article-2665197-1F0402BB00000578-51_964x980article-2665197-1F0401AA00000578-972_964x627今回の富岡製糸場の世界遺産登録ニュースは日本人にとって喜ばしいものだったが、ヨーロッパではある洞窟の世界遺産登録に沸いている。これは、パリ先史時代の壁画が残るショーヴェ洞窟The Grotte Chauvet :2014年の第38回世界遺産委員会で世界遺産リストに登録)。描かれた時代はなんと3万6000年前なのに、1000もの絵が完璧に保存されている。

chauvetcliffimg_1084circled2smヨーロッパで最初の人間文化であるはずだが、その絵は現代のものとかわらず、なにより躍動的。動物たちがとびはねる様子が見てわかる。どうして完璧に保存されていたのか。それは、誰も立ち入ることができないように、完全な閉鎖空間になっていたからだ。原因は、2万3000年前の落石。それ以来、湿気や、動物、人の影響を受けることなく、1994年の発見までそのままの状態で保存されてきたのだ。白い丸付近の洞窟の下には今、広い果樹園が広がっている。場所はフランス南部アルデシュ県 ワインの産地なので、おそらく ぶどう畑だろう。

描かれている動物はマンモス、野生のネコ、バイソン、クマなどそのあまりの良質の保存状態ゆえに、今後も非公開。しかし、近くに同じ大きさのレプリカ施設が建設中で、2015年にオープン予定だ。参照記事 豊富な写真で紹介しているサイト 英文参照記事

chauv5article-2665197-1F042DC900000578-832_964x719写真は展示用の複製画を制作している様子。奇跡的な偶然から、洞窟はタイムカプセルとなって最近まで眠っていた。今見ても古代人のデッサン力の優秀なのが分かる。その素描を抜き出したのが左で、暗闇の中で、わずかな明かりを頼りに描いていた動機は何なのだろうか?参照記事



nappi11 at 11:03│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by よりばば   2014年06月27日 10:12
 3万6000年もの間 幸いにも密封されていた!
現物は大事に保存して、レプリカ展示はいいことです。
日本には、高松塚古墳 の失敗例がありますから。
それにしても 凄い壁画です!

  

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