板谷直樹ベースブログ

ベーシストの板谷直樹です。動画レッスン ITAYA BASS ACADEMY を開講中。HPは→こちら

2017年12月

[ベースライン] ブログ村キーワード

にほんブログ村 音楽ブログ ベースへ←人気のベースブログを見る

板谷ベースアカデミー(12/29動画更新)
__________________________
BassFills057-058
MusicTheory026
今回のビデオコース更新はマーカス・ミラーのフィルと前回の7thコードの続きです。マーカス・ミラーと言えばスラップですが、個人的には指弾き、特にフレットレスのプレイも好きですよ。

1/5(金)の更新はお休みです。
https://www.itayabass.com

今年も1年ありがとうございました。2018年も1つ1つしっかりと、妥協せずやっていこうと思います。それでは皆さんよいお年を!
_______________________
著書比較表
ショップは下のリンク先とアカデミー内のこちらにもあります。どちらも送料無料、同じ価格となっていますのでどうぞご利用ください。
ベース教則本販売「basses」

電書版は下のリンクからどうぞ

iOS版  ☆Kindle版

メルマガ購読・解除
 

[ベースライン] ブログ村キーワード

にほんブログ村 音楽ブログ ベースへ←人気のベースブログを見る

板谷ベースアカデミー(12/29動画更新)
__________________________

1996〜2000年の留学体験記。暇な時に書いていきます。第2回目は高校卒業しその後です。

「高校卒業から東京での生活」
留学科のある音楽専門学校は東京の西にあったM学院。残念ながら今はもう存在しません。ここに願書を出すにあたって父とは随分揉めたものです。やはり大学に行ってどこかの企業に就職するものだと思っていたらしい。らしいというかそれが理想だったのでしょう。が、自分の方向性とは全く違っていた。最後は根負けしたんでしょうか。自分も何を言ったかまでは覚えてませんが、ただ情熱に任せて何の保証もない夢だけを語ったんだと思います。

留学科のコースは4月ではなく9月スタートだったので、高校卒業後はそれまでの間、手稲町のレコード店(ディスクアミー)でバイトすることになりました。レコードからCDに切り替わり、テレビでは「いかすバンド天国」通称イカ天が流行っていた時代。お店では自分の好きなCDをかけてよかったので、パット・メセニーなんかを聴いて酔っていましたが、店長からは「Jポップのほうが売り上げがよくなるよ」なんて軽いジャブが飛んできたものです(笑)。

やがて9月になりM学院へ入学することになりました。東京での一人暮らし、と言っても最初は寮に入ったので、寂しいということはありませんでした。
IMG_1669
寮の図

寮は学校がある隣駅、徒歩で10分程の場所。私は部屋①へ入寮。既に4月から入学している生徒で他の部屋は埋まっていたと記憶します。
仲良くしてもらったのは部屋⑧のTさんで、横浜出身のジャズギタリスト。部屋⑥の静岡から来たブルースギターMくんともよく遊んだ。部屋③からはいつもチェンバロの音が。珍しいクラシック科の人。他は割とロック系ギターが多かったような気がします。寮以外では同い年のギターのSくん。彼の音楽性やテクニック、考え方にはとても刺激されました。一緒に美容院のパーティーで演奏して初めてギャラをもらった時は嬉しかったなぁ。(Sくんとは後々自分に大きく影響する出来事が起きる。)

寮の不便な点は門限があったこと。確か22時には正面玄関に鍵。これじゃライブなんか見に行けません。寮生と管理人とのイザコザも多く、結局半年程でここは出てアパート暮らしに変更となりました。

M学院で学んだことは多いです。イアートレーニングとソルフェージュ、理論、アンサンブルを中心に、ベースは読譜を集中的にやりました。一番怖かったのはアンサンブルのH先生。1回目の授業でほとんどの生徒が逃げ出しましたが、その作戦に乗ってたまるか!と最後まで出席し2学期目も進んでH先生のアンサンブルを受けました。またギターのY先生からリズムをこっぴどくしごかれ、ノリやグルーヴについていろいろ考えさせられるのでした(このY先生の教えは今の自分の演奏にしっかり繋がっている。)

留学科としては英語とオリエンテーションのクラスがあり、ここでTOEFL(留学生向けの英語テスト)のことや授業料のことなどの説明がありました。
 
当時(1990年)のノートにはザッとこんなことが、、、
___________________________

留学の準備は9月入学として前年の6月からは始めること。

Berklee(合格通知の有効期間は2年)
授業料 年間 $8000
寮の場合 年間 $7000
生活費 年間 ?
$1=¥130で計算 
トータル額 年間250〜300万 4年1200万前後

入学は9月、1月、5月の他、6月に12週間コース、7月に5週間のセミナーがある。

Musicians Institute
授業料 年間 $6000
アパート 月$600($500以下は危ない)年間$7200
生活費 月10〜15万 年間 ?

注意:金額は現在と異なります。
____________________________

とまあ、ガキンチョの私にも十分わかる位の額。これが現実なんだなぁーという印象でした。何はともあれひとまずTOEFLを受けてみようと。留学生の基本点数は当時の筆記で500点をクリアしなければいけません。(現在はシステムが変わりTOEFL IBT = インターネット版TOEFLテストで、Berkleeの場合スコアは72以上)試験会場の桜美林大学や中央大学へ出向いた記憶があります。

他にやったことは、希望の学校に資料請求すること。入学願書と分厚い学校案内等が届くのですが、当時は手紙の時代。出した返事は1ヶ月は待ったと思います。今はネット上で手続きができるので便利ですね。

「1990年のジャムセッション」
授業が終わった後、不定期の水曜の夜。先生達と生徒のジャムセッションが行われていました。曲をやる中で、基本のグルーヴをしっかり表現することを第一にやっていました。シャッフルのリズムがおかしければ、アンプからケーブルを抜かれてギターのY先生がベースを弾いてしまう。まぁこっちも必死でやるしかありません。その日ダメだったことは次回までに鍛え直してやるしかないんです。

学校外では高円寺ジロキチのブルースセッションへ度々行きました。お店の前まで行ってやっぱり帰ろうか10分位悩むことも、、、怖いんですね、うまくできなかったらどうしようかと、、でも引き返したことは1度もなく参戦と反省の繰り返しでした。毎週木曜、参加費は¥500だったと思います。ドラムでめちゃくちゃ上手い人がいて、お客さんもワーと盛り上がる。ジャム終了前には入道さんや八木のぶおさんが登場してまたワーと盛り上がる。プロはやっぱり凄いな〜、と肌でひしひしと感じていました。

留学科は1年で終了、卒業となるわけですが、しばらくは東京で何か仕事のつてはないものか、とベース演奏デモテープなどを関係先に送ったりしていました。が、そう簡単にはいきません。卒業後は授業がないので生活パターンは昼夜がひっくり返り起きたら夕方なんてことも、、。薄暗い空を見ながら「オレは何をやっているんだろう、、」ここは一旦札幌に帰って仕切り直したほうがいいのでは、、、都落ちの感じでなんだか寂しい思いでした。(つづく)


補足:寮は
当時でもかなり古い恐らく築20数年以上の木造。お風呂もありません。朝は洗面所で髪を洗い夜は銭湯へ。¥310だったかな。銭湯に来る人は堅気じゃない人も多かった。背中や腕なんかに色鮮やかな彫り物がしてある。そんな人達と一緒にお風呂に浸かるミュージシャン志望の自分。なかなか不思議な世界です

M学院の授業で変わったところでは「フリージャズ入門」のクラスを受講。確か土曜の正午に開講していて講師は故・副島輝人氏だった。毎回ロシアなどのヨーロッパ・フリージャズの先端を紹介していて、現地まで行き多数の写真などをプロジェクターを使って見せてくれていた。かなり不思議な音楽をたくさん聴かせてもらったが、副島氏はいつも楽しそうにニコニコしながら講義をしていたのが印象的だ。授業単位の一環でビル・フリーゼル初来日のコンサートにも行った。アルバム「Is That You?」が発売された時で、記憶が正しければ赤坂の草月ホールだ。ボスのエフェクターを直列に5個位並べ、ディレイとリバーブのサウンドがとても印象的だった。
 
_______________________
著書比較表
「究極の選択60」は在庫僅少となっていますので、お求めはお早めに!
ベース教則本販売「basses」

電書版は下のリンクからどうぞ

iOS版  ☆Kindle版

メルマガ購読・解除
 

[ベースライン] ブログ村キーワード

にほんブログ村 音楽ブログ ベースへ←人気のベースブログを見る

板谷ベースアカデミー(12/22動画更新)
__________________________
Will Lee 055-056
Theory025
アップ動画はウィル・リーのフィル。
音色やスタイルが違うのであまりそうゆうふうに聴こえませんが、チャック・レイニーとの共通点が多く聴けるところが面白いです。理論のほうは7thコードに入りました。

動画は毎週更新中です。
https://www.itayabass.com
_______________________
電書版は下のリンクからどうぞ

iOS版  ☆Kindle版

メルマガ購読・解除
 

[ベースライン] ブログ村キーワード

にほんブログ村 音楽ブログ ベースへ←人気のベースブログを見る

板谷ベースアカデミー(12/22動画更新)
__________________________

1996〜2000年の留学体験記。回想録として書いておこうと思ったので、暇な時に書いていきます。第1回目は「なぜ留学しようと思ったのか?」です。


「きっかけは雑誌の広告」
10代半ば、音楽が盛んだった中学で私はベースを始め、仲間とバンド活動を始めました。高校に進学後もロックやポップスバンド、フュージョンバンド等、いろいろ掛け持ちながら、家で聴いていたのはNYやLAのセッション系インスト物、そこからあこがれでなんとなくジャズも聴いていたんです。「ジャズには各プレイヤーのソロがあって、なんか難しそうだけどカッコいい」と。

読んでいた雑誌は「ベースマガジン」に「ジャズライフ」「ホットドックプレス」や「ポパイ」(笑)等。そんな中、ジャズライフのある広告に目がとまりました。「Berklee in Japan '88」浜松市で行われるサマーセミナーです。自分の聞いていたプレイヤーのプロフィールやインタヴューには「Berklee」という言葉が何度か出て来たし、漠然と「どんなところなんだろう、、」と思っていたんですね。

その後何ヶ月か経った頃、今度は新聞の広告に Berklee in Japan 受講生の中から優秀な人を奨学生として派遣する、という紹介記事が載っていました。記憶では10名程が写っていて、出身地と名前、職業などが書かれていたように思います。「すごいなぁ」という気持ちと「行ってみたいなぁ」という気持ちが混在して、徐々に留学ということに惹かれて行った記憶があります。

やがて高校3年になり、いよいよ進学について考えなければならない時期がきました。当時は1学年10クラス。そのうち6〜7クラスは大学・専門へ進学するための授業が組まれる、いわゆる進学校でした。高校2年時にクラス編成があり、一応私は理系の進学組へ入ったものの、頭の中は音楽のことで一杯でした。

理系を選択しておきながら物理や化学の授業はほんとうに苦手で、興味がわかないので全く頭に入ってこない。物理のテストで0点!だった時はさすがにショックでしたが、勉強してないので当然です。学校では時々自習の時間がありましたが、そこでは音楽理論やスケールをノートにまとめたりして勉強をしていました。担当の先生に「おまえは何をやっているんだ」と怒られましたがそんなことはお構いなし。家に帰れば晩御飯の時以外はずっと部屋にこもって練習の日々。が、それは何の苦もなく、むしろ発見と喜びの連続でした。

担任教師との進路相談で音楽の道のことを言ったことがあります。返答は「前例がない」とのことでした。それ以上あまり突っ込まず話の矛先は「どこの大学がいいか?」みたいなことになったと思います。数学の先生でしたが、ピアノの腕前が相当で(男です)不思議と反対するようなことは言いませんでしたが、進路のことになると立場上うかつに変なことは言えなかったのでしょう。

自分でいろいろ考えました。音大受験はクラシックの教育を受けていないし無理(と思っていただけかも、、)。東京の専門学校をいくつか調べて案内を取り寄せてみたりしました。この段階ではいきなりの留学は現実的に考えていなかったように思います。当時はネットもなく情報がない、、具体的にどう動けばいいか方法がわからなかったからかもしれません。そんな中、調べていた専門学校に留学科のコースを発見するのでした。(つづく)
Berklee in Japan 88
当時の広告。受講料と宿泊費で¥80000は安い!右下のBruce Gertz氏は後に自分の師匠となる。
IMG_1661
高校時代の音楽ノートは今でも大切に保管してある。


補足:中学は1年だけ札幌市の八軒中学。2年から手稲西中学。高校は稲雲高校("とおうん"と読む)。帰りにいつも手稲町の「雷舞」という貸レコード店で1枚レコードを借りるのが日課だった。ちなみに雷舞は今のGEOの前身らしい。 同町には楽器店が2つ
三響楽器」と「エルム」がある。三響楽器は中学の頃からスタジオ利用でよくお世話になった。激安だった記憶あり。確かバンドで1時間¥500とかそんな感じだったような、、当時スタジオは1つだけで3人入ればギュウギュウの広さだった。現在は移転して店舗も大きくなっている。

 「エルム」はヤマハ系列のお店で、店長は札幌で有名なブルースギターのAさんだった。僕らのようなガキんちょバンドマンの相手をよくしてくれて、我々も学校帰り用もないのによく顔を出していた。当時やっていた歌物バンドのレコーディングを無償でやってくれたり、学園祭のPAに来てくれたり、いろいろアドバイスもしてくれて本当にお世話になったと思う。ヤマハが開催していたコンテスト BAND EXPLOSION や TEENS MUSIC FESTIVAL もこのお店を通じて出場していたはずだ。(90年に出場し地区大会でベストベーシスト賞をいただいた)今でも思うがこうゆう地元楽器店の頼れる兄貴的存在は必要だと思う。都会の楽器店ではなかなかそうもいかないか、、
_______________________
著書比較表
「究極の選択60」は在庫僅少となっていますので、お求めはお早めに!
ベース教則本販売「basses」

電書版は下のリンクからどうぞ

iOS版  ☆Kindle版

メルマガ購読・解除
 

[ベースライン] ブログ村キーワード

にほんブログ村 音楽ブログ ベースへ←人気のベースブログを見る

板谷ベースアカデミー(12/15動画更新)
__________________________
BASSFILLS053054
BMT024
今週の動画レッスン、エイブラハム・ラボリエルのフィル。理論のほうはダイアトニックコードについて。
エイブラハム・ラボリエルはサンバのプレイが好きです。アル・ジャロウのスペインは有名ですね。ジョー・パスのアルバム「Whitestone」も素晴らしいので、是非チェックしてみてください。

動画は毎週更新中です。
https://www.itayabass.com
IMG_1658
先日のジャムも素晴らしいプレイヤーが集いました。見学だけでも楽しいです次回は1/10(水)。年明けに会いましょう!
_______________________
電書版は下のリンクからどうぞ

iOS版  ☆Kindle版

メルマガ購読・解除
 

このページのトップヘ