2006年01月10日

新潟などで3メートル超える大雪 各地で最大積雪を更新

日本海側を中心とした大雪は8日も降り続き、山沿いでは積雪が3メートルを超える地域が相次いだ。強い雪は同日夜までに峠を越えたが、気象庁は雪崩などに警戒を呼びかけている。同庁によると、8日の最大積雪は、青森市酸ケ湯で373センチ、新潟県津南町で390センチ、新潟県中越地震の被災地の十日町市で303センチ、長野県野沢温泉村で343センチなどとなっている。富山県氷見市では99センチ、福井県越前市では92センチになり、観測史上最高となった。1月の最大積雪を更新した地点は、長野県飯山市(255センチ)、滋賀県高島市(95センチ)など44地点になった。9日は冬型の配置が緩み、高気圧に覆われて天気は回復していく見込みだ。(朝日新聞 9日

暴風雪被害 大雪による死者70人に

日本海側を中心とした大雪の影響で9日、新潟、福井の両県で除雪作業中とみられるお年寄り2人の死亡が確認された。昨年12月以降の大雪による死者は、共同通信の集計で16道県計70人に上った。新潟県南魚沼市では9日午前、無職中嶋新一さん(89)が自宅裏のため池で死亡しているのが見つかり、遺体の近くにスコップが落ちていた。福井県越前市でも無職宇都宮まつゑさん(86)が自宅裏で死亡。2人とも1人暮らしで8日から連絡が取れなくなっていた。(日経新聞 9日

つい数ヶ月前までは、「平年に比べ冬型の気圧配置となる日が少なく、暖冬となりそう(気象庁)」と予測されていたにもかかわらず、記録的な寒冬、大雪が続いている。気象庁も昨年暮れ、「この冬の平均気温は全国的に低くなるとの可能性が最も高い」と異例の修正を行っている。今年の寒さの理由は、北極から放出される寒気が強く、さらに偏西風の蛇行によって寒気が日本付近まで南下しているため(北極振動の変化が原因?)。西高東低の冬型の気圧配置が続く日が多く、その間の日本海付近で低気圧が急速に発達し、雪だけでなく暴風をもたらすケースが相次いでいる。既に9日時点で死者が70名も出ているが、大雪の被害がより多くなるのはこれからの季節で、この冬はかなりのハイペースの雪害(昨年は死者88人)となっているという。新潟県長野県では災害救助法が適用されたが、被害を出来るだけ小さくなるよう祈りたい。TV等では、現地のお年寄り達の豪雪に対する達観したコメントを多々耳にするが、私のように豪雪とは縁のない人間には、今年の冬は改めて自然の恐ろしさを実感するものとなった。最後に亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

nao_kabu at 00:00│Comments(1)TrackBack(0)注目ニュース |  ・ 環境問題

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この記事へのコメント

1. Posted by あすとろ   2006年01月13日 06:01
雪はふるけど、積雪までにはならない地域では、住宅が積雪対応になっていないために屋根の軒先が破壊されるなどの被害も起きているそうですね。記録的な豪雪で、気象庁も予想ができないことで首をかしげたくなりますね。被害に遭われたところには、公的な支援、私的な募金やボランティアのような支援が必要と思います。

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