 宿題ですからねー。

ニンニクの隠れた効用

ワラビです。

配達中に、畑の中の大きな赤紫色のニンニクの花を見かけ、ふと、思い出したことがあります。

ニンニクで、悩んでいた「ぢ」が治ってしまった話。

30代半ば頃、「ぢ」で椅子にも座れなくなり、医者の診察を受けたところ、すぐ入院!手術!と言われました。しかも2ヶ月の入院加療を要する・・・(゚∇゚ ;)エッ!?

母がそのことを聞き、「試しにやってみなさい!」と強く勧められたのが、ニンニクを使った治療法。半信半疑で試したところ、ナンと、1週間ほどで痛みも治まり、腫れもひいて椅子にも座れるようになり、その後入院もせず、現在も一切再発なし、痛みなし・・・という驚きの結果です。

        ワラビが明かす、ニンニクを使った温加療のやり方
・1回の加療に用意するもの
  ・ニンニク片 大2個くらい
  ・平べったい形の小石  1個
  ・洗濯したタオル  1枚
  ・タオルを半分に切ったもの  2枚

・やり方

①ニンニクをすりおろし、半分に切ったタオル1枚に小石の大きさくらいに塗り拡げておく。残りの半分タオル1枚も、その下に重ねる。

②ガスコンロで小石を焼き、少し赤くなったところで、ニンニクを塗ったタオルの上に置き、手早く包み、切らないタオルでまた包んで、手で持てるようにする。

③②を患部の下にくるように持って、ニンニクの湯気がそこに当たる様にする。時間は10分くらいで終了。

*回数は、2日に1回のペースで、都合4回くらい。その後、痛みがあれば3日に1回くらいのペースで続けてみるといいかと思います。

「ぢ主」のみなさん、お試し下さい。
もうすぐ新ニンニクの季節です。

バラとソラマメの日々

CIMG0994トマトです。

野ばらの季節ですね。

一重咲きの白い花、そして清楚な芳しい香り・・。

バラの品種は数々あれど、その改良の多くに、この日本の野ばらが親として用いられているとか・・。

花の姿よりも、その香りで咲いたことを知る野ばらが大好きです。梅雨時の決まった期間にしか見られない野ばら。今年も生きてその花を見られてよかったと思う頃・・。

CIMG0993花より団子。
野ばらよりソラマメ。

野ばらの時期に収穫が始まるソラマメ。

こちらも野ばら同様旬は短く、食べる時期を逃してはなりません。

先日限定販売しました、萬古焼タジン鍋で、ソラマメを蒸してみました。
思ったとおり旨い!鍋で茹でるのと違って、旨みが閉じ込められて、ホクホクの美味しさ!タジン鍋でこれがやりたかったんです!あー、ビールが進んで困ります。
ソラマメも、現代では珍しい、旬の決まった野菜。宮城で食べられるのは6月だけです。来年の6月も、生きてソラマメが食べられるでしょうか?

ソラマメで思い出すのは、菜の花村の生産者だったOさん。過去形なのは、数年前に亡くなられたから。
Oさんは、菜の花村のソラマメを一手に引き受けていました。Oさん亡きあと、質・量ともに、Oさんほどの人は現れず・・・。
が、昨年からやっと、期待の持てる生産者が現れました。Kさん、Mさん、今年もお願いします!

ソラマメは、宮城では減反政策の産物。あいた田んぼに植えて、換金するために、ここ20年くらいに栽培されるようになった作物です。

私が子供の頃は、生のソラマメになど、お目にかかったことはありません。想像上の野菜でした。

初めて食べたのは、就職して横浜に行ったとき。職場の野菜売り場でのことでした。想像上のソラマメが、初めて現実になった瞬間、そのおいしさに感動しました。

ソラマメは鮮度が命。宮城に戻ってOさんのソラマメを食べたとき、それがわかりました。採れたてのソラマメの味は、横浜で食べたものよりもっとおいしかったのです。

宮城での歴史は浅いソラマメ。農家の人たちにとっては、食べるためよりも売るための野菜というイメージが強く、食べ方がわからないという人も珍しくありません。



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