地方自治職員研修2017年4月号 月刊『地方自治職員研修』(公職研)での連載がスタートしました。
 タイトルは、
教える自分もグンと伸びる!
はじめての新人育成

です。
 はじめて新人育成を担当することとなった若手職員と、その指導に当たる管理監督職に、役立つ内容をお送りできればと思っています。

 各回2ページで、2017年4月号から2018年3月号まで全12回の予定です。
 このブログでも、連載の補足・参考記事を書いていきます。

 担当業務をこなしながらの指導育成ですから、大変です。
 けれど、新人育成は「若手」から「中堅」への登竜門。しっかり担当業務との両立を図りながら、新人育成に取り組むことは、中堅職員として業務と職場をリードするために、そして、将来、係長等となっていく上で、貴重な経験となります! ぜひ頑張ってみてほしいと思います。

 連載では、よき「伴走者」として、「3D新人育成」を進め、その中で自分自身も「人財」として成長していく。そうした実りある新人育成を行うために、5つのポイントを考えていきます。
 ①成功するOJTの土台づくり
 ②失敗しないOJTの進め方
 ③意欲・理解を高める指導のコツ
 ④業務以外で教えるべきこと
 ⑤「錆びない若手」の育て方 

 「3D新人育成」は、私が勝手に言っている言葉ですが、新人育成は、①業務のやり方、②基礎的なマナー、③基本スキルの3つの次元での指導育成をしないといけない、それがこの連載の基本的な考え方です。
 よく「業務のやり方」だけOJTで教えているのを見かけますが、それでは本人が2年目に「新人」を卒業して「若手」として本人が主体的に仕事を進めていくことが難しくなってしまうからです。

 いまのところ、連載12回を、各回次のようなタイトルでお届けしようと考えております。
 変更する場合がありますのでご容赦ください。ご要望等にお応えしたいと思っています。

 第1回(2017年4月号) 新人育成は「3億円」仕事!
 第2回(2017年5月号) 「信頼せねば、人は実らず。」
 第3回(2017年6月号) 明るい挨拶は一生の武器
 第4回(2017年7月号) 失敗するOJT、5つのパターン
 第5回(2017年8月号) 悲鳴続出?!業務と育成、両立のツボ
 第6回(2017年9月号) ちゃんと教えてる?職員の「読み書き算盤」
 第7回(2017年10月号) 残り6か月!後半戦に向けてすべきこと
 第8回(2017年11月号) 「任せる」を磨く~「任せ・きる」~
 第9回(2017年12月号) 「トヨタを知らない日産の社員はいない」
 第10回(2018年1月号) 「100人の出会い」が新人の幅を広げる
 第11回(2018年2月号) 見せて育む!自治体職員の「MVP」
 第12回(2018年3月号) 新人卒業?大事なのは学び続ける習慣