一歩先行く市役所職員となるための仕事術

元SEから市役所職員に転職して15年。 仕事のレベルを上げ、一歩先行く市役所職員となろうと思って奮闘中です。 同じ自治体職員、特に若い方々の参考になるかと思うことを書いています。

ご意見・ご感想をtsutsunao@gmail.comへお寄せください。
・『公務員1年目の教科書』(学陽書房)を刊行しました!新入職員の方、その指導に当たる方に読んでいただきたいです。
・「手紙を綴るアドバイス」はカテゴリ別アーカイブから入ると、第1話からご覧いただけます。途中からご覧になるときは、目次をご利用ください。

【はじめての新人育成】連載12回で伝えていきたいコト

地方自治職員研修2017年4月号 月刊『地方自治職員研修』(公職研)での連載がスタートしました。
 タイトルは、
教える自分もグンと伸びる!
はじめての新人育成

です。
 はじめて新人育成を担当することとなった若手職員と、その指導に当たる管理監督職に、役立つ内容をお送りできればと思っています。

 各回2ページで、2017年4月号から2018年3月号まで全12回の予定です。
 このブログでも、連載の補足・参考記事を書いていきます。

 担当業務をこなしながらの指導育成ですから、大変です。
 けれど、新人育成は「若手」から「中堅」への登竜門。しっかり担当業務との両立を図りながら、新人育成に取り組むことは、中堅職員として業務と職場をリードするために、そして、将来、係長等となっていく上で、貴重な経験となります! ぜひ頑張ってみてほしいと思います。

 連載では、よき「伴走者」として、「3D新人育成」を進め、その中で自分自身も「人財」として成長していく。そうした実りある新人育成を行うために、5つのポイントを考えていきます。
 ①成功するOJTの土台づくり
 ②失敗しないOJTの進め方
 ③意欲・理解を高める指導のコツ
 ④業務以外で教えるべきこと
 ⑤「錆びない若手」の育て方 

 「3D新人育成」は、私が勝手に言っている言葉ですが、新人育成は、①業務のやり方、②基礎的なマナー、③基本スキルの3つの次元での指導育成をしないといけない、それがこの連載の基本的な考え方です。
 よく「業務のやり方」だけOJTで教えているのを見かけますが、それでは本人が2年目に「新人」を卒業して「若手」として本人が主体的に仕事を進めていくことが難しくなってしまうからです。

 いまのところ、連載12回を、各回次のようなタイトルでお届けしようと考えております。
 変更する場合がありますのでご容赦ください。ご要望等にお応えしたいと思っています。

 第1回(2017年4月号) 新人育成は「3億円」仕事!
 第2回(2017年5月号) 「信頼せねば、人は実らず。」
 第3回(2017年6月号) 明るい挨拶は一生の武器
 第4回(2017年7月号) 失敗するOJT、5つのパターン
 第5回(2017年8月号) 悲鳴続出?!業務と育成、両立のツボ
 第6回(2017年9月号) ちゃんと教えてる?職員の「読み書き算盤」
 第7回(2017年10月号) 残り6か月!後半戦に向けてすべきこと
 第8回(2017年11月号) 「任せる」を磨く~「任せ・きる」~
 第9回(2017年12月号) 「トヨタを知らない日産の社員はいない」
 第10回(2018年1月号) 「100人の出会い」が新人の幅を広げる
 第11回(2018年2月号) 見せて育む!自治体職員の「MVP」
 第12回(2018年3月号) 新人卒業?大事なのは学び続ける習慣

  

【公務員1年目の教科書】玄人受け(?)した項目は?

表紙イメージ
since 2017.3/10(2017.3/10最終更新)
 
 拙著『公務員1年目の教科書』(学陽書房)に関連して。

 立川市「flat place たまにわ」、小平市「K-up」、渋谷区「まちづくり研究会」、広島県公立学校事務長会・事務職員協会呉支部共同研究事業等でお話しする機会をいただきました。
 『公務員1年目の教科書』を読んでくださった管理職・人事研修担当者の方に、「おっ!」と思ったのはどこですかと聞いてみました。
 そのベスト5です。

 第1位 勉強会をつくる、外に出てみる(Step4⑩)
 第2位 意見は言う、決定には従う(Step2⑨)
 第3位 「ご相談があります」から始める(Step2⑧)
 第4位 まずは教わったとおりにやってみよう(Step1②)
 第5位 例規・要綱に目を通す(Step3⑪)

 ダントツで多かったのは、「勉強会をつくる、外に出てみる」です。
 ある方曰く、「外で勉強する機会を持って続けることは、大きな力になる」 。でも、注意点があって、「職場内で浮き上がらないように。外で勉強していることは吹聴・自慢しないこと」とのことです。
 私も、故松下圭一先生には、「係長になるまでは研究会に参加していることは言ってはいけない」と注意されていました。

 第2位「意見は言う、決定には従う」は、当然のことです。でも、「意見を言わない」か、「決定に反発する」 となりがちということでしょう。
 「私は反対だったんだ」とか言いたくなります。私も反省が多々ありますけれど、そこはグッと飲み込んで、 決定された方向で仕事に励むことが大事であり、それが上司・同僚からの信頼につながるのは間違いありません。

 第3 位「『ご相談があります』から始める」は、いわゆるホウレンソウ(報告・連絡・相談)のコツです。
 よく結論から言え、と言われますが、どうしても、初めから話しそうになるもの。
 上司にとっては、まず、報告か、 連絡か、相談なのかが知りたいし、そのどれかによって聞き方も変わってくるのです。なので、最初に言ってくれると助かるというのが、私もそうですが率直なところなんです。

 第4位「まずは教わったとおりにやってみよう」も、 当然だけど、見過ごされがちとのことでした。
 指導役の先輩にとって、教えることは山ほどあります。自分も仕事を抱えていて忙しい。なので、まずは余計なことを考えないで、1つ1つ教えたことを正確にマスターしてほしい。それが率直なところです、。
 本を書くに当たっていろいろな職員に聞いてみたところ、「自分で考えて」という意見が多かったのですが、Tさんという若手から1つだけ、この意見がありました。そう言えば、自分もそう思ったことがあるのを思い出した次第です。 

 第5位「例規・要綱に目を通す」も、よく言われることです。
 ただ、管理職・人事研修担当者にウケたのは、目を通すべき例規のリストをまとめておいたからです。
 2年目、3年目となって「新人」を卒業したとみなされる頃には、ひととおりのことは知っていて当然という扱いになります。斜め読みでも目を通しておけば「あそこに何か書いてあったな」とピンときます。
 このブログでも、「手紙で綴るアドバイス」で「主な例規・要綱には目を通しておこう(通規・行政通則・財務の大切さ)」を書いています。参考になれば幸いです。

 

(お知らせ)連載「教える自分もグンと伸びる!はじめての新人育成」

月刊地方自治研修 月刊『地方自治職員研修』(公職研)の2017年4月号から、連載を持つことになりました。
 タイトルは「教える自分もグンと伸びる!はじめての新人育成」です!

 初めて新人育成を担当することとなったとき、どんな思いを抱くでしょうか?
 「忙しいのに勘弁してほしい」
 「どうやって教えていったらいいか不安だ」
 「新人指導は、ベテランの仕事だ」
といった声をよく聞きます。
 「自分もあまり教わらなかった。仕事は自分でつかむものだ」 
という人もいました。ああ、なんてもったいない!

 新人育成は、大変な仕事です。
 けれど、若いうちに担当することには、大きなメリットがあります!
 心配もあるでしょう。
 けれど、誰もが通ってきた道。ポイントを押さえれば、大丈夫です!

 月刊『地方自治職員研修』2017年4月号 から2018年3月号までの12回、各回2ページ(3080字程度)で、説明していきます。(毎月18日発売)
 このブログでも、補足・参考記事を書いていこうと思っています。 ご覧いただいて、ご質問・ご感想をお寄せいただるとありがたいです。
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