2006年04月25日

目撃証言相次ぐ“幽霊船”に科学のメス=米コネチカット州

AP通信によると、幽霊の目撃報告が相次ぐ廃船に、科学調査が行われることになった。超常現象研究団体ロードアイランド・パラノーマル・リサーチグループが、21日夜から5名の研究チームを派遣して調べているのは、米コネチカット州ミスティック港に陸揚げされている捕鯨船「チャールズ・W・モーガン」号。約165年前に建造された木造船で、現役船として稼働した60年の間に、延べ1000人が乗り込み、37回の航海に出た。ミスティック港海事博物館の目玉の一つでもあるのだが、幽霊を見たとの別々の報告が、少なくとも3件寄せられ、話題となっていた。博物館の担当者も、「以前から、船内に入ったり、夜間近づいたりするのは気味悪く感じていた」とのことだ。例えば、昨夏の目撃談では、19世紀の服装の男たちがデッキの下で働いているのをみかけ、会釈をされた見学者が、学芸員に「彼らは何をしているのか」と尋ねたが、その日、船内には誰もいないはずだった。調査団によると、「この手の話の9割は自然現象で説明が付く」そうだが、この船に関しては既に40ほどの超常的な痕跡が発見されている。来年には350万ドル(約4億円)かけて修復される予定だが、まずは各種機器を使ったより詳細な調査を行うとしており、今後の展開が注目される。【ライブドア・ニュース 24日

チャールズ・W・モーガン号チャールズ・W・モーガン号は、現存する唯一の木造捕鯨船で、1841年にマサチューセッツ州ニューベッドフォードで建造された。1921年に引退するまでの80年間に37回の航海を行い、世界7つの海から鯨油、鯨蝋などを水揚げして140万ドル以上の利益を上げた。当時、捕鯨の主な目的は鯨油を取ることで、1832年5月27日には、チャールズ・W・モーガン号が、150リットル入りの樽1150個を積んでニューベトフォードに帰港した記録が残っている。現在、同船はコネチカット州ミスティック・シーポート博物館に展示されている。尚、ミスティック・シーポート博物館は、1929年に創設された、広さ162haの北米最大の総合的な海事ミュージアム。海では蒸気船や伝統的な木造船などに乗ることができ、公式の教習も受けられる。陸地には、造船所や歴史的建築物が40棟近く残されており、伝統的な技術が実演され、体験も可能だという。

nao_2006 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)・船舶海洋 

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