5f9a92d2e1da2スイスなどの研究チームがヨーロッパでの新型コロナウイルスの感染第2波について、突然変異mutationした型が原因の可能性があるとする論文を発表した。
Screenshot(4)スイスのバーゼル大学(独:Universität Basel:University of Basel)などの研究チームはヨーロッパの患者から検出したウイルスのゲノム配列Viral genome sequenceを調べたところ、中国の武漢で見つかったものから変異していることが分かった。追跡調査の結果、この型のウイルスが2020年6月にスペイン北東部の農場で最初に発生し、その後のバカンスシーズンにスペインを訪れた人を介してヨーロッパで急速に広まったと指摘していている。最新のデータによると、イギリスの新規感染者の約8割がこの型で、ヨーロッパで猛威を振るう第2波の要因となった可能性もある。参照記事 英文記事
Picture-Emma-Hodcroft-270x216英文記事では、Dr. Emma Hodcroft、University of Basel:右 の発言として「"It is important to note that there is currently no evidence the new variant's spread is due to a mutation that increases transmission or impacts clinical outcome,"現状の新しい変異体の広がりや臨床結果(確認された感染者)の増加が、突然変異mutationによるものであるという証拠は現在ありません。」と在り、感染の急激な増加と新たな変異体 new variantの出現との関係には慎重な言い回しをしているが、素人目には、進行中のワクチン開発の障害になるのではと懸念される。過去ブログ:2020年10月新型コロナ 欧州で第2波感染が猛威を振るう

nappi11 at 09:08│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

1. Posted by 甲東   2020年10月30日 19:11
ウイルス任せだもの、いろんな事が起こる・・・尾身君何処へ。
治療に当たる先生方に更なる技術アップを期待するしかない。

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