イギリスのこと

February 18, 2006

Dead or Alive

同じ年代の人でないと知らないと思うのですが、私が好きだったアーティスト。

最近、イギリスのTV番組に出ていたこともあって、ネットや雑誌で彼の写真を見かけるのですが、私が好きだった昔の彼とは、見た目にも変わってしまっていて・・・、複雑な気持ちになってしまいます。
実はあの頃ファンだったという人で、同じ気持ちを抱いている人は多いのではないかな・・・?

でも、彼との出会いがなかったら、イギリスにはまった自分も、英会話に興味を持った自分も居なかったかも?そして、この話しをしてしまうとイギリス人の旦那と結婚したことが、偽装結婚のよう・・・なのですが、今の生活もなかったかもしれない。

そんな彼、ピート・バーンズに出会ったのは、中学生1年生の頃。兄が洋楽を聞いていた影響で、聞いたことだけはありました。そして、初めて『夜のヒットスタジオ』で見て衝撃を受けたのです。
当時の彼に憧れ、イギリスへ行ったらサインを貰う!と、その時用に、英語のフレーズまで覚えていたくらい、好きでした。

そしてロンドンに住んでいた時、その夢が叶ったのです!

実は、ずーっと好きだった訳ではないのですが、「ここはロンドン。もしや何か活動しているのでは?」とたまたまネットでチェックしてみたら、偶然にも彼がモデルとなった写真展のパティーに彼も来る、しかもファン100名様ご招待というではないですか!

行かない訳にはいかない!と大興奮で旦那を誘ってみるが・・・、断られ、(彼らはイギリス人なのだが、日本・アメリカでほど売れてはいなかったらしい。日本に入ってきている洋楽はアメリカ経由であることを発見!)会社の人に付き合ってもらうことになりました。
メールで参加の希望を出してみると、あっさりOKの返事。日本でこのイベントがあったら、ファンがたくさん居ただろうから無理だったろう・・・。

当日、場所はゲイバー。私は場違いな場所に居るような感じでしたが、目の前に彼を見て大大大興奮!!!(コンサートすら行ったことがなかった・・・)
サインも貰ったし、写真も撮れた!
その時彼は、・・・変わってしまっていましたが、とにかく自分の夢が叶ったことに大満足!物凄く幸せな時間でした。

これが私のロンドン生活で一番嬉しかったこと。
・・・ごめんなさい。実は人に言いたくて仕方がなかった自慢話でした。


nao_planet at 15:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 17, 2006

イギリスでの生活

住んでいたのはロンドン。今考えると、山形とニュージーランドとのギャップがかなりあった気が・・・。物価も高いロンドンでは、生活の為にもフルタイムの仕事をしない訳にはいきませんでした。

たくさんの人と出会える仕事!と人材派遣会社(日系の会社が数社あった)に紹介して貰ったのは日系の不動産会社。当然ながら・・・英語力が必要とされる仕事に、最初の3ヶ月間は慣れるまで本当に大変でした。
辞めて日本に帰って来た今となっては、会社の社長がクビにせず雇ってくれていたことに物凄く感謝しなければいけないくらい、良い経験をさせて頂いたと思います。

そんな仕事に苦戦していたある日、旦那が突然、「日本に帰る?」と言い出したのです。全く考えていないオプションだったのでびっくり! 
何度も違う国で人生をやり直すのには、体力がいる。大きな決断だと思って慎重に『ロンドン・山形・良いところ・悪いところ』のリストを作ってみたのです。
すると圧倒的に山形が有利。近くに山がないロンドンでは、自然に物足りなさを感じていたようで、自分の感覚は、紙にでも書いてみないとわからないものだ〜と実感しました。

そんな訳で、たった1年ちょっとで帰国することとなってしまったのでした。

nao_planet at 14:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)