May 10, 2006

引っ越しました

 

おひさしぶりです。

社会人になりました。毎日ダメだしをされつつがんばっています。

気持ち新たに!!

Blogを引っ越しました→http://ameblo.jp/gripancy/

 

ぜひ見に来てくださいね。

  
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March 10, 2006

全て終了

修論発表も終え、学会も終え、全て終了しました。

 

修論発表はあまり良い質問はでなかったものの、堂々としていて良かったと先生に褒めてもらいました。

 

学会はポスター発表をしたのですが、大盛況でした。たくさんの人が見に来てくれて、いろんな先生とたくさんお話ができました。自分の自信にもなりました。

 

残るはデスクの片付けと先生方へのあいさつです。

 

追いコンもある。きっと一言とか求められるんだろうな。自分こういうの苦手…。送るほうはいいのですが、送られるほうは苦手。

 

相変わらず忙しいのですが、更新怠らないようにしないと。。。

 

 

  
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February 09, 2006

勉強になります

今日は薬理っぽい、自分。

 

マウスに薬を経口投与して、脳虚血障害への影響を見ています。投与時間をふっているため、今日は早朝から深夜まで実験です。2時までかかるー。

今朝は5時に起きて、6時過ぎには大学に来ました。張り切って準備を始めようとしたら、流しにゴキブリの子供2匹がじたばたしていて、いきなりトーンダウン。。。

もう、朝からテンション下がるー。

 

ゴキブリって黒い(または茶色い)ボディのでかいのしか今まで見たことなかったけど、研究室に来てからは様々な成長段階のゴキブリにお目にかかった。

黒くて俵型でよくよく見ると縞々の卵

かえりたての赤ちゃんゴキブリ

羽の生えていない赤い子供ゴキブリ

黒いでかい速い、お馴染みの大人ゴキブリ

卵かかえてるゴキブリも見たな。。。

 

うわー、自分で書いてて鳥肌立ってきた。背後が気になって仕方ありません。

ホント、いろいろ勉強させてもらいました。

 

 

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January 16, 2006

顔面移植

 鼻や唇をけがで失ったフランス人女性(38)に対し、脳死者の顔の一部を移植する世界初の顔面移植手術が昨年11月末、同国の大学病院で行われた。自分であることの証しである顔が移植医療の対象になったことは、欧米を中心に衝撃を与えた。「人道的にも科学的にも最善の選択だ」とする医師団に対し、「1番乗り」を狙って倫理面を軽視し実績づくりに走ったと疑う声も。同様の移植は米英や中国でも計画が進んでおり、女性の今後に各国関係者の関心が集まっている。

 ▽新しい顔

 「鼻と口が私の顔に戻ってくるなんて、驚くべきこと」「後悔していない」。英大衆紙は先月、女性のコメントをこう報じた。最近はマスクなどで顔を隠さず、普通に外出できるようになったという。

 報道を総合すると、女性は手術の半年前、飼い犬に鼻と唇、あごの一部を食いちぎられた。40代の脳死女性から提供された顔の皮膚、筋肉、血管、神経や皮下組織を移植する手術は成功し、約1カ月後から顔の感覚も徐々に戻ってきた。

 顔つきは骨格の影響もあるため、移植後は元の顔とも提供者の顔とも違う「新しい顔」になると医師団は説明する。

 死んだ他人から提供された鼻や口を、自分のものとして受け入れられるか。手術後、感染症やがんの危険を高める免疫抑制剤を一生のみ続ける必要もある。顔面移植を受けるには、本人の強い決意と、長期的な心の安定が極めて重要になる。

 ▽患者の適性

 医師団の中心人物、ジャンミッシェル・デュベルナール医師は1998年、脳死者から世界初の手の移植を実施した。だが患者の男性は免疫抑制剤をのみ続けられず、3年後に自らの希望で移植した手を切断。手術に適した患者を見極める難しさが浮かび上がった。

 今回も、手術の妥当性が大論争を呼んだ。自分の皮膚を使った再建手術もせず、負傷からわずか半年で、いきなり顔面移植に踏み切った点などが問題視された。

 デュベルナール医師は「再建手術ではとても解決できないことは明らかだった」とし、手続きに問題はなかったと主張する。

 だが、女性が顔の一部を失ったのは、本人が自殺しようと大量の睡眠薬をのんで昏睡(こんすい)状態に陥り、飼い犬に顔を食いちぎられても目を覚まさなかったためで、提供者も自殺だったと報じられた。報道が事実なら、移植を受ける側の「心の安定」など精神面の適性や、顔面提供者を慎重に考慮せず、実施を急いだ可能性も否定しきれない。

 ▽英で「全面」計画

 専門家は、顔面の重症やけどなどの患者への移植はいずれ必要になるとみる。英ロンドンの病院では顔全体の移植を計画しており、患者を選ぶ段階に入った。米国の2病院や中国の3病院も顔面移植を計画中という。

 米国の医師は「フランスで失敗すると何年もかけて慎重に進めてきたこちらの計画も台無しになる恐れがある」と話し、議論の行方を注視している。(

  
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買いにくい薬売らせて

 厚生労働省が通常国会に提出予定の医薬品のインターネット販売を制限する改正薬事法案に対し、ネット販売業者から「店で買いにくい薬を購入できる利便性を考慮すべきだ」と反発の声が上がっている。数10社が近く、厚労省に意見書を提出する。

 薬のネット販売は、店員と顔を合わせずに購入できるメリットを生かして、妊娠検査薬や便秘薬、水虫薬といった商品を売れ筋として急成長。現在では、大手ドラッグストアに押され、活路を見いだそうと始めた地方の薬局も含め100社以上が販売しているという。身体が不自由な人や乳幼児を持つ母親ら薬局に行きにくい人の利用も多い。

 厚労省の検討部会は昨年12月、大衆薬を危険度に応じて3分類し、ネットを含む通信販売は危険度の最も低いグループだけとする報告書をまとめた。妊娠検査薬や水虫薬などの多くは1ランク上のグループで、改正法が成立すれば軒並み販売禁止になる。

 ネット販売最大手の「ケンコーコム」(東京)は1カ月に約1万7000個の医薬品を販売し、総売り上げの約6%を占め、後藤玄利(ごとう・げんり)社長は「副作用情報があれば、購入者にすぐに伝えることができるなど、安全面で店頭販売より優れている点もある。対面では聞きにくい質問もメールなら気軽にできる」と主張。大分市の薬店経営者も「困っている人に貢献しているのに、なぜ制限されるのか」と訴える。

 これに対し、厚労省医薬食品局は「利便性が高いから簡単に認めていいのだろうか。有識者の検討部会で1年半にわたって議論された結果を尊重する」としている。

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January 11, 2006

無題

思考の袋小路に入るより

忙しさに忙殺されていることの方が

どれほどマシか

少しでも前進している気になれるじゃないか

  
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January 08, 2006

年越し実験

動物を使った実験は、動物の予定に自分が合わせないといけない。

生き物なので当たり前なのだが、今回はかなりすばらしい実験スケジュールに仕上がった。

クリスマスイヴに海馬切片を切って、大晦日に刺激。元旦に顕微鏡での解析!!

年越し実験です。

人気のない研究室でひとり黙々と実験をこなす。ニヒルな感じで素敵。

 

実家に帰らなかったので、お正月太りって何!?って勢いでした。

お正月気分を唯一味わえたのは、研究室に人がいなかったことかな。

 

 

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December 23, 2005

癒されます

先生には本当に癒されます。

研究会での発表の日、時間のない先生はとても慌てていました。

昼過ぎには大学を出なくてはならず、午前中から走り回っています。まさに「師走」です。

ランチを急いで食べてきた先生が、大学を出る前に私の所へ来ました。

実験はどうなっているのか、今後どうしていくのかなど少しの時間で話をしました。

そんな真面目な話をしているのですが、私は目のやり場にとても困ってしまいました。

笑いをこらえるのに大変でした。

 

 

 

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December 19, 2005

病院内の自殺支援容認

 スイスのローザンヌ大学病院当局者は18日、不治の末期患者が支援団体などの助けを得て病院内で自殺することを来年から認めると発表した。ロイター通信などが伝えた。スイスの病院では初。スイスで自殺支援を求める末期患者はこれまで病院外に出なければならなかった。

 当局者によると、院内での自殺支援が認められるためには、患者が(1)助かる見込みがない(2)精神的に健常で判断能力がある-などの厳格な条件を満たすことが必要。

 ただ新しい措置の下でも、同病院の医師らが手助けすることはなく、外部の医師や支援団体の関係者を病院に呼ぶのを認めるだけだという。

 

 

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Posted by naopancy at 20:29Comments(1)TrackBack(0)科学・医療関連

December 17, 2005

Reviseキター!!

投稿中の論文の返事が・・・

Revise キタ━━━━━(゚ ∀゚ )━━━━━!!!!!

ポイントがずれているようだが、Reject じゃなくてよかった。

 

そして今現在てんてこ舞い。自分も先生もてんてこ舞い。

でも、先生と一緒に席を並べて実験するのはとても楽しい。

一緒に一喜一憂して、励ましあって、一緒にてんぱって…。

毎日がものすごく忙しくて、やらなきゃいけないことが山積みだけど、でもその分充実している。

 

表彰もされて自信も出た。このまま突っ走って早くAccept されたい!!

  
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テンション上がったー!!

先生は今日同じ研究分野の人が集まる研究会で発表をしてきた。

その夜、電話が鳴り嬉しい知らせが。

私たちの研究発表が表彰されたそうだ。

同じ分野の人から褒められるという事はとても嬉しい!!かなりテンション上がったー!!電話口で思わず叫んでしまった(笑)

先生も喜びを一所懸命抑えているようだった。

ホントに嬉しい!!

  
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December 13, 2005

出逢い

自分が御指導して頂いている先生は、とても可愛らしい人です。日々、癒されています。あんな小さくて細い体のどこにそんなパワーを秘めているのか、といつも驚かされます。

研究に子育てにといつも全力投球な先生を、自分は慕い尊敬しています。

 

シンポジウムでポスター発表をしました。そのシンポジウムにはその分野では有名な先生方が何人もいらしていました。その中のひとりに、自分の先生がとても尊敬する方がいました。

先生はその方がポスターの前を通るときにすかさず話しかけ、一所懸命説明をしていました。その後満面の笑みを浮かべて、少し興奮気味にその方のことを話してくれました。

「あの先生はとても有名なアルツハイマー病の権威なんだよ。

でもとても気さくな方で、相手が誰であろうと、学生だろうと、真剣に話を聞いてくれてアドバイスをしてくれるの。

私が尊敬する人のひとりで、私もあんな先生になりたいと目指しているの。」

自分が尊敬する先生が尊敬している人か…。すごい人だ。

 

その後のReceptionで先生はこんな話をしてくれました。

「良い出逢いをたくさんして欲しいと思うの。

今日話したあの先生は私の尊敬する人だけど、とても偉い先生で話す機会なんて滅多にないから、今日は話せてとても嬉しかった。

尊敬できなくても、まめに連絡を取り合ったりしなくても、自分が壁にぶつかった時や考えさせられる場面で、あの人ならどうするかなとか、どう考えるかなってそう思える人にたくさん出逢って欲しいと思うの。

とても励みになると思うから。」

あいだみつを出会いこの話を聞いて相田みつをさんの詩を思い出しました。

そのときの出逢いが人生を根底から変えることがあるよき出逢いを

 

 

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December 12, 2005

脱却

ここ2ヶ月くらい実験が進まず、混沌としていました。

 

自分「最近、混沌としてますね

先生「そうねぇ…。でもまだ1ヶ月でしょ?私なんか1年くらい混沌としてたから

自分「……」

 

こんな会話をしてましたから。。。

 

それが今週になって少し良くなりました。このまま上向きになって結果が出るといいな

 

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December 10, 2005

教授のお話

教授がこんな話をしてくれました。

 

裕福な家庭で育ったことはその人にとって財産になる。

 

経済的に裕福であったとかも関係するけれど、貧乏がダメというわけではなく、小さいときに文化的に満たされて育った人は、変に屈折しない。そうゆう人は物事をはっきりと言うし、それが相手にストレートに伝わる。

 

そうゆう人は人望が厚く、組織の中で上に立つことができる人だと先生はおっしゃっていました。

 

自分のことを顧みてみました。

裕福ってわけでもないですが、貧乏な思いもしたことがありません。

(今の大学院生活が今までで一番貧しい感じです_| ̄|○精神的に辛いことがあったり、食生活が最悪ですから…)

自分が屈折しているかと問われれば「はい」と答えると思います。

 

 

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December 07, 2005

ノミからスーパーゴム誕生

ノミの跳躍力の元になるタンパク質から、どんなゴムより完ぺきに近い弾力を持つ「スーパーゴム」を開発することに、オーストラリアの連邦科学産業機構(CSIRO)が成功した。生体材料やナノテクの素材として注目を浴びている。

 ▽驚異の能力

 しなやかで、ふわふわした感触。スーパーゴムは厚さ1ミリ。格好はうどんの切れ端のようだった。

 スーパーゴムの正体は「レジリン」というタンパク質。体長の100倍もの距離を簡単に飛ぶノミの脚の付け根や、一生に5億回も羽ばたくミツバチの羽根を支えている。

 普通のゴムは変形させる際に加わったエネルギーの一部が熱に変わり、元の形に戻るのにはエネルギーの60%しか使われない。だからボールのバウンドは弾むたびに弱まっていく。

 この数値は、子供が遊ぶゴムのスーパーボールで80%、人間の臓器にあるエラスチンという柔軟なタンパク質でも90%。一方、エルビンさんらの測定によると、レジリンは97%にも達する。

 ▽生体材料にも

 作り方はこうだ。レジリンを作る遺伝子を大腸菌に組み込み、乳白色をした液体のレジリンを合成。あとは触媒を加えて型に入れ、光でぱっと照らすだけ。

 今はまだ十分な強度がない。そこで遺伝子の働き方を変えて強度が上がるかどうかを研究中。「なぜこんなに弾力があるのかも謎。とにかくやることはたくさんある」

 実用化すれば、人工椎間板(ついかんばん)や心臓の弁など、繰り返し変形する部分の生体材料に使える。ある企業からは、遊び道具にという提案もあった。

 服にくっつく草の種や実をヒントにした面ファスナーなど自然をまねた材料開発は、その後の技術の進歩を受けて本格化した。英国では半導体加工技術を使い、ヤモリの足をまねた吸着テープ開発が進む。

 エルビンさんの20人ほどのチームでは、分野の違う研究者がよってたかってそんな素材を探し、性質を調べ、合成を試みる。「金もうけじゃない。これが科学の楽しさ。次はナマコが自己防衛に使う粘っこい物質をまねて、水中で使えるのりが作れないかな」

 

 

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Posted by naopancy at 20:48Comments(4)TrackBack(0)科学・医療関連

December 06, 2005

シンポジウム

行ってきましたシンポジウム。

先生の声は相変わらず終わっていて、とりあえずは先生がプレゼンするけど、代わってもらうかもと朝言われた

 

シンポジウムは最高にすばらしかった

コーヒーブレイクなるものが途中にあり、おいしいコーヒーとクッキーが出た!!とりあえず全種類食べておいた

肝心のプレゼンだけども、参加者は日本人ばかりなので説明も日本語だった。。。

Sessionの前にひとりでぶつぶつ練習して、「マジ無理だ〜!!」ってドキドキしてたのに…。ドキドキ損!?

――残り30分というところで先生とバトンタッチ――

ポスターを貼っている場所が一番端で、シンポジウムの内容がアルツハイマーやパーキンソンがメインだったこともあり、自分の虚血のポスターにはほとんど人が集まらず…。

――にこにこ人間観察をして時間をつぶす――

 

 

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December 04, 2005

ガーン

毎日かわいがっている海馬切片

最近はこの実験あまりうまくいってないけど、ぐるぐるの細胞層がやっぱりかわいい。。。

が、しかーし!!

今日メデュウムチェンジしようと見てみたら、カビが生えてた

hip slice コンタミ

悲しい。。。

恐ろしい。。。

明日見て他のウェルにまでカビが生えていたらどうしよう。。。

 

 

  
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ポスター発表

学会発表と言えばポスター発表か口頭発表。

9月に行われた神経化学会ではなぜか英語の口頭発表になってしまい、てんてこ舞いでした。そんなあの時が懐かしいなぁ

ポスター発表もぜひやってみたい!!

というわけで3月に行われる薬理学会ではポスターを出します。修論発表直後でアワアワしてそうだけど、学会っていろんな人と話ができるので楽しいですよね。

 

明日は武田科学振興財団薬科学シンポジウムに参加します。使用言語は英語のみということですが、先生がポスター発表をするので、それを見に行きます。

英語はよくわからないので、楽しみはReception!!

おいしいもの出るかなぁ!!

 

それを一番の楽しみにしていましたが、状況が変わりました_| ̄|○

 

 

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November 30, 2005

学会帰り

先生が学会から帰ってきた。

アメリカンナイズされてるかと思ったけど、何も変わってなかった。ちょっと期待はずれ。。。

話の要所要所に英単語を連発するんじゃ!?

と思ってたのに…。

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November 28, 2005

後発薬価反映し引き下げ 薬価制度改革で先発薬価

 厚生労働省は18日、公的医療保険から支払われる先発医薬品の価格(薬価)の算定に、同じ有効成分でつくられる安い後発薬の市場実勢価格を反映させることで、先発薬の薬価引き下げ幅を大きくすることなどを盛り込んだ来年度の薬価制度改革案の骨子を、中央社会保険医療協議会に提出した。

 先発薬の特許が切れた後に別の製薬会社が製造する後発薬の市場シェアは、米国や英国では5割(数量ベース)を超えているのに対し、日本では16%にとどまっている。医療機関は薬の実際の仕入れ価格と公定価格である薬価との差で利益を得ているため、先発薬の薬価が下がると差益が少なくなり、結果的に後発薬の使用が増えるとみられる。厚労省はこれにより、医療費抑制につなげたい考えだ。

 骨子案では、2年ごとに実施される診療報酬改定の際に、先発薬と後発薬の市場実勢価格にシェアなども勘案した平均を先発薬の新薬価とする案が有力。先発薬の薬価は大幅に下がる見通しで、主に先発薬をつくっているメーカーには反対が強い。先発薬の引き下げ幅が、より少ない案も検討されている。

 先発薬の7割以下としている後発薬の薬価改定の仕組みは維持する。

 一方で、効能が画期的な新薬の「画期性加算」「有用性加算」の対象を拡大、加算率も引き上げる。現在、子どもへの服用は多くが用量を明示していないが、治験に基づいて用量などを明示した場合には「小児加算」を新設する。

 厚労省は、これとは別に医師が交付する処方せんに「後発薬への変更可」「不可」のチェック欄を設けるなどの後発薬促進策も示している。

  
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