2011年01月09日  アメリカ、カナダ 犯罪

n241684522294_4926オバマ大統領と同じ民主党のガブリエル・ギフォーズGabrielle Giffords下院議員(40歳2児の母親:写真右)は、2011年1月8日午前10時頃、アリゾナで頭部を至近距離で撃たれ、銃弾は頭部頭頂部から即頭部を貫通し、一時は死亡とされたが現在治療を受けている。少なくても12名が負傷し、連邦判事と9歳の少女を含む6名が死亡した模様。ギフォーズ議員は11月の選挙で、草の根保守派運動「ティーパーティー」が推す候補者との接戦を制して3選を果たしたばかり。夫は宇宙飛行士のマーク・ケリー Mark Kelly(エンデバーとディスカバリーに搭乗)

Geography-ArizonaMap現場で取り押さえられた銃撃事件容疑者は ジャレッド・リー・ロフナーJared Lee Loughner(22)で、以前からガブリエル議員の事務所には電話などで嫌がらせなどが続いていたと言うが、容疑者との関係は不明。事件のあった、アリゾナ州 トゥーソンTucsonは共和党支持の根強い地域で、議員はスーパーの駐車場で親睦会を行っていた最中で、犯人は走り寄ってきて、何も言わずにいきなり参加者に発砲した。別な証言では、ある女性議員の法案名を叫んだとも、、。議員はユダヤ系で中道穏健派の立場にあり、政敵は多かったと言われている。

左右は容疑者Ci110109104805のフェイスブックからの写真だが、フェイスブックはすでに閉鎖されている。反政府的な考えの持ち主で、現在の政府には「俺を怒らせるなPlease don't be mad at me".」と批判的だった。未確認だが、2007年に容疑者は議員と会ったことがあると友人が語り、よくCi110109124649政治的な話をしていたらしい。読書家で、すでに閉鎖されたYOUTUBEでは、好きな本として「"The Communist Manifesto," "Siddhartha," "The Old Man And The Sea," "Gulliver's Travels," "Mein Kampf," "The Republic" and "Meno."」等をあげている。孤独で思索を好み、現在のところ背景に組織立ったものは確認されていない。友人は「彼はマリファナやクラック(コカイン)にはまっていた。He was a pot head and into rock」と言い「左翼的で自由主義者、変わり者で、2012年の予言(地球滅亡)を盲信していたようだ。アル中で、2006年に退学するまでは友人も多かった。。。」の発言から、22歳にして薬物や酒におぼれ、すでに精神的なバランスを欠いていたようで、2007年には麻薬所持の逮捕歴がある。文字だけのYOUTUBEでは(注:うまい訳ではないが)「もし自paradisemotel分をテロリストと言うなら、論争するものはテロリストであり、それは(人身への)攻撃を指し、したがって、(自分の様な)論争するものをテロリストと言うなら、それは相手に対する人的な攻撃となarticle-1345413-0CB0F283000005DC-870_306x423る。If you call me a terrorist then the argument to call me a terrorist is Ad hominem. You call me a terrorist. Thus, the argument to call me a terrorist is Ad hominem."」とずいぶん飛躍した3段論法的な言葉遊びで自分を正当化している。反政府的記述の中に「テロによって改革をもらせる‘terrorism’ could bring about these reforms.」とも有り、過激な考えの持ち主だったようだ。他にも、宗教を操れるなど、不可解な記述もあるという。個人的には、協力者がいたようなので、何かローカルな政治結社に入っていたような気がする。 資料記事

article-1345413-0CB0E4A6000005DC-772_634x461参照資料 ほか複数の記事を参考にしています。英文中のrockは、音楽のロックとも結晶コカインとも取れますが、ここの訳としてはコカインとしてあります。 写真下は、事件現場のスーパー。彼にはアリゾナPhoenixで補充兵としての軍歴やアフガンでの従軍暦があると言われるが未確認。左下は、彼がフェイスブックに載せたピストルの写真で、下の本はアメリカの歴史の本。皮肉な事に、議員自身は銃器所持の容認者だった。右下は自動小銃を構えるガブリエル・ギフォーズGabrielle Giffords下院議員。事件に関係したと思われるもう一人の男性が逮捕され、警察は3人目を追っているとの情報がある。

友人の証言や、判明していることをつなぐと、自称反共主義者で愛国者を演じ、最後はマフィアか他のCi110110085013陰謀に巻き込まれてケネディーを暗殺したオズワルドを思い出させる。議員の活動で顕著なのは犯罪者を含む不法移民の越境対策で、メキシコと国境を接するアリゾナは長年その対策に頭を悩ましている。議員は、米国側国境警備の強化を主張し、そのための軍事費増加を求めていたが、保守派層が支持する移民法による不法移民を排除するだけの取締り強化には反対で、おそらくオバマ大統領の新移民法を支持していたのだろう。まさかとは思うが、密輸や不法移民をビジネスにするメキシコの麻薬カルテルが1枚かんでいる可能性も否定できない。異常な殺戮は単独犯だが、警察は40代の白人男性(右下)を追っている。容疑者を送り届けるなどの犯罪幇助をした容疑と言うが、この事件に関して地元警察は妙に口が重いが、これはすでに事件がローカルな犯罪ではなく、FBIレベルの犯罪を意味しているのではないか。大統領は、政府として事件解決への全面支援を約束している。

2011年1月9日:ギルフォーズ議員の脳への損傷は回避されていたようで、9日にはCi110110105128医師と簡単な意思の疎通をする事が出来たが、会話が出来るまでにはいたっていない。検察は9日、殺人など5つの罪状で容疑者を告訴した。連邦警察は、犯人が犯行数時間前に「さようなら フレンド!Goodbye friends」というナゾのメッセージをMySpaceに残していたと公表した。また、被害者の中で最年少9歳で惨劇に巻き込まれ亡くなった クリスティーナ・グリーンChristina Greenさん(右下)は、米国の女優Gwyneth Paltrowさんのいとこと判明した。また、その後角膜が2人の子どもに移植され、手術が成功。視力回復 につながっていたことが1月17日分かった。父親は、グリーンさんによって他の子どもが救われたことは難局にある家族にとって 慰めになると語った。 両親は他の臓器の提供も申し出ていたが、実際に移植されたかどうかは分からないという。父親は、 遺体の損傷が激しく、他の臓器の移植は困難だったとの見方を示した。

2011110225859644572_202011110233443993876_202011年1月10日:すでに容疑者への審問が裁判所で始まり、犯罪の重大性から保釈は認められていない。左の写真が最近のものだが、表情からは狂った印象しか読み取れない。米国は半旗を掲げ、犠牲者に追悼の意を表している。

2011年1月11日:使用された凶器は自動拳銃 Glock 19 9mm semi-automatic pistolだが、弾そうに31発も発射可能なものが使われていたため、フランク・ローテンバーグ(Frank Lautenberg)米上院議員(民主党、ニュージャージー州選出)は10日、多数の弾丸が入る弾倉を禁じる法案を今月下旬に上院に提出する方針を明らかにした。



nappi11 at 11:21│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント

1. Posted by よりばば   2011年01月10日 09:38
考えすぎて頭がおかしくなった若者が、メキシコの麻薬カルテルにおだてられて、利用された…?同感!
2. Posted by みさ   2011年01月11日 00:05
ぐりぐりやな

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