古代ローマ帝国における属州ブリタニア統治問題についての疑問点

2009年02月05日

来年の自由研究について

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 お久しぶりです・・・学業が忙しく、なかなか更新できないでいました。あと約1か月で高校二年も終わりです。なんだかあっという間の一年でした(笑) 自分の学校は大学まで続いていて、志望の学部を選択しなければならなく、最終的にはこちらの方面を勉強していくという決心をしました。4月からは、最終学年の3年生になるわけですが、自分の高校では、「自由研究」と題した「卒業論文」を書かなくてはなりません。

 3年生から、できるだけ早く自由研究のテーマを決めたほうがいいと言われ、いろいろなテーマを考えました。まず、最初に「ギリシア衰退期における、傭兵使用の拡大」についてをやろうと思ったのですが、日本語で読むことのできる研究資料が少なすぎて断念しました。迷った挙句、たまたま歴史の楽しさを教えてくれた恩師から、ギリシア喜劇を薦められ、読んでいくうちにこれを来年度の自由研究のテーマにできないだろうか?と思い始めました。しかし、このギリシア喜劇の何をテーマにしようかという問題に突き当たってしまい、そこで、なにかとこの作品をつなげることはできまいかといろいろな書籍を調べた結果、太田秀通先生の著作「スパルタとアテネ ― 古典古代のポリス社会 ―」の本の一部に、ギリシア喜劇の項があったので、よくよく読んでみると、ギリシア喜劇の作者のひとりである、アリストパネース(画像参照)は喜劇を通して、アテーナイ市民たちに笑いを提供しながらも、その作品の中には、ペロポネーソス戦争に対しての考え方、多くの作品を通じて見える彼の平和主義、そして、何よりも彼の保守的な考えから生じる現政治体制、ソフィスト、詩人への批判がある。と書いてありました。自分は、彼に数々の批判を喜劇の中に入れさせたおそらく原因である、彼の保守的な考えについてやってみようという結論に達しました。

 まだまだ気が早いかもしれませんが、現在もの凄く張り切っている状況です・・・(笑)


napoleeeeon at 10:34│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 紗瑠々   2009年02月25日 23:40
とってもお久しぶりです。
ブログ再開を機にご挨拶です。

いいですね〜自由研究。「ギリシア衰退期における、傭兵使用の拡大」は確かにそそられるものがありますが、確かに和書では少ないでしょうね。本気でやったら、自由研究課題が英語になってしまいそうです。

劇から歴史を読み解いていくなんてなかなか乙ですね。アリストファネスといえば、世界史の授業で「女の平和」の話でクラスが盛り上がったのをよく思えています(笑)

ともかく、面白そうな題材です。ぜひぜひ、頑張ってくださ〜い。
2. Posted by スタービーチ   2011年06月29日 11:52
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