4highres_000004030208432011年12月2日配信の右の写真は、米国の無人機攻撃を非難するパキスタン人の集団だが、場所はパキスタンでもアフガンでもない。

場所は英国ロンドンで、彼らはロンドンの米国大使館へデモをし、22人が逮捕された。政治的背景が無いとして一度は許可されたデモだったのだろうが、彼らは英国内の反キリスト教国イスラムグループ「 Muslims Against Crusades group(MAC)」とつながりがあるといわれている。
この通称MACと呼ばれるグループは、すでに英国内の活動は禁止されていて、過去に、ウィリアム英王子とケイト・ミドルトンさんとの結婚式に対しウェブサイト上で「帝国主義を擁護する空軍大尉のウィリアム英王子が、皮肉なことに税金を使って豪華な結婚式を楽しもうとしている。デモが禁止されれば、国民が夢見てきた日が悪夢と変わるだろう」と物騒な警告をだしたことがある。

English-Defence-League-006英国内には他に、イスラム系に反発する「極右反イスラム団体English Defence League(EDL)」と言うのもあり、彼らはイスラム排斥を叫び、時に暴力沙汰に発展し、当初は、チンピラやフーリガンの集まりといわれていたが、英国の右翼組織になりつつある。英国は200万人と言われるイスラム系住民を抱え、英国の宗教、人種問題は、欧州のほかの国々にとっても頭の痛い問題だろう。
NATO軍ヘリ誤爆攻撃、パキスタン軍28人死亡 アフガン    ロンドン暴動、鎮圧だけなら難しくない  多民族国家になった移民国家英国の憂鬱

nappi11 at 00:41│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

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コメント

1. Posted by kako   2011年12月05日 01:52
 イスラム系は 行動が過激でどこの国でも歓迎されないね
  彼らの故郷は どこになるのか、と不思議になります。

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