やめろ、やめるんだショッカー着々と

June 18, 2007

第5回黒川杯

日曜は海老名で行われた黒川杯空手道選手権なる大会に参加してきた私なのである。勿論審判として。

この大会はK村先生の錬武会神奈川が中心となって開催している組手の交流大会なのだが、

 ・全空連系団体と防具連系団体の交流
 ・一回戦負けでも敗者復活のトーナメントが
 ・豪華商品や多彩な個人賞
 ・審判員はオリジナルTシャツ着用
 ・選手が審判に投票するベスト審判賞

と、事前から面白そうな印象を抱いていた大会ではあった。

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で、審判会議、開会式を経ていざ試合開始となった。
私の担当コートは全空連系と防具系の先生方が半々である。
今回は復活トーナメントの代わりに全空連ルールと防具ルールで同じトーナメントで2回組手ができるという方式に変更。

我らが会派の選手は全空連方式ではそこそこ健闘したものの、さすがに防具付はアウェーということもあり殆どが初戦敗退。まぁこれに関してはいい経験だったじゃろうというコメントが全てだ。ただ防具ってのは動きや視野の面で制約はあるものの、度胸を養うにはいいかも知れない。

ただ一つ難を言えば、んまぁ空手である以上完全不可避にはできないが、怪我をした子どもがぼこぼこといたのは残念だった。ルールの関係上、どうしても防具の子は全空連試合でも当て気味になってしまうし、全空連の子が防具に出ると「当て方」を知らない分自他を怪我させてしまうリスクというのは確かにあるし、主催者側が非常に気を遣っているのは感じ取れたけれど、その辺は選手は勿論、審判団の錬度の向上が大きな課題となってくるのだと思う。

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それにつけても今大会は

 ・審判会議の席で振舞われるおにぎりやら豚汁やら
 ・トーナメントが一段落する度に運ばれてくるお茶やらおしぼりやら

と、んまぁ審判員に対しても実に至れり尽くせりな大会であり、むしろそこまでお気遣い頂かなくても...と恐縮してしまう次第であったことも書いておこう。

つか、この言い方がいいのかどうかは分からないけれど、要は「空手の"お祭り"」的な感覚もあるのかも知れない。
「勝ちを狙う」という考え方も勿論ありだけど、一方で新しい発見をしたり、普段はなかなかやらないことにチャレンジしたりといった、このようなアプローチももっと増えていってもいいのではないかなぁと考えた帰り道であった。

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