マキシフーズジャパン開店！

我が家の野菜たちの道内流通を一手に引き受けてくれているマキシフーズさんのお店が明日開店します。
ハーブ類や西洋野菜に取り組みはじめた2年目、マキシフーズさんの開業以来からのつきあいで、自分のことでないにも関わらず大きな一歩な気がしてわくわくしている今日この頃です。
小さなお店ですが僕の仲間の農産物や世界の本物のスローフードと呼ぶにふさわしい食材の販売にその場で調理法を教えてもらいながら味もお試しできるカフェも併設しています。
もちろんイタリアンのシェフとして修行を積んだ代表さんなので純粋に食事に行っても楽しめます。
お近くの方もちょっと遠い方も旅行で札幌に行く方も、是非お立ち寄り下さい。
最近ブログに書ききれなくなっている我が家の新商品たちも次々に並べてくれる予定です。

マキシフーズジャパン
札幌市大通23丁目グリーンパーク23 １F
電話　[phone]
  

奇跡の連続！越冬再生野菜！

4月に奇跡的な成功を見せたラディッキョロッソ・トレヴィーゾ・タルティーポに続いて５月はキャベツの越冬株が大活躍でした.
写真は左から花キャベツ、ベビーキャベツ、ベビーサボイ（いずれも勝手につけた仮名称）

きっかけは秋岡シェフ、リクエストのカーボロネロの若芽（写真左）
こちらも順調に育ってはいます。今月末から出荷開始予定です。

でもってカーボロネロの写真見たときに何となく似てるなぁと感じたのがキャベツの収穫後再生して生えてくる葉（写真左）というわけでラディッキョ・・（以下略）の件もあったので試しに送ってみると・・・・「まさに欲しかったのはこれですよ！！」調子に乗ってミクニサッポロ小川シェフに送ってみても「面白いね！」

奇跡は続きちょっと採り遅れて伸びてしまった菜の花部分をかじってみると昨年好評だった紅菜苔ににて甘いなぁ・・と思いデッラ・アモーレ吉川シェフに「菜の花の大きなやつ」として送ってみる・・・・「これ使えるね！」
この商品は使い勝手もよく、先日のスキップが縁で取引させていただくことになったフレッシュファクトリーさんでもさっそく採用してくれました！

更に奇跡は続き・・・
イタリアンパセリに２年目現れこれが出ると堅くなってパセリとしての出荷が終わってしまう茎！
そこにたまたま野菜の収穫に来ていた冬音の窪田社長「もうはやセロリあるじゃん！」とガブリ！！「和食にはちょっと使いづらいけど洋食なら使い道あるんじゃない？」というわけで新作をいつも試してくれる秋岡シェフへ・・・「これもまた面白いですね！」

というわけで予期せぬ新作ラッシュのここ数週間でした


  

修学旅行の農業体験

わが家で3回目となる修学旅行生の受入
今回は兵庫県川西市の中学生でした。
食育という言葉が一般的になってかれこれ5年以上になりますが修学旅行に農業体験を取り入れる学校も年々増えています。
僕が就農前（2000年頃）に３か月ほど勉強させていただいた出版社の（社）農文協が食農教育という雑誌を創刊したのもちょうどその頃です。
最近食べ物が高くて大変というニュースはよく耳にしますがそもそも世界全体ではたえず食べ物はたりていないということを知る人はまだまだ少ないと感じています。
日常生活で見える表面の背景に何があるのかを知る大切さというのを一番感じやすいのが最低限生きていくためにも欠かすことのできない食べ物の店に並ぶまでを知ることだと考えています。
「畑を知ることで料理に一層愛情がわき、その愛情がお客さんにも伝わる」と農園を訪れてくれるシェフも増えてきています。
僕たち農家も農業の現場、食べ物の情報をもっともっと積極的に発信しなきゃ行けないなぁと感じる今日この頃です。  

今年の栽培品目一覧

ますます増え続ける西川農園の栽培品目。
いよいよ一度に全部は思い出せないので再整理です。
残念ながら断念したものはひよこ豆(9割以上カビてしまう)、ローズマリー(冬を越せない)、ベビーリーフMIX(採算割)などもありますが新チャレンジも真っ白な実のキュウリ、冬瓜、大和芋、カリフラワーロマネスコなどあります。
昨年好評を得られたキクイモ、甘とうがらしなどは増産しています。

レギュラー商品
・基本的によほどの大量注文でない限り販売できる品目です。
【米】
ななつぼし、大地の星(リゾット、パエリア米)
【穀物】
そば、完熟枝豆大豆
【果菜類】
ミニトマト（ラブリー藍)、シシリアンルージュ(クッキングトマト)、かぼちゃ（味皇、坊ちゃん、くりゆたか、雪化粧、ET）、ズッキーニ、スイートコーン（サニーショコラ）、甘とうがらし(万願寺タイプ)、冬瓜
【葉菜類】
キャベツ（夏、越冬、サボイ）、バジル、、セージ、イタリアンパセリ、プンタレッレ、フィノッキオ
【根菜類】
赤ビーツ、キクイモ
新規商品
・販売見込み量以上には生産しますが安定供給まではまだお約束できない子たちです。
カーボロネロ、ラディッキョロッソ・トレヴィーゾ、パプリカピーマン、白キュウリ

限定生産
・余り量産したくないので注文後生産開始、値決めオーダーメードのみ受けます。
高糖度丸トマト、ルッコラセルバティカ、赤軸ほうれん草

加工品
冷凍かぼちゃピューレ（雪化粧）
レトルトパックかぼちゃ
冷凍ホールコーン
完熟枝豆味噌（冬音共同開発）
冷凍とまと

試験栽培
・うまくいくととれるかも・・・とれた場合は和寒田舎酒家冬音やレストランアキオカで並べてくれる予定です。
カステルフランコ、スイスチャード、カリフラワーロマネスコ、根チコリ、白インゲン、大和芋

  

オーベルジュましけ

ミクニサッポロへの野菜を仲介していただいているマキシフーズジャパン浅海さんとオーベルジュましけのオープニングレセプションに参加してきました。
増毛町の幸栄ホテルの再出発に際し、今までミクニサッポロ支配人をされていた花田さんが総支配人として赴任されたのと、三國シェフが監修するということでかなり話題になっています。
憧れの三國シェフとも初対面！忙しい中ちょっとだけ会話していただけましたが緊張しっぱなしでした。
運営にあたるのは北海道を代表する地酒会社のひとつ國稀。個人的には良心的な値段で美味しい酒として学生時代はとてもお世話になった酒という想いでもあります。
これから先、野菜などで取引していただけるかは未定ですが、オープニングに立ち会わせていただけたのも何かの縁ですからちょっとでも役に立てればと、更に成長した「西川の野菜」でも送り届けるべく、また研究を重ねようと改めて思いました。


オーベルジュましけ
北海道増毛郡増毛町別苅217番地の1
TEL：[phone]  

ラディッキョ・ロッソ・トレヴィーゾ・タルティーポ

とっても長い名前ですが世界最高峰に高級な野菜のひとつに数えられるチコリです。
そして苦節3年(短いか・・・)ついに秋岡シェフにも認められるレベルで収穫できました！
しかも、作秋いっこうに赤みが出ず断念(放置)した株から冬越しで再生して写真で見るとおりのできで雪解けとともに現れたのです！！
同じく全く色も出ず、味も苦いだけで冬を迎えたカステルフランコもごくわずかな率ですがきれいな白と赤のまだら模様で再生してきています。
今年こそ雪解けも異様に早くこんな時期ですが通常の春だとGWにドンピシャでいけるかも・・・
今後ますます楽しみです。  

おいしっくすでの新商品

雪の下キャベツは今年も好評いただいて順調に出荷していますが今回は加工品の紹介です。

冷凍ホールコーン

秋口に生でも美味しいサニーショコラとして販売してもらっていたものの冷凍バージョンです。おすすめは牛乳だけ足してフードプロセッサーにかけて作るスープ！
凍ったままなら冷製スープに、暖めるとコーンスープのできあがりです。塩こしょうはお好みで！砂糖なしでかな〜り甘いスープができます。

パエリア専用米

このブログでリゾットに最適とうたってきた大地の星ですがパエリアでもかなりのできです。昨年も数件の本格イタリアンで新規採用になっています。
パエリアも少しずつ日本で定着してきているようで今後楽しみです。
おいしっくすのパエリアセットと是非セットで試してみてください。




おいしっくすで好評発売中！