
大竹敏之さんの「コンクリート魂 浅野祥雲大全」を読んでいると、
愛知県東部の三河地区の祥雲作品について説明がなかった。
・・・三河には祥雲作品がないのか、それとも未発見な状態なのか?
以前、調査したのだが、豊田市の鞍ヶ池公園近くにある
古瀬間(こせま)御嶽神社(三河地区最大の御嶽神社)を再訪問してみた。
入口の鳥居。東京の方が寄進したと彫ってあった。

立派なお地蔵さんの像があった。

お地蔵さんの足元の龍と雲の彫刻がかっこいい。
建立は大正15年の石像。
作者らしき方の名前も彫られていたが、
チガウ、祥雲作品ジャナイ。

除草作業をしていた方がいたので、お話を伺ってみると・・・

なんと古瀬間御嶽神社の4代目の管理人さんだった。
昔は大勢参拝者が訪れたそうだが、今はめっきり少なくなってしまったとのこと。
息子さんは本職サラリーマンだが、後継者はどうするのかとは訊けなかった・・・
古瀬間御嶽神社には88ケ所巡りの弘法大師の石像や先ほどのお地蔵様、
不動明王像となんとコンクリート製の昭和40年建立の観音像があるとのこと。
88ケ所巡りの参道。
豊田市の展望はけっこういい眺めなのだが、
少々管理が行き届いていない。
管理されるのも大変なのだろうが、今後どうなるのだろうか?


入口の鳥居と同じく、東京の方が寄進した不動明王像。
作者名も確認したのだが・・・
チガウ、祥雲作品ジャナイ。

こちらが古瀬間御嶽神社唯一のコンクリート製仏像の
交通観音像でございます!


台座の裏には
昭和四十年七月十六日建とあった。
この年代に交通安全観音って、
さすがは交通事故死亡者数ワースト1位と不名誉な愛知県!

作者、左官の方の名前も確認したのだが・・・
チガウチガウ、祥雲作品ジャナイ。
交通観音の裏側の邪気を踏みつける仏像。
奥ノ院って書いてあった。

奥ノ院のベンチに絶句!

交通観音像はちょっとわかりにくい位置にあるので、がんばって発見してね!

古瀬間御嶽の頂上では、毎年1月の第2日曜日に
火渡りの儀式があるんだって。

岩崎の御嶽山では浅野祥雲作品やそれっぽい像が多数確認できるが、
古瀬間御嶽神社では確認できなかった。
三河地区ではたして、発見できるのだろうか?

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