平成30年3月で那覇でニライ総合法律事務所を開業して10年になりました。

当初、当事務所は、2007年ころから続く過払金バブルの真っただ中だったこともあり、
債務整理系の仕事が多かったように思います。
以前いた事務所でも離婚などとともに過払いも担当していたので、ノウハウは身についていました。

開業半年は、事務員もおらず、過払い金を弁護士が手で入力していました。
当時は過払い金交渉でも、妥協で合意するより、満額出さないとほぼ裁判にするという「戦う」事務所として、1日に4〜5件の裁判のために裁判所に詰めているという状態でした。
また、開業当時は沖縄の弁護士の人数も少なく、刑事事件が月2件ほど回ってくる状態でしたので、国選の刑事事件も東京に比べると(多分東京だと年に1件)非常に多く取り扱っておりました。

2〜3年すると過払い相談も下火になり、変わって、非常に多くなったのは、離婚と相続の家事事件系のご相談でした。当時女性弁護士が沖縄に10人〜15人程度しかいなかったこともあり、家事の相談が当事務所には非常に多く、一時期離婚については抱えきれず断るというような状態もありました。

その後開業5年ほどして、増えた案件を何とかすべく東京の事務所から丹治弁護士が加入し、企業法務系のご相談も増えるようになりました。

また、開業8年目に労働法専攻の高山弁護士も加入し、企業側の労働事件も多く扱うようになりました。

今現在、当事務所が主に扱っているのは、家事(離婚・相続)、労働(企業法務)、私選刑事の三本柱となっています。
その他、システム開発訴訟、建築紛争、行政事件、建物明け渡し、医療過誤などの取り扱いがあります。

開業当初から、一貫して当事務所は、『顧客の満足』を第一に考え行動することを理念として掲げています。
当たり前のように思われますが、弁護士はいろいろな人がいます。
弁護士になったことで満足している弁護士(世間的な弁護士としての地位で満足してあまり仕事をしない人)、裁判所からの評価(書面や和解など)を第一にしている弁護士、弁護士同士の間での評価(会の役職など)を追求している弁護士、無償のボランティア的な業務に精を出す弁護士、政治的な目的のために活動する弁護士、様々です。

ただ、弁護士が、依頼者からお金を受け取り、依頼者のために仕事をするという業務である以上、常に依頼者の問題を解決するために動くという事がまず何よりも優先されるべきだと、当事務所は考えています。
そのためには、法律的な知識と手続きを身に着け、依頼者のために適切なリーガルサービスを提供すべく、日々弁護士も事務員も含めた所員一同、日々研鑽する所存です。
これからも、ニライ総合法律事務所をよろしくお願いします。