2018年06月17日
第956回 奈良の赤 その2
この奈良の赤についてお友達からいろいろ教えていただいた。
県総の赤は、紅の八塩(くれないのやしお)のよう。紅花の濃染の深みのある真っ赤な紅色が奈良の赤、平安期以降は唐紅・韓紅(からくれない)と呼ばれるようになったとか。
壁の色は赤丹(あかに)という色。内視鏡室掲示の細い柱は色々な赤で、朱色、檜皮色、蘇芳色、と言ったすべて日本の伝統的な色。
赤は魔除け、血の色、生命のみなぎりと病院に相応しい色ですね。
色をつけるとなると植物からと思いがちだがが、古くは土や鉱物から色を取ったという。紅(くれない)の赤は、ベニバナなどの植物由来なので女性が身にまとうような明るい赤だが、土由来の成分は少し黒みがかって、しっとり赤と言ったイメージ。ベンガラのように建物に使われる事も多い。
県総の赤は、紅の八塩(くれないのやしお)のよう。紅花の濃染の深みのある真っ赤な紅色が奈良の赤、平安期以降は唐紅・韓紅(からくれない)と呼ばれるようになったとか。
壁の色は赤丹(あかに)という色。内視鏡室掲示の細い柱は色々な赤で、朱色、檜皮色、蘇芳色、と言ったすべて日本の伝統的な色。
赤は魔除け、血の色、生命のみなぎりと病院に相応しい色ですね。
色をつけるとなると植物からと思いがちだがが、古くは土や鉱物から色を取ったという。紅(くれない)の赤は、ベニバナなどの植物由来なので女性が身にまとうような明るい赤だが、土由来の成分は少し黒みがかって、しっとり赤と言ったイメージ。ベンガラのように建物に使われる事も多い。
naramachi_sakura at 17:26│Comments(0)│