2006年01月25日

ライブドア社長に平松氏

代表取締役および役員の異動ならびに今後の新体制に関するお知らせ(ライブドアIRニュース PDFなので、重いです)

ライブドアが新体制を発表し「弥生」の平松氏が執行役員社長に、現行取締役の熊谷氏が代表取締役へ就任した模様です。

つまり、平松氏は代表権の無い社長に、堀江氏が代表を降りて、熊谷氏が代表取締役になったということです。

テレビを見ていたら、またもや明治大学の高木教授が、熊谷氏が代表で、平松氏が「代表権の無い社長」であることを懸念するようなご意見をおっしゃってました。しかしこれは、平松氏は、現在ライブドアの取締役ではないため、代表権を持つことができないことから、暫定的処置をとったのではないかと推測されます。

つまり、まず平松氏が株主総会で、ライブドアの取締役に選任される必要があるため、時間と臨時株主総会開催などの手間がかかります。まず新体制を発表するということが必要と考えたライブドアは、暫定的に、平松氏を執行役員(取締役ではない)社長というポストに座っていただいて、堀江氏から熊谷氏に代表権を移動したということでしょう(熊谷氏しかいないわけだし)。
このような暫定人事というのは、公開企業にはよく見られることで、ごく普通の対応だと思われます。

こんなことも知らない経済学者と、メディアって、アジテーターでしか無いですね。存在価値さえ無い気がします。
また、今回の人事の報道ですが
平松社長、堀江ワンマン経営を批判(毎日新聞)
前社長の堀江貴文容疑者ら4人が証券取引法違反容疑で逮捕されたことを受け、ライブドアは24日、堀江容疑者から代表権を外し、平松庚三・執行役員が社長(経営委員会委員長)に就任する新たな経営体制を敷いた。記者会見で平松社長は「これまでは堀江氏がピッチャーで四番バッターだった」と従来のワンマン経営を批判し、法令にのっとった健全経営への脱皮を強調した。グループ入りからわずか1年余りの“外様社長”に再建が託された形だが、株主や取引先の信頼は完全に失われており、経営の前途には課題が山積している。
平松氏の言動に「批判」があるようには見えないのですが、どうしても毎日新聞は堀江氏が悪いという方向に持って行きたいのでしょうね。

この人事の影響か、株価は上がってきているようです。良い方向へ向かうことを祈ります。



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この記事へのコメント

1. Posted by 大西 宏   2006年01月25日 15:38
おっしゃる通りです。そんなコメントがあったのですか。高木教授に限らず、ちょっと各局とも同じコメンテーター、しかも言っていることが通り一辺倒で、マスコミってどうなってるんでしょうね。
2. Posted by nakamura   2006年01月28日 11:32
こんにちは。
まったく、言われるとおりですね・・・。マスコミはただ、楽をしているだけ、報道の使命感も責任もなくしているのかもしれません。つまりは、レベルが極端に落ちている・・・それが現実かも・・。
3. Posted by Naoyuki@Watch IT,ケータイ,ベンチャー   2006年01月28日 20:16
コメントありがとうございます。
フジテレビの対処がやわらかくなってくると同時に、ライブドアの堀江離れなどという報道に変わってきていますね。これも変な意図が見える気がします。なんとも、悲しいものです。
4. Posted by BlogPetのneo   2006年01月30日 10:17
ネットで熊谷とか、平松を意見したかったの♪


5. Posted by Martin Ware   2007年04月17日 15:58
The first stage of a �150m investment in regional museums is praised for boosting visitor numbers...
6. Posted by Alden Caro   2007年04月28日 08:00
The first stage of a �150m investment in regional museums is praised for boosting visitor numbers...

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