板谷直樹ベースブログ

ベーシストの板谷直樹です。動画レッスン ITAYA BASS ACADEMY を開講中。HPは→こちら

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ベースレッスン(ページリニュー)
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「1998年の後期は」
98年も夏セメスターをとることにしたので、その前の短い休みを利用して1週間程日本へ帰ることにした。2年ぶりなので嬉しい。ボストンのローガン空港から一旦シカゴ空港へ。乗り換え待ちは3時間くらいあっただろうか。ロビーでゆっくり休みいざ成田へ。この時の荷物は機内持ち込みのカバン1つ。検査も時間がかからないし、なにせ一番最初入国した時の「預けた荷物紛失事件」のようになる心配もないだろう。

14時間程のフライト(長い)で成田に到着。そこから羽田に移動し(これも長い)千歳空港へ。家に着いたのが何時かまでは覚えていないが、やっとたどり着いたという感じ。次の日から友人などに会い食事をしたが、多分ひどい時差ボケだったように思う。

自分が一番好きな銭函の海へも行った。中学高校時代、夏になると自転車でよく行った場所だ。空が広く夕日が綺麗。悩みや希望などはここで全部吐き出すと不思議とすっきりするのだ。

しかしながら人間は無いものねだりで、恋しかった日本も4日もすれば慣れてしまう。早くまた音楽と練習に浸る環境が欲しくなってしまった。1週間の滞在を終え早々とボストンへ向かった。
19980625
(コープリースクエアでフォープレイの無料コンサート。サウンドチェック中のネーザン・イーストとラリー・カールトンを間近で見れた。)
19981130-2
98'夏セメスターでとった授業は以下のとおり。今年も夏は授業数を少なめに、あとは自分の練習時間にあてることにした。

★PERFORMANCE EAR TRAINING - BASS 2
★RECITAL WORKSHOP
★PRIVATE INSTRUCTION 5
★RECITAL PREPARATION 1

RECITAL PREPARATION 1は卒業リサイタルに向けての準備だ。バンドを組み、曲をつくり、発表していく。クラスメイトが審査員となってステージングについて評価する。他の生徒の演奏はとても参考になるし、また厳しい意見も出るので気の抜けない授業だった。

PRIVATE INSTRUCTION は引き続き Bruce Gertz 氏のハイレベルな内容。家に帰ってから時間の多くは氏から出た宿題に費やしていた。
19980704
(7/4は独立記念日。昨年と同じく戦闘機が低空で飛来し圧倒された。夜は恒例の花火だ。)
19980724
(小ホール1Aにてリサイタル。香港ギタリストK氏のサポート。
サイドギターは今も仲良いT氏。ドラムは米国人女性Cで彼女とは別バンドでもよく演奏した。)
19980820
(いつもの散歩コース。夏のチャールズ川も気持ちいい。)
19980824
(ボストン大学など他の大学の生徒との交流もしばしばあった。例えば友達のルームメイトが他大学の場合や語学学校時代の友達が大学に進学して、などだ。音楽以外の話題になるので、それもまた楽しいひと時だった。)
19981130-1
98年の秋セメスター開始直後には念願のウッドベースを手に入れた。ここでは多くのベース生徒がウッドを弾いているので、色々な人にお願いして試しに触らせてもらっていた。それでいつかは自分も欲しいなぁと思っていたのだ。そして卒業生からルーマニア製のものを売ってもらった。

28歳になっていたので遅い、とも思ったがそれは今振り返れば全く関係ないと思う。いくつになっても始めたければ始めればいいのだ。が、全然思うように弾けない。どうしたらエレベのように弾けるのか、、練習室に篭る日々が続き、考え方も方法も1からやり直すよい機会になったと思う。(今も継続中 やり直すのではない、前へ進むのだ!!)

98'秋セメスターでとった授業は以下のとおり。

★RHYTHMIC EAR TRAINING
★SURVEY OF BASS STYLES
★CONCEPTS FOR JAZZ BASS LINES
★ADVANCED IMPROVISATION TECHNIQUES FOR BASS
★PRIVATE INSTRUCTION 6
★RECITAL PREPARATION 2

SURVEY OF BASS STYLES は実技はなく座学のいわゆる教養的な授業だ。CDをかけて聴いたり、貴重な古い雑誌の切り抜きなどもコピーで渡してもらえるのだが、こういった資料は日本で手に入らないしとても嬉しい。宿題で図書館へ調べ物をしに行くこともあるが、そこは宝の山というか、英語がスラスラ読めればなぁ、、という思いがあった。またBass科にも資料室があって、そこはベース関連資料の山なのだが、面白いことに日本の某ベース雑誌も大量に保存されていた。恐らく留学生の誰かが寄付したものなのだろう、、。

さて、今季は気づけば6セメスター目なのだ。本当に時間が経つのが早い。順調に行けば来年卒業だし、益々練習と授業に気合いが入っていった。
19981219
(この年から隣の州のスキー場へ行くようになった。やはりスキーは楽しいね
19981231
(大晦日はたいてい友達の家でパーティー(という名の飲み)をしていたが、この日はレストランで演奏だった。このような仕事も時々するようになっていった。)

つづく。

補足1:「フォープレイ」
語学学校時代、クラスで最近何を聴いている?と女性教師に聞かれたので「フォープレイ」と答えた。すると目を丸くしてびっくりされた記憶がある。英語で前戯のことを「Foreplay」と言うらしい。一方バンドのほうは「Fourplay」だ。微妙すぎる

補足2:「ウッドベース」
ウッドベースは和製英語だ。「ダブルベース」か「アコースティックベース」と言わなければ通じなかった。同じく「シールド」もそう。お店で「あのシールドをください。」と言って「それは何だ?」と言われてしまった。正しくは「ケーブル」なのだ。
_________________________________ベースラインで迷わない本20180705
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ベースレッスン(ページリニュー)
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「1998年が始まった」

97年の秋セメスターを無事に終え冬休みに入った。そして
年が明けた98年早々、ボストンにある日本人会の新年会に演奏で呼ばれ、日本人グループでオリジナル曲やスタンダードを演奏した。ビジネスなどで駐在の人やその家族だろうか。大勢の日本人が集っていた。
19980111-1
(ボストン日本人会の詳細はこちら。)
19980111-2
(冬のチャーズル川の眺めも綺麗で美しい。)
19980118
(1/18はけっこう雪が降った。ここはアパートメントの近くで24時間オープンのコンビニがある。向こうに見えるビルはプルデンシャルセンター。ショッピングモールやフードコートがあり普段からよく利用した。観光客でも賑わっている。)

1月の中旬は春セメスターの授業登録(Registration)の季節だ。早いものでもう5thセメスターになる。今期もより演奏とインプロに力を入れた内容で、頭と体をフルに使った。「HARMONIC CONSIDER IN IMPROVISATION」はソロの分析が多くレベルが高い。これはもう一度しっかり受けてみたい授業の1つだ。

JAZZ FLUTE ENSEMBLE はフルート奏者が4〜5名にリズムセクションという構成。ビックバンド的な曲を演り、確か発表会もあったと思う。アンサンブル授業は多種多様な国籍のメンバーと演奏し毎回とても刺激になった。

98’春セメスターの授業は以下のとおり

★JAZZ FLUTE ENSEMBLE
★SMALL BAND ENSEMBLES
★PERFORMANCE EAR TRAINING - BASS 1
★HISTORY OF JAZZ
★HARMONIC CONSIDER IN IMPROVISATION 1
★BASS LAB - READING 3
★BASS LAB - BASIC TIMEKEEPING
★BASIC KEYBOARD TECHNIQUE 2
★PRIVATE INSTRUCTION 4 - BASS
19980416
(ここは1140 Boylston St. にある校舎内の小ホール1W。この日は注目のギター生徒が集合しアンサンブルを披露。日本人のMさんも混じっている。Mさんは帰国後某ジャズギターコンテストで優勝、他者にない独自の世界観と奏法で現在も日本ジャズシーンで活躍中だ。)
19980420
(150 Mass Ave. の校舎から)
19980428
(校舎内には掲示板が多数ある。SUBLETと題された張り紙は、部屋を貸すという意味で、夏休みの間など長期不在になる部屋を希望者に貸して、家賃を代わりに払ってもらうのだ。新入生は最初このような部屋を利用するのも手だ。)
19980503
(トルコ人の彼らとも変わらずセッションが続いた。)

夏セメスターが始まる前の短い休みで一時帰国することにした。2年ぶりの日本なので楽しみだ。日本食はこちらでも食べれるのだが、やはり何か物足りない。美味しいラーメンやお寿司はやはり日本じゃないとね!

つづく。
_________________________________著書比較表New
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板谷ベースアカデミー(次回の動画更新は6/1
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「ボストンの夏」
5月の試験を終えた。さて、次の夏セメスターを取るか、夏はお休みにして秋セメスターからにするか?の選択があるのだが、夏の授業を休めば9月の授業開始まで長い夏休みになる。が、そんなに休んでもなぁ、、という思いだったので自分は受けることにした。アメリカ人学生の殆どは休みに入るようで故郷に帰ってゆっくりする、ような話をちらほら聞いた。なので夏は学校に出入りする生徒も少なくなり、やや緩い雰囲気になるのだ。

授業は5月の下旬からスタートし、8月の中旬に試験となる。夏セメスターは秋や春よりやや短い12週間のプログラム。授業数はちょっと少なめにして半分は夏休み、みたいな感じで授業を取ってみた。

★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLE
アンサンブルの授業。

★EAR TRAINING 3
ソルフェージュと聴き取り。移動ドの練習がはじまり内容が高度になってくる。

★HARMONY 3
曲の分析、コード進行とスケールを学ぶ。こちらも内容が難しくなってきた。

★JAZZ IMPROVISATIONAL TECHNIQUS
ジャズの生き字引的存在 John LaPorta によるクラスをとることができた。残念なことに氏は2004年に他界している。叶うならば是非もう一度受けてみたい授業。
19970512
(Mass Ave.の南から北を見る。この通りの両側にはタワーレコード、楽器屋やスターバックス、ダンキンドーナツ、マクドナルドの他、ピザ屋、インドカレー屋などがありよく利用した。)
19970704
(7月4日は独立記念日(インディペンデンス・デイ)。チャールズ川に大勢の人が集まる。戦闘機が低空飛行し夜は花火が打ち上げられる。この打ち上げ花火は1777年からの伝統行事だそうだ。米国人の愛国心の強さと強い国アメリカを象徴するような行事に感じた。)
19970708
(ルームメイトとの生活を終え一人暮らしを開始。学校のすぐそば Haviland St. にあるアパートメント。5分前に出れば授業に間に合う近さ。乱雑で申し訳ないが普段はこんな感じだ
19970719-3
(ジョンハンコックタワーの展望台から。チャールズ川の向こうにはマサチューセッツ工科大学やハーバード大学がある。世界の頭脳が集まっていると思うと胸が熱くなり、気分を味わいにキャンパスを散歩しに行くことも

ボストンの気候はカラッとしていて気持ちがよく、梅雨のない北海道に似ている。6月に26歳の誕生日(1997年)を迎えた。その時は皆でパーティーをしてくれたように思う。ところで、お酒を買うには必ず年齢確認が必要でパスポートを店員に見せるのだ。アルコールに関しては日本より厳しいイメージがあった。夏はじっくり練習し、緑の多い公園を散歩、チャールズ川でのんびりしたり、、というような日々だった。

「そしてまた秋セメスター」
入学して1年、時間はあっという間に過ぎていった。4thセメスター(97’秋セメスター)ではアンサンブルを3つとベース実技系のクラスで固めることにした。そして PRIVATE INSTRUCTION(個人レッスン)ではかねてから希望していた Bruce Gertz のクラスを取ることができた。氏はウッドベースもエレキベースも驚異的なテクニックの持ち主で、毎週本当に多くのことを学ばせてもらったが、正直今でも消化しきれていない部分があり当時のノートを見返えすことがある。

★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLE
★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLE(別クラス)
★JAZZ FLUTE ENSEMBLE
★EAR TRAINING 4
★HARMONY 4
★BASS LAB - READING 2
★BLUES BASS LAB
★PRIVATE INSTRUCTION 3 - BASS
★FUNDAMENTALS OF IMPROVISATION FOR BASS
19970926
(クラスが終った部屋は18時から開放され、予約をすればセッションや練習に使ってよい。トルコからやってきた3人とは頻繁にセッションをした。)
19971201
(学内にあるカフェも夜になるとライブ会場と化す。この日は日本人グループで出演した。今では考えられないが当時は6弦ベースのフレット付きとフレットレスの2本のみ。完全な6弦ベーシストだったのだ。)
19971209
(大体どのクラスもこのくらいの人数で行われる。彼らはよく質問し発言する。一方的に聞いているということはあまりない。また教授は生徒の発言によく耳を傾け、それを一方的に否定することはない。型にはめるような風潮がないので自然と個性の強い人が育つのではないだろうか。これはあくまで日本人的な見方で、ここではそれがごくごく普通に行われているのだった。)

つづく
ベースのフィルイン
5/25〜28まで不在となります。ご注文は承っておりますが発送は29日からとなりますのであらかじめご了承ください。
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板谷ベースアカデミー(次回の動画更新は5/18
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19970201
赤レンガが美しいボストンの街並み。)

「冬休み、そして春セメスターへ」
1997年が始まった。お正月をアメリカで迎えるのはなんだか不思議な気がしたが、友達皆で集まってパーティーなどしていたように思う。また学校が始まるまで少しの休みだ。春セメスターは1月の中旬から授業の登録(Registration)があり、5月の初旬が試験となる。ここで取った授業は下のとおり。

★ARRANGING 2
前期の続き。2では管楽器のアレンジテクニック。

★EAR TRAINING 2
ソルフェージュと聴き取り。前期の続きで内容が進む。

★HARMONY 2
曲を分析しコード進行とスケールを学ぶ。宿題は学んだ進行を使った作曲が多い。

★PRIVATE INSTRUCTION 2 - BASS
ベースの個人レッスン。1対1なので気が抜けない。

★BASS LAB - READING 1
初見のクラスを取った。慣れるためにはひたすら読むしかない。

★INTRO / LATIN JAZZ BASS PLAYING
Oscar Stagnaro の授業。クラーベの構造やトゥンバオもここで学んだ。

★BASIC KEYBOARD TECHNIQUE 1
ピアノ専攻でない人のための鍵盤の授業。

★RHYTHM SECTION & VOCAL ENSEMBLE
アンサンブルの授業。教授は Walter Beasley。
19970108
(お正月が明け休み中。近所の公園 Back Bay Fens をよく散歩した。北側にはレッドソックスの球場 Fenway Park があり、南側にはボストン美術館がある。)
19970212
(授業も始まり落ち着いてきた頃アパートメントが停電に。電力会社へ電話したら「修理は明日」になるという。こんな対応は日本ではまずあり得ないが、似たようなことはしばしば起こった。宿題もあるし、うーむ、この日は仕方なしにロウソクで過ごしたのだった
19970307
(150 Mass Ave. にある校舎。3月に入り少し寒さも緩んできた。)
19970401
(、、と思いきや、4/1は何年ぶりかの大雪で休講になったのだ!)

Walter Beasley のアンサンブルクラスではスティービー・ワンダーやジョージ・デュークの曲をやった記憶がある。また Walter はたまに(本当にたまに)サックスを吹いてくれることがあったが、その音色が柔らかく暖かい本当に良い音だったことを強烈に覚えている。

ここでは後々長い付き合いになるピアノのO氏やボーカルのNさんとも知り合いになった。O氏はボストンに残り今でも活躍中。Nさんは帰国後の2000年代に多くのライブをご一緒し、今は関西を中心に活躍中だ。

因みにアンサンブルの授業を受けるには「Rating」と呼ばれる演奏評価が必要になる。これはセメスターの最初にオーディションを受けて、初見やテクニック、インプロ力などを4つの数字で与えられるもの。アンサンブルはクラスごとに Rating が決まっており、皆より良い数字を目指して奮闘していた。このオーディションは教授や上級学生のアンサンブルに交じり行われるので毎回とても緊張した記憶がある。

つづく
FILL-AH
動画コースはR&Bベーシストが進行中。個人レッスンも初月無料キャンペーン中です。

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板谷ベースアカデミー動画更新は4/27
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「秋セメスター始まる」
1996年9月、いよいよバークリーへ入学となった。いくつかオリエンテーション的なクラスや楽器オーディションがあり、本格的な授業は次の週から。秋の学期でとった授業は下のとおり。

★ARRANGING 1
ジャズやボサノヴァ、ファンクなど曲のアレンジテクニックを学ぶ。

★EAR TRAINING 1
ソルフェージュと聴き取り。譜面を見てメロディを歌ったり、リズムや音程を聴いて譜面にする授業。

★ENGLISH AS A SECOND LANGUAGE 1
英語の授業。

★HARMONY 1
コード進行とスケールを学ぶ音楽理論のクラス。宿題は学んだコード進行を使って曲を作ることも多かった。

★BASS LAB - LINES 3
ベースラインについて学ぶ。オーディションでLINES1〜2は不要と判断されたのだが、レベルが高く戸惑った。

★INTRO TO MUSIC THCHNOLOGY
MIDIについての知識やシーケンスソフトについて。

★PRIVATE INSTRUCTION 1 - BASS
ベースの個人レッスン。自分のスタイルに合った教授を多数の中から選べる。
チャールズリバー夜景
(チャールズリバーからみた夜景。休日は川沿いをよく散歩した。)

小さい頃からピアノをやっていた人達は EAR TRAINING や HARMONY のクラスを「テストアウト」で飛び級してしまう人もいたが、自分はここでの授業を1からじっくり受けたい気持ちもあり、焦らず経験していくことにした。一方 BASS LAB は LINES 3 のクラスへ組み込まれ、2年目の生徒と一緒になりレベルの高さに焦ることとなった。1や2のクラスへ変えてもらうことも相談したが、まぁなんとかついていった。
BPC
(1200名収容するホール、Berklee Performance Center 通称BPCでは様々なコンサートが行われる。この日は後に私の師匠となるBruce Gertz氏の演奏が聞けた。)

ARRANGING や HARMONY、MUSIC THCHNOLOGY のクラスではシーケンスソフトを使って宿題を完成させてくることが要求された。様々な作業にMacは必要で自宅にも用意したが、学内のラーニングセンターへ行けばMacがズラりと並び、必要なアプリ、音源は揃っていたのでそこも利用できる。当時学校では Opcode社の Vision というソフトを推奨していた(今はない)。自動伴奏ソフトの Band In a Box と出会ったのもラーニングセンターだ。私はMacには割と詳しかったようで、いろんな人がアプリの使い方、操作の仕方を聞いてきた記憶がある。
部屋のMac
(家ではPower Macintosh 7200/90 を使っていた。ソフトはかねてから使っていた MOTU の Performer。MOTU社はボストンにあって、日本人学生も働いていた。)
ルームメイト
(最初のルームメイトは韓国人のK氏(右端)。彼はチョー・ヨンピルのツアーメンバーで武道館でも何度か演奏したことがあるそう。根っから明るく韓国料理をよく作ってくれた。敬虔なクリスチャンでもあった。)
韓国人の友達
(K氏つながりでたくさんの韓国人留学生と友達になった。ほんの少し離れた隣の国なのに、いろいろ文化の違いがあり面白い。彼らは皆フレンドリーだった。)
花火
(大晦日。カウントダウン後、花火が打ち上げられ「Happy New Year!!」と大騒ぎになる。日本のお正月は静かに祝うがそれとは真逆なのだ。)

秋セメスターのテスト期間は12月の中頃。それが終われば冬休みに入る。ボストンの冬は寒いが、地元が北海道なので何てことはない。それより連日の宿題と練習に追われ疲れていたのでゆっくり休みたい気分だ。英語の授業にも少しづつ慣れてきたのだが、それでもまだまだの1年生。右往左往してアタフタすることも多かった。卒業に向けて一歩一歩行くしかない。そんな思いでいっぱいの96年の末だった。

つづく
ベースラインで迷わない20180409
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