板谷直樹ベースブログ

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カテゴリ: バークリー音楽大学留学体験記

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19970307
19970201
2年前に書いた1996〜2000年バークリー留学体験記ですが、閲覧数が多いのでここにまとめておきます。これから留学しようとしている人に何か役立つことがあれば幸いです

01「きっかけは雑誌の広告」

02「高校卒業から東京での生活」

03「東京から札幌へ一旦逆もどり」

04「書類の用意と申請」

05「日本からボストンへ」

06「語学学校時代」

07「秋セメスター始まる」

08「冬休み、そして春セメスターへ」

09「ボストンの夏」「そしてまた秋セメスター」

10「1998年が始まった」

11「1998年の後期は」

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「いよいよ大詰めの1999年。そして帰国へ」

99’春セメスターの授業は以下のとおり

★THE MUSIC OF MILES DAVIS
★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLES
★CONTEMPORARY SMALL ENSEMBLES
★5 & 6 STRING ELECTRIC BASS CHORD LAB
★BASIC SLAP TECHNIQUE
★LATIN BASS LINES
★JOHN COLTRANE BASS LINES
★JAZZ MASTERS OF THE BASS
★PRIVATE INSTRUCTION 7 - BASS
★RECITAL PREPARATION 3
19990116-2
Okemo Mountain Resort はバーモント州にあるスキー場。雰囲気や楽しみ方は日本と何も変わらなかった。それほど遊んでる暇はないのだが、シーズン中気分転換に2回は行った。
19990316
3月の休みにNYへ行った。エンパイア・ステート・ビルの展望台から。まだワルードトレードセンターのツインタワーがある。その後まさかあの大きなビルがあんなことになるなど、誰も思ってはいなかっただろう。
19990321-1
19990321-2
150 Mass Ave. の校舎の地下には確か3つは本格的なレコーディングスタジオがあった。Berkleeに来て驚いたのはこれらの設備とそこで動いている生徒達かもしれない。例えば作曲や編曲科の生徒が宿題を完成させるにはミュージシャンが必要なので、このスタジオに各楽器の生徒が呼ばれ作品を仕上げていく。私もちょくちょく呼ばれて行くのだが、右の時計は2時35分くらいを指している。これは昼ではなく夜中なのだ。
学校から歩いて5分の距離に住んでいてよかった(笑)と思った。ここでは毎日沢山の生徒がプロジェクトを完成させるために朝まで作業していた。その皆のパワーは本当に素晴らしい。
19990508-4
19990508-2
卒業式は5月。まだ授業は残っているが今年に順調に単位を取り終えればOKなので、出席せよとの連絡が来た。ここまで来るのに長いようで短いような、なんとも不思議な感覚だがとても嬉しかった。

99’ 夏セメスターの授業は以下のとおり

★ADVANCED HARMONIC CONCEPTS
★ELEMENTARY DOUBLE BASS LAB
★BASIC SLAP TECHNIQUE 2
★PRIVATE INSTRUCTION 8 - BASS
★RECITAL PREPARATION 4

実質これを終わればほぼ単位は取れてしまうので授業は少なめだが、卒業のためのプロジェクトとリサイタルがあるので、十分時間をとる必要があった。リサイタルは自分のリーダーバンドを組み学内でコンサートを行う。曲はカバーでなくオリジナル曲を用意し、リハーサルを重ね完成度を高めなければいけない。

卒業プロジェクトは自分の研究を教授2人の前で発表しなければいけない。まぁこれが演奏と違って自分にとって大きな悩みの種だった果たして2時間も持つのか、大丈夫なのか、、?が、ここは自分が日本人ということの強み、海外では知ることができない我らが日本人ベーシストを研究して発表したらこれがウケた!当時米国では日本の音楽シーンやミュージシャン情報などは皆無で手に入れる術もない。だから日本にも素晴らしいベーシストがいることを是非知って欲しかった。
資料を作り音を聴かせ、実際に演奏もしてみせたら逆に興味を持ってくれたのだ。教授は「このような内容の発表ははじめてだ」と喜んでくれた。その日は嬉しい感情よりやり終えて本当にホッとしたのが正直なところだった。
199909XX
9月に父と母が遊びに来た。英語がわからない、と本人達がとにかく心配していたが無事に着いてよかった。父にとっては最後の海外旅行となってしまったが、後々母から聞いた話では「よい旅」だったようで本当によかったと思う。

さて、残りはほんの数単位だ。重要な授業は夏で無事終えることができたので、最後の秋セメスターはゆるめに過ごすことができた。

99' 秋セメスターの授業は以下のとおり

★YELLOWJACKET ENSEMBLES
★FINGER STYLE R&B/FUSION LAB
★FUNK/FUSION STYLES FOR BASS
★BASS IN THE FREE IMPROVISATION IDIOM
1999XXX
ブラジル人ミュージシャンとの交流も増えていった。中央はLupa Santiago. 彼とはよくセッションをした。
1999某日ギグ
週末はダウンタウンのレストランで演奏仕事なども。日本のお店ももっと生バンドが入るといいなぁと思う。だってやっぱり生演奏はイイよね?
2000帰国前夜
99' 秋セメスターも終了。これで本当におしまいかと思うと寂しい気持ちで一杯だ。が、10代のあの日思い描いた目標を1つ達成することができた。そして休みに入り年が明け、、、2000年の2月にいよいよ帰国することになった。帰国前日は日本人の友達が集まってくれて、出発は早朝だったがそのまま空港まで見送りに来てくれた人もいた。留学したての頃はとにかく何もわからず困ったことも多かったし、書ききれないこともたくさんあったけれど、やはり一番頼りになったのは同じ国の皆だった。素直に感謝しています、どうもありがとう。

さて、お送りしてきた音楽留学体験記も12回目の今回でおしまいです。大雑把に大体のことしか書きませんでしたが、これから留学をしようと思っている人に何か1つでも参考になれば嬉しいですね。

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「1998年の後期は」
98年も夏セメスターをとることにしたので、その前の短い休みを利用して1週間程日本へ帰ることにした。2年ぶりなので嬉しい。ボストンのローガン空港から一旦シカゴ空港へ。乗り換え待ちは3時間くらいあっただろうか。ロビーでゆっくり休みいざ成田へ。この時の荷物は機内持ち込みのカバン1つ。検査も時間がかからないし、なにせ一番最初入国した時の「預けた荷物紛失事件」のようになる心配もないだろう。

14時間程のフライト(長い)で成田に到着。そこから羽田に移動し(これも長い)千歳空港へ。家に着いたのが何時かまでは覚えていないが、やっとたどり着いたという感じ。次の日から友人などに会い食事をしたが、多分ひどい時差ボケだったように思う。

自分が一番好きな銭函の海へも行った。中学高校時代、夏になると自転車でよく行った場所だ。空が広く夕日が綺麗。悩みや希望などはここで全部吐き出すと不思議とすっきりするのだ。

しかしながら人間は無いものねだりで、恋しかった日本も4日もすれば慣れてしまう。早くまた音楽と練習に浸る環境が欲しくなってしまった。1週間の滞在を終え早々とボストンへ向かった。
19980625
(コープリースクエアでフォープレイの無料コンサート。サウンドチェック中のネーザン・イーストとラリー・カールトンを間近で見れた。)
19981130-2
98'夏セメスターでとった授業は以下のとおり。今年も夏は授業数を少なめに、あとは自分の練習時間にあてることにした。

★PERFORMANCE EAR TRAINING - BASS 2
★RECITAL WORKSHOP
★PRIVATE INSTRUCTION 5
★RECITAL PREPARATION 1

RECITAL PREPARATION 1は卒業リサイタルに向けての準備だ。バンドを組み、曲をつくり、発表していく。クラスメイトが審査員となってステージングについて評価する。他の生徒の演奏はとても参考になるし、また厳しい意見も出るので気の抜けない授業だった。

PRIVATE INSTRUCTION は引き続き Bruce Gertz 氏のハイレベルな内容。家に帰ってから時間の多くは氏から出た宿題に費やしていた。
19980704
(7/4は独立記念日。昨年と同じく戦闘機が低空で飛来し圧倒された。夜は恒例の花火だ。)
19980724
(小ホール1Aにてリサイタル。香港ギタリストK氏のサポート。
サイドギターは今も仲良いT氏。ドラムは米国人女性Cで彼女とは別バンドでもよく演奏した。)
19980820
(いつもの散歩コース。夏のチャールズ川も気持ちいい。)
19980824
(ボストン大学など他の大学の生徒との交流もしばしばあった。例えば友達のルームメイトが他大学の場合や語学学校時代の友達が大学に進学して、などだ。音楽以外の話題になるので、それもまた楽しいひと時だった。)
19981130-1
98年の秋セメスター開始直後には念願のウッドベースを手に入れた。ここでは多くのベース生徒がウッドを弾いているので、色々な人にお願いして試しに触らせてもらっていた。それでいつかは自分も欲しいなぁと思っていたのだ。そして卒業生からルーマニア製のものを売ってもらった。

28歳になっていたので遅い、とも思ったがそれは今振り返れば全く関係ないと思う。いくつになっても始めたければ始めればいいのだ。が、全然思うように弾けない。どうしたらエレベのように弾けるのか、、練習室に篭る日々が続き、考え方も方法も1からやり直すよい機会になったと思う。(今も継続中 やり直すのではない、前へ進むのだ!!)

98'秋セメスターでとった授業は以下のとおり。

★RHYTHMIC EAR TRAINING
★SURVEY OF BASS STYLES
★CONCEPTS FOR JAZZ BASS LINES
★ADVANCED IMPROVISATION TECHNIQUES FOR BASS
★PRIVATE INSTRUCTION 6
★RECITAL PREPARATION 2

SURVEY OF BASS STYLES は実技はなく座学のいわゆる教養的な授業だ。CDをかけて聴いたり、貴重な古い雑誌の切り抜きなどもコピーで渡してもらえるのだが、こういった資料は日本で手に入らないしとても嬉しい。宿題で図書館へ調べ物をしに行くこともあるが、そこは宝の山というか、英語がスラスラ読めればなぁ、、という思いがあった。またBass科にも資料室があって、そこはベース関連資料の山なのだが、面白いことに日本の某ベース雑誌も大量に保存されていた。恐らく留学生の誰かが寄付したものなのだろう、、。

さて、今季は気づけば6セメスター目なのだ。本当に時間が経つのが早い。順調に行けば来年卒業だし、益々練習と授業に気合いが入っていった。
19981219
(この年から隣の州のスキー場へ行くようになった。やはりスキーは楽しいね
19981231
(大晦日はたいてい友達の家でパーティー(という名の飲み)をしていたが、この日はレストランで演奏だった。このような仕事も時々するようになっていった。)

つづく。

補足1:「フォープレイ」
語学学校時代、クラスで最近何を聴いている?と女性教師に聞かれたので「フォープレイ」と答えた。すると目を丸くしてびっくりされた記憶がある。英語で前戯のことを「Foreplay」と言うらしい。一方バンドのほうは「Fourplay」だ。微妙すぎる

補足2:「ウッドベース」
ウッドベースは和製英語だ。「ダブルベース」か「アコースティックベース」と言わなければ通じなかった。同じく「シールド」もそう。お店で「あのシールドをください。」と言って「それは何だ?」と言われてしまった。正しくは「ケーブル」なのだ。
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「1998年が始まった」

97年の秋セメスターを無事に終え冬休みに入った。そして
年が明けた98年早々、ボストンにある日本人会の新年会に演奏で呼ばれ、日本人グループでオリジナル曲やスタンダードを演奏した。ビジネスなどで駐在の人やその家族だろうか。大勢の日本人が集っていた。
19980111-1
(ボストン日本人会の詳細はこちら。)
19980111-2
(冬のチャーズル川の眺めも綺麗で美しい。)
19980118
(1/18はけっこう雪が降った。ここはアパートメントの近くで24時間オープンのコンビニがある。向こうに見えるビルはプルデンシャルセンター。ショッピングモールやフードコートがあり普段からよく利用した。観光客でも賑わっている。)

1月の中旬は春セメスターの授業登録(Registration)の季節だ。早いものでもう5thセメスターになる。今期もより演奏とインプロに力を入れた内容で、頭と体をフルに使った。「HARMONIC CONSIDER IN IMPROVISATION」はソロの分析が多くレベルが高い。これはもう一度しっかり受けてみたい授業の1つだ。

JAZZ FLUTE ENSEMBLE はフルート奏者が4〜5名にリズムセクションという構成。ビックバンド的な曲を演り、確か発表会もあったと思う。アンサンブル授業は多種多様な国籍のメンバーと演奏し毎回とても刺激になった。

98’春セメスターの授業は以下のとおり

★JAZZ FLUTE ENSEMBLE
★SMALL BAND ENSEMBLES
★PERFORMANCE EAR TRAINING - BASS 1
★HISTORY OF JAZZ
★HARMONIC CONSIDER IN IMPROVISATION 1
★BASS LAB - READING 3
★BASS LAB - BASIC TIMEKEEPING
★BASIC KEYBOARD TECHNIQUE 2
★PRIVATE INSTRUCTION 4 - BASS
19980416
(ここは1140 Boylston St. にある校舎内の小ホール1W。この日は注目のギター生徒が集合しアンサンブルを披露。日本人のMさんも混じっている。Mさんは帰国後某ジャズギターコンテストで優勝、他者にない独自の世界観と奏法で現在も日本ジャズシーンで活躍中だ。)
19980420
(150 Mass Ave. の校舎から)
19980428
(校舎内には掲示板が多数ある。SUBLETと題された張り紙は、部屋を貸すという意味で、夏休みの間など長期不在になる部屋を希望者に貸して、家賃を代わりに払ってもらうのだ。新入生は最初このような部屋を利用するのも手だ。)
19980503
(トルコ人の彼らとも変わらずセッションが続いた。)

夏セメスターが始まる前の短い休みで一時帰国することにした。2年ぶりの日本なので楽しみだ。日本食はこちらでも食べれるのだが、やはり何か物足りない。美味しいラーメンやお寿司はやはり日本じゃないとね!

つづく。
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「ボストンの夏」
5月の試験を終えた。さて、次の夏セメスターを取るか、夏はお休みにして秋セメスターからにするか?の選択があるのだが、夏の授業を休めば9月の授業開始まで長い夏休みになる。が、そんなに休んでもなぁ、、という思いだったので自分は受けることにした。アメリカ人学生の殆どは休みに入るようで故郷に帰ってゆっくりする、ような話をちらほら聞いた。なので夏は学校に出入りする生徒も少なくなり、やや緩い雰囲気になるのだ。

授業は5月の下旬からスタートし、8月の中旬に試験となる。夏セメスターは秋や春よりやや短い12週間のプログラム。授業数はちょっと少なめにして半分は夏休み、みたいな感じで授業を取ってみた。

★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLE
アンサンブルの授業。

★EAR TRAINING 3
ソルフェージュと聴き取り。移動ドの練習がはじまり内容が高度になってくる。

★HARMONY 3
曲の分析、コード進行とスケールを学ぶ。こちらも内容が難しくなってきた。

★JAZZ IMPROVISATIONAL TECHNIQUS
ジャズの生き字引的存在 John LaPorta によるクラスをとることができた。残念なことに氏は2004年に他界している。叶うならば是非もう一度受けてみたい授業。
19970512
(Mass Ave.の南から北を見る。この通りの両側にはタワーレコード、楽器屋やスターバックス、ダンキンドーナツ、マクドナルドの他、ピザ屋、インドカレー屋などがありよく利用した。)
19970704
(7月4日は独立記念日(インディペンデンス・デイ)。チャールズ川に大勢の人が集まる。戦闘機が低空飛行し夜は花火が打ち上げられる。この打ち上げ花火は1777年からの伝統行事だそうだ。米国人の愛国心の強さと強い国アメリカを象徴するような行事に感じた。)
19970708
(ルームメイトとの生活を終え一人暮らしを開始。学校のすぐそば Haviland St. にあるアパートメント。5分前に出れば授業に間に合う近さ。乱雑で申し訳ないが普段はこんな感じだ
19970719-3
(ジョンハンコックタワーの展望台から。チャールズ川の向こうにはマサチューセッツ工科大学やハーバード大学がある。世界の頭脳が集まっていると思うと胸が熱くなり、気分を味わいにキャンパスを散歩しに行くことも

ボストンの気候はカラッとしていて気持ちがよく、梅雨のない北海道に似ている。6月に26歳の誕生日(1997年)を迎えた。その時は皆でパーティーをしてくれたように思う。ところで、お酒を買うには必ず年齢確認が必要でパスポートを店員に見せるのだ。アルコールに関しては日本より厳しいイメージがあった。夏はじっくり練習し、緑の多い公園を散歩、チャールズ川でのんびりしたり、、というような日々だった。

「そしてまた秋セメスター」
入学して1年、時間はあっという間に過ぎていった。4thセメスター(97’秋セメスター)ではアンサンブルを3つとベース実技系のクラスで固めることにした。そして PRIVATE INSTRUCTION(個人レッスン)ではかねてから希望していた Bruce Gertz のクラスを取ることができた。氏はウッドベースもエレキベースも驚異的なテクニックの持ち主で、毎週本当に多くのことを学ばせてもらったが、正直今でも消化しきれていない部分があり当時のノートを見返えすことがある。

★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLE
★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLE(別クラス)
★JAZZ FLUTE ENSEMBLE
★EAR TRAINING 4
★HARMONY 4
★BASS LAB - READING 2
★BLUES BASS LAB
★PRIVATE INSTRUCTION 3 - BASS
★FUNDAMENTALS OF IMPROVISATION FOR BASS
19970926
(クラスが終った部屋は18時から開放され、予約をすればセッションや練習に使ってよい。トルコからやってきた3人とは頻繁にセッションをした。)
19971201
(学内にあるカフェも夜になるとライブ会場と化す。この日は日本人グループで出演した。今では考えられないが当時は6弦ベースのフレット付きとフレットレスの2本のみ。完全な6弦ベーシストだったのだ。)
19971209
(大体どのクラスもこのくらいの人数で行われる。彼らはよく質問し発言する。一方的に聞いているということはあまりない。また教授は生徒の発言によく耳を傾け、それを一方的に否定することはない。型にはめるような風潮がないので自然と個性の強い人が育つのではないだろうか。これはあくまで日本人的な見方で、ここではそれがごくごく普通に行われているのだった。)

つづく
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