3人で店を出た時

師匠は少し汗をかいていた。

外はいつにも増して吹きつける風が

冬の北海道の寒さを告げる。

私は目の前で起きた出来事を整理できずにいた。

グダを指摘され反省しながら歩く。

そして握手を交わし、別れた。



後ろ姿を見送り、自分も過去も振り返った。



























私は一か月前に自分の実力不足を痛感し

とにかく一度自分のことを客観的に評価してほしかった。

だから速攻で申し込んだ。

ナンパ講習を検索・・・。



























ヒットしたのが、流星道場
























んー、正直、怖そうだ・・・。

でもビビってたら、なんもかわんねぇぞ。

申し込んだれぇ

ボタンをぽちっ

申し込んだ。

少し汗をかいた。




こうして1ヵ月後にお会いすることに。




その後、流星さんを調べる。

普通は順序が逆なんだけど。

ブログ、ツイッター、ようつべ・・・



あい、よくわかりました。

すごい人だった。



















1ヶ月後

























とうとう今日は講習日だ。

笑われても、叱られても、罵られても

ナンパをしてる自分が

プロの目からどう見られるのか

知りたかった。
















待ち合わせ15分前に既に到着。

鼓動が速くなるのがわかる。

緊張だ。

あと5分、メールが来る。

あと1分。

















きたっ

おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

本物だ、まぶしい・・・

まぶしすぎる。

軽い挨拶を交わし移動するところに

門下生の方々

ん?ツイッターで名前知ってる人

フォローしてる人がいる

え?札幌にいたの?

知らなかった・・・











もうひとりはキャンセルになったので

マンツーマンになった。

ラッキー、そして緊張も増す。

場所を移動して理論を伺う。

ロジックが凄い。

詳細は伏せる。







そして実地へ移る。







何人か、声掛けを見ていただく。

声掛けのコツを教わる。

実際の声掛けを拝見する。

流星さんが話しかけた女の子は

よく笑う。

理由は講習で学んだことをしっかりと

実践されているのが

よくわかった。

だが、それがすぐ実践できるほど

腕のない私。

講習で学んだことを意識しすぎて

ぎこちない会話。

盛り上がらない自分の会話に入って

フォローをしていただく。

この場でも主導権は

師匠に掌握される。

ふがいねぇな、自分。


場所を変え、人を変え

声をかけ、ひとりを連れ出す。

水の民

ちいさくてかわいらしい。

脚が細く、脚フェチの私にはたまらない。

我々に残された時間は1時間

彼女の予定も1時間後

これはラッキー、流星さんの

トークで連れ出す。



私が会話しても盛り上がりに欠けるが

流星さんとのやりとりで笑いが大きい。

これが実力差か。


カラオケにinし

徐々に彼女との距離を詰める。


スムーズ過ぎる。

彼女以上に私があっけにとられていた。


事が始まったとき、自分の下の自分が

完全にこの場の空気に飲み込まれ

反応していなかった。

チングダ

察した流星さんから

部屋を出ていくよう指示を受ける。
















何があったんだ?

外でふりかえってみたが

冷静になれない。

目の前の光景が衝撃過ぎた

自分のチングダも情けない。

でも衝撃過ぎた。

自分でもわからない時間だった。

1秒がとても長い、小学生みたい。

自分の心拍数が高いのがわかる。

















事が終り、カラオケを出る3人

水の民を見送り

叱咤を受ける。

完全にチングダのせいで

チングダさえなければ

情けねぇ。

でも衝撃過ぎた

言い訳します。

衝撃過ぎた。


















感謝を述べ、握手を交わし別れた。

師匠は本当にあの短時間に可愛い子を

即ることが出来たのだ。

しかも自分の目の前で。



































少し地下歩行空間で落ち着かせて





























気持ちを切り替えストを再開。

講習から2時間経っていた。

時間は21時、人もまばら。














ひと際可愛い子が歩いていた。

まわりの野郎どもがちら見して

ちら見して、ちら見して

でも声をかけない。

地蔵たちの群れ。

若い奴からおじさんまで

みんな地蔵。


















残っていた体力を使いきるつもりで

早歩きで追いかけて声を掛ける。




















「すいません。」






































(講習で学んだことを頭にいれて会話をする)












































じゃ、一杯飲んで帰ろう?


うん、いいよ。






















まわりの野郎どものうらやましそうな

視線を感じながら歩く。














好みの子とお酒を飲み

その子のことをいろいろと聴いた。

時間は既に3時を過ぎていた。

眠たくなった彼女を

タクシーに乗せバイバイした。
















何故だろう。

充実感でいっぱいになっていた。



今日1日で物凄く色んな出会いと別れ

経験をした。




















私がナンパを始めた理由



自分好みの女性と出会い

恋愛をして結婚する。

そのためにストリートに出た。
















流星さん、ありがとうございました。

自分の実力不足と意識の低さを

再認識したうえで、必要なことを

学べました。

一方で、声掛けと笑顔は

悪くないと言ってくださったことは

自信になりました。

私も日々、ナンパと向き合って

素敵な女性と出会い

その中で、一番いい女と

付き合えるようになる。

これが私のナンパです。






ナンパを通して

自分の可能性を広げる。

即、準即が出来ても

出来なくても

ひとつの出会いを生みだせる

ナンパを愛していきます。


































この記事を掲載することに

快諾いただいた師匠に感謝します。

師匠の返信メールに

「拡散しとく笑」

また少し汗をかいた。