201472255215975734_20カイロで停戦に向けた調整が国連とケリー国務長官の仲介で進む中、2014年7月22日早朝から、イスラエル側からの砲撃、空爆で、2週間のイスラエルのガザ地区内の死亡者は583人(女性子供十数人を含む)、負傷は3600人以上に達したと報じられた。
特にガザ地区北東部の攻撃が激しく、イスラエル側は境界から700~800m離れた地域に戦車を配備してガザ地区へ迫り、イスラエル海軍は地中海の洋上から砲撃を行い、東部海岸の19隻の漁船を破壊した。今回、イスラエル側の兵士2名がロケット攻撃の犠牲になり、2009年以来の紛争で、イスラエル側兵士の犠牲者は27人、市民犠牲者は2名となったとイスラエル側が報じている。イスラエル軍は21日、イスラム原理主義組織ハマスが築いた地下トンネルを破壊するとして、こうしたトンネルが数多くあるとされるガザ東部への集中攻撃に続いて、南部の町への砲撃を0716-for-web-GAZABOMBmap-600強化した。写真は、イスラエルの攻撃で、オレンジ色に包まれたガザ地区。記録映像:IDF strike kills 4 Children on Gaza beach! NOW COMES THE GROUND INVASION!

一方、ハマス側も奇襲作戦などで応戦し、イスラエル軍によると、20日夜から21日にかけて軍の兵士13人が新たに死亡したほか、21日、ハマスの複 数の戦闘員がガザ北部のトンネルを使ってイスラエル側に侵入し、一部の行方が分からなくなっていて、捜索が行われているとの事。地図は、イスラエルの攻撃を受けたガザ地区西部の砂浜と、遊んでいて犠牲になった子供。

07GAZA-1-master675米国の見解は、イスラエルにはハマスのロケット攻撃に対し防衛する権利があるというもので、すでにハマス右派には十分なダメージを与えたとみており、イスラエルに対し、停戦に合意することを促している。
調整の難航する理由には、カタールやトルコなど、ハマス支持の国の存在を無視できず、一方で米国はハマスを敵対視し、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団Muslim Brotherhood出身のモルシ大統領の政権から、ムスリム同胞団を敵視するシシ大統領の政権に変わったエジプトやサウジアラビア、アラブ首長国連邦も、イスラム組織ハマスを警戒しているという背景がある。ハマスは、ムスリム同胞団の、対イスラエル抵抗組織として1987年にガザ地区にパレスチナ人保護団体として誕生し、そのa40a4d60後政治結社となっていく。ムスリム同胞団は宗派としてはスンニ派とされるが、ハマスは反イスラエルの立場から、シーア派イランから武器支援を受けているとの噂が絶えない。西岸地区には、ハマスより先に設立された反イスラエル武装組織で、現在パレスチナ自治政府の主体PLO(パレスチナ解放機構)がいるが、PLOがイスラエルと和平合意したことでハマスとは対立している。今のPLOは、反テロを掲げる穏健派とされる。 参照記事 参照記事 過去ブログ:2014年7月イスラエル、ガザ地区へ2008~2009年以来の大規模空爆か? 2013年8月軍とムスリム同胞団前面衝突 死者数百人? エジプト 2009年2月ハマスの正体

nappi11 at 01:18│Comments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr

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