2011年12月31日
2011年12月20日
2011年12月03日
つながっている
先生は、「たま」というバンドのファンでもあった。「たま」のメンバー、知久寿焼さんは、矢川澄子と交流があって、絵本を一緒に作ったりもしている。「このあいだね、矢川さん宅に電話したら、まじめな声の男性がでて、あれ、きっと、知久さんかもしれなかったわね」
矢川澄子亡きあと、別荘の管理とかで、彼はときどき黒姫にやってくると、聞いた。
それから、先生は、夏の樹木が濃い影を落とす涼しい部屋で、「たま」のCDを私に聞かせてくれた。
へー、先生は、「たま」が好きだったのか?
意外な感じもしたが、矢川澄子もまた「たま」がお気に入りだったように、その共通点が、わかるような気がした。
私は昔、長崎で、知久寿焼さんに会っている。クールで知的なオーナー.梅さんのワインバー、銅座にある「田舎」という店のライブで。
知久さんは、テレビで見るよりも、フアンタステックで迫力があった。おなじみのキノコ頭は、どこか遠い国からやってきた宇宙人だった。そうして、彼の歌を聞く私たちもまた、宇宙人だった。
知久さんと、ツーショットの写真を撮ったり…あのとき、もし、先生が「たま」のファンだと知っていたら、もっと話がはずんだろうに…矢川澄子さんの絵本の話だって、もっと、できたろうに…
おかしなところで、いろいろつながっている。長崎と黒姫。不思議な縁。
私には、先生が作ってくれた大事な絆のような気がしてならない。
2011年11月27日
あの夏、黒姫で…
私は以前、先生に、自殺した矢川さんの気持がわかりますと、いったことがあった。彼女の著作を全部よみこなしたわけではない。ことばで的確に説明できるわけでもない。だけど、矢川さんの代名詞「不滅の少女」はあのとき不滅になったと思った。黒姫の光と緑の樹木と、澄み切った青い夏空がおりなす空間のなかで、晩年を生きた作家の、華やかで孤独な魂を思う時、私もまた、彼女と同じだと心から感じたのである。自殺がいけないとか、精一杯生きるのがいいとか、そういう問題ではない。
先生は、そんな私に、やさしくほほえみかけた。上目遣いにちょっと間を置いてから、「直子さんの気持ち、わかるわよ…」といったのだった。
「でもね…」
そのあと、先生はなにかいいたげだった。先生の息がふっと流れた。窓ガラスに風が突き当たった。
もの書きとしての私にではなく、教え子としての私に、先生は、あのとき、なにをいいたかったのだろう。
2011年11月24日
遺影は、美しく…
先日、高校時代の恩師、重野幸子先生のお通夜があった。長い間の闘病生活にもかかわらず、けらけらよく笑う明るい先生だった。まだ71才。私の本を、隅から隅まで読んでくれ、細かな文字で便せん十枚にも及ぶ感想を必ず送ってくれた。私はそれがうれしかった。批判じみたことはいっさい書かない。どんなことでもほめてくれる。だから、私もいい本を書こうと思う。そんなおつきあいが、ずっと続いていたのに…
遺影の写真は、先生が好きだった作家、矢川澄子さんみたいに美しく理知的で憂いがあふれていた。矢川さんは、何年か前に、自殺した。先生の別荘がある黒姫に、同じ住居を構え、私も先生に教えられて、矢川さんの家をのぞきに行ったことがある。
そのとき先生は、矢川さんの死を悼むエッセイを書いて、私に見せてくれた。本当に先生らしい感性と理性でとらえられた、うまいエッセイであった。矢川さんを惜しみ、なつかしみ、尊敬し、自分と重ね合わせ…矢川さんの別荘は、先生が描いたエッセイのとおり、うっそうとした樹木でおおわれ、白い壁だけが夏のおわりの日差しにいやに目立った。
思えば、私が、矢川澄子という作家を好きになったのも、先生の影響だろう。矢川さんは自殺する少しまえ、長崎に寄り、私のよく行く絵本美術館を訪れていた。美術館に勤める私の友人はそのとき矢川さんに会っている。少女のような方だったといった。
矢川澄子、まだ71才での旅立ち。
2011年11月04日
私は怒っている!
テレビでやっていた。最近、ティーカップにでもはいりそうな超ミニサイズの犬が、人気あるのだとか。犬は犬としての威厳も尊厳もなく、まるで手乗り文鳥みたいである。人間の趣味や嗜好によって、つくり出される犬たち。人間の欲求のままに、繁殖させられるなんて!一方捨てられ処分される犬が、何十万頭という現在。
これ、どうにかならないか!
生まれてきても捨てられる命が圧倒的に多いのだとしたら、もうこれ以上、繁殖させないこと。まして、人間の趣味にあわせて命を作りだすなんて、言語道断。
犬が欲しいのなら、捨て犬を保護している団体や、行政の譲渡会から、犬を見つけよう。人生のパートナーとしての犬が絶対そこにいるはずだから。
2011年10月29日
2011年10月28日
2011年09月06日
2011年08月30日
2011年08月24日
環境省へ、パブリックコメントを書く。
2012年、動物愛護管理法が改正されるにあたって、環境省にパブリックコメントを郵送する。タイトルは、『動物取扱業の適正化について』。本当に原稿を書くより、時間がかかったが、いろいろな意見を参考にしながら、どうにか、まとめた。命を守る法律に早く、改正できますように。
動物取扱業の適正化について(案)私の意見
1) 深夜の生体展示
動物の心身におけるストレスや影響を考えた時に、長時間におよぶ展示や、深夜の展示、販売などを、禁止すべきだ。
2)移動販売
動物の不安や、心身のストレスははかりしれない。禁止すべきである。
3)移動販売等の義務
インターネットによる通信販売が多いと聞くが、実際、対面して動物の習性や特質、飼育方法の説明義務を完遂しなければ、全く意味がない。命あるものを、インターネットで販売していいのか?ノーである。
4)オークション
オークションにかかわる人間も、繁殖業者も、ペットショップもすべて、登録制とするべきだ。繰り返しいうが、命の尊重を忘れてはならない。
5)幼齢固体
幼くして、母親家族、兄弟と引きさかれた動物は、問題行動をおこしたり、免疫力をなくしたり、アレルギーを発生したりすることが確認されている。動物たちが心身ともに健康に育つような環境を、整えなければならない。離乳以前の引き離しは、絶対反対である。
6)繁殖制限
何度も何度も繁殖させられたあげく、病気になり、痩せ細り、死んでいく動物たちが、あとを立たないと聞く。すべてが、お金のためなのか?悲しい現実である。そんな劣悪な繁殖現場を、いますぐにでも改善しなければならない。とともに、悪質な繁殖業者を、摘発し、淘汰すべきである。
繁殖がおわった母体は、その後のフォローが大切である。しかしながら、生まれてくる命をどう育んで行くかということよりも、処分される命が多いのも現実である。死ぬために生まれてくるなんて、悲しすぎるではないか!そんな現実と向き合う時、繁殖の制限は充分するべきである。ドイツやイギリスを見習って、学ぶべきところはたくさん吸収していきたい。
7)飼育施設の適正化
動物取扱業者が遵守すべき、動物への愛ある管理が守られていないと思う。
動物に必要な、栄養面を考えた食事、安らかな睡眠、清潔な寝場所を、きちんと確保するべきである。そして、運動、病気の予防、心理面でのサポートなど、愛と責任、知識のある飼育員の育成も必要だろう。
8)業種追加
動物取扱業が増えるにつれて、繁殖から、販売、流通などの規制をもっと強化する。ライセンスの導入や、登録制など。それに伴い、動物行政をしっかりと行ない、監督する。
8ー1)死体火葬、埋葬
動物たちの火葬、埋葬は、心からの哀悼の気持をもって、対応しなくてはならない。
礼節の心で接しよう。死体に虐待の片鱗が見られた時は、警察への導入が必要である。
8ー2)両生類、魚類
おもしろ半分に購入して、飼えなくなったからといって、川や湖、沼に捨てるのはもってのほかである。魚一匹といえども、命の大切さを心に刻もう。生態系の保存の面からも考えなくてはいけない。
8ー3)老犬ホーム
老犬ホームの実体は、きちんと把握されているのだろうか?まずは、その実体から把握するべきではないか?登録制の導入が必須である。私自身の考えをいえば、年老いて、または、病気になった老犬たちを、飼育できないといって、ホームに委託するのは考えものである。飼い主自身に生涯飼育を周知徹底させたい気持である。
8ー4)愛護団体
これらの団体は、非営利であり、公益であることから、広く社会に認知して行きたい。動物取扱業とは、別の枠組みで、登録制にする。
8ー5)教育、公益目的
教育、公益目的で、地域の人々に、動物たちの習性や、飼育方法、躾などを教える人々は、啓蒙のモデルとして存在しなければならない。そのために、専門知識を身につけよう。子どもたちにこそ、命の尊厳を伝えていくために。
8ー6)実験動物業者(追加)
里親になりすまし、犬やねこを動物実験に提供するという悲しい話を聞く。実験動物業者こそ、登録制が必須である。命への多大なる感謝とともに。
私の意見としては、動物実験が一日でも早くなくなるように。人間にとって、安心安全な薬であれば、わざわざ動物実験などしなくてもいい。人間の犠牲となって死んでいく動物たちは、もうたくさんだ。
8ー7)野生動物業者(追加)
野生動物にも命の尊厳を持って接するべきだ。登録制が必要。
8ー8)行政の収容施設
愛護センターなど、行政の犬ねこ収容施設は、登録制にする。私設の愛護団体と協力して、適切な動物たちの居場所を確保できるようにしたい。里親制度を充実させる。
処分目的で、動物管理センターへ、犬ねこをもちこむ飼い主が、いなくなるよう、行政から、飼い主、地域の人々へ、命の尊厳を啓蒙することが、もっと必要なのではないか。飼い主、地域の人々の責任と自覚ももちろんである。
9)違反時の取扱い
動物への尊厳をおろそかにした業者や、それにかかわる人間たちに、きびしい罰則、罰金を課してほしい。登録抹消も視野にいれる。
10)登録取り消し
相手はおもちゃではなく、命ある生き物だから、命を傷つけたり損なったりした業者は、登録を永久的に抹消してほしい。と同時に、繁殖業者および、動物取扱業者の、インターネットによる名前の公開を望む。
11)動物園、水族館
適切な飼育が望まれる。動物、魚たちのストレスをなくすように。動物愛護の精神にのっとってほしい。また、飼育員にも動物、魚への深い知識と責任を啓蒙するべく、働きかけたい。
12)研修の緩和
13)説明義務の緩和
14)許可制の検討
動物にたずさわる人々、特に、繁殖業者には、ライセンスと登録が必要であると思う。及びインタネットでの名前の公表。私たち市民が、いつどこでも、閲覧できるようにである。
動物取扱業として許可をするのなら、法をおかしたときには、即刻その登録を取り消す行政、国の実行力も必要性である。
以上、動物たちにとって、その大事な命を全うできる法律ができることを、心から望んでやみません。悪質な動物取扱業者を、法によって、一日でも早く取り締まって、ください!!
2011年08月19日
2011年08月12日
2011年08月09日
2011年08月04日
2011年08月02日
2011年07月31日
ひさしぶりにさくらのアップ
2011年07月28日
2011年06月15日
マッチョな運び屋を連れてこい!
冷蔵庫が冷えなくなった。使いだしてからちょうど十年になる。まだ十年なのに、温度設定を強にしておいても、冷蔵庫は11度をしめす。ペットボトルで氷を作り、冷蔵庫の中身をへらしたぶん、ぎゅうぎゅうとそれを詰め込み冷やそうと試みるが、なかなか温度はさがってくれない。メーカーにきいても、修理費は安くはない。部品も残っていない可能性もある。
そこで、駅前の電器屋に行ってみることにした。日曜日とあってとても混んでいる。冷蔵庫売り場にも人は多く、節電の表示がやたらとめだつ。エコロジー機能のついたそれらは、年間の消費電力が5千円代とかなり安くはなっている。10年前は1万円はしたはずだ。
迷いつつも、エコロジーにすぐれたやつを購入することにきめたのはいいが、古い冷蔵庫をリサイクルに出す代金、運び賃やら、けっこう加算されて、思っていたよりかなりの出費になった。
我が家はエレベーターなしのマンションなので、運び賃だけでも、何千円とかかるし、もし、二人で運べないときは、さらにひとり頭5千円が加算されるという。じゃあさ、4人で運ぶとしたら、一万円が追加されるってわけ?
そのシステムって、どういうこと?
運び賃も、階があがるにつれて、倍ずつはね上がっていくのって、庶民にはまったくわからない。
いったい誰がどこで得をするのだろう。
たった一個の冷蔵庫から、なにかが垣間見れる。
生きづらい世の中に、ますますなっていくのだな〜という実感。
ねえ、さくら。
写真は、馬の骨をかじるさくら














