2007年02月

2007年02月28日

奈良自然塾 奈良公園探鳥会 H.19.2.26.3

今冬、2回目の探鳥会が、快晴で春の陽気の奈良公園で行われた。
参加者は26名。
日本野鳥の会奈良支部の幹事の方お二人に講師をしていただいた。

今回は、メジロ、ヤマガラ、カワラヒワ、シジュウガラ、ヒガラ、シロハラ、ツグミ、ビンズイ等
21種を観察できた。
昨冬には見れたヒレンジャクや、アオバトには逢えなくて残念。

1.探鳥会興福寺興福寺本坊前での探鳥。
 昨年はここで、めったに見れない、美しいみどり色の「アオバト」が観察できて、みんな大興奮だった。





2.アオサギ興福寺大湯屋前の池で「アオサギ」を観察。 美しい鳥だ。





3.荒池探鳥荒池は水を退いていて、期待した水鳥達はいなかった。





4.セグロセキレイ「セグロセキレイ」







5.ハクセキレイ怪傑ゾロのように過眼線がある「ハクセキレイ」






6.片岡梅林円窓亭のある片岡梅林は梅の真っ盛りだった。
このあと、「ヒレンジャク」を見つけに、知事官舎から東大寺へ廻ったが、逢えなかった。
そこで、鳥合わせをして、解散。
これにて、本日の探鳥会無事終了。
narasizenjyuku at 10:47|この記事のURLComments(0)探鳥会 

2007年02月25日

奥琵琶湖下見歩き

2月23日(金)は2月3日が雪不足で延期した、スノーシュー雪歩きの日だった。
が、又積雪ゼロで中止。 
悔しいので、参加予定者に琵琶湖下見を誘ったら、3人のご参加。
5月に歩く予定の「大浦〜菅浦〜葛篭尾崎」の11キロ、3時間ルートだ。
天気予報は雨だったが、ほんの少し降られただけで、後半は青空が拡がる素晴しいウオーキングだった。

1.永原駅湖北の駅「永原駅」9時45分スタート。
雨は弱い霧雨で、徐々に止みそうだ。





2.雨あがりの湖岸なんともロマンティックな、雨上がりの湖畔の路を歩き出した。





3.奥琵琶慕情叙情溢れる景観に「奥琵琶慕情」なんて歌ができそうだ。





4.蕗の薹道端に蕗の薹発見。 
採りたそうだったけど、自然塾の掟、「採るのは写真だけ、持ち帰るのは想い出だけ」なのだ。





5.丸子船往年の湖上交通のさんかな時に大活躍した「丸子船」江戸〜明治の最盛期には。何千艘も浮いていたという。





6.竹生島竹生島がはっきり、大きく見えてきた。





7菅浦近くもうすぐ菅浦だ。 昔は湖面からしか行けず、陸の孤島といわれた辺境の集落だ。





8.四足門菅浦集落の入り口を守る四足門。 素朴だが、風格のある門だ。





9.葛篭尾崎葛篭尾崎には湖岸に道は無い。 ちょっとキツイ山道を20分ほど登るのだ。





12.終着葛篭尾崎展望台ここが、本日の終着地点の「葛篭尾崎展望台」午後2時着。
これにて、下見歩きは一件落着。 ご同行各位樣、お疲れでした。
narasizenjyuku at 13:25|この記事のURLComments(0)湖畔歩き | 下見歩き

雪山トレッキング「和佐又山」5

もう6〜7回、登っているが、二月で積雪のない「和佐又山」なんて、初めてだった。
しかし春の陽気に佇む、冬枯れの落葉樹の山は素晴しく、楽しい山歩きができた。
天気晴朗で、大峰山系や台高山系がくっきりと見えて眺望も楽しめた。
和佐又山は、新緑や紅葉も大いに楽しめそうだ。
又季節を変えて登りたい山だった。

1.沢路登山全く雪のない沢路コースを登り始める。これはこれで面白い路だ。





2.沢登り雪の無い山道は新鮮で、本当に楽しい。





3小休止みんな、ご機嫌で小休止。 あったかくて、どんどん服を脱いでいく。





4.ゲレンデ和佐又山は奈良県唯一のスキーゲレンデのある山。 ここまで登ればあと少し。





5.頂上へ頂上目指して、歩き始める。






6.最後の急登山頂直前の急登。 以前の下見のとき、ここは深い新雪でバテたのを思い出した。





7.頂上にて頂上1344mにてパチリ。






8.頂上弁当素晴しい眺望の大峰山系を眺めながらのお弁当は最高。一杯やりたいところだが・・・。





10.大普賢岳大普賢岳1779.9メートルの威容。雪は残っているようだった。








9.台高山系ヒュッテの向こうに、大台ケ原等の台高山脈が良く見えた。
ヒュッテの人は「2月に積雪が無いのは30年来初めて」とのことだった。



11.名残雪下山途中、わずかに雪が残っていた。





12.名残雪名残雪と記念撮影







13.下山楽しく下山。







14.落葉樹落葉樹の見事な林が続いた







15.霧氷だったら
本当なら、この樹々が全て、霧氷のはずなのに・・・・。





16.春の陽気すっかり春の陽気にルンルン。






17.苔岩積雪なら、こんな素晴しい岩があるのも判らないだろう。





18.がけ崩れちょっと怖いがけ崩れルートだった。










19.滝で水割り美しい滝があった。 この滝の水を、ボトルに詰め、帰路のバス車中でウイスキーに割った「和佐又水割り」をみんなで飲んだ。うまかった!



20.台高山脈山に別れを告げて帰路についた。いやー素晴しかった。 みんな大満足そうだった。

2007年02月16日

第4回 新・琵琶湖一周 北小松〜安曇川4

平成19年2月15日(木)参加者43名 北小松〜安曇川 16キロ4時間コース。
天気予報は芳しくなかったが、雨にも降られず、実にドラマティックな琵琶湖を体験できた。
冬の琵琶湖も又よろしい。

ドラマティック琵琶湖湖西線北小松駅を降りると眼下に神々しいまでの琵琶湖が拡がっていた。






1.スタートドラマティックな湖面をみながら、歩き始めた。





棚田の路このあたりは、たんねんに積み重ねた石垣の棚田でも有名。 米が現在のお金と同じ価値の時代の、涙ぐましいまでの努力が偲ばれる。





2.白髭神社白髭神社で小休止。







白髭神社湖中にたつ鳥居。 カヌーでも何度もお参りした。







3.西近江路道標国道より、山道に入る。四十八体仏へ向かう。





 4.四十八体仏鎌倉、室町時代,このあたりで勢力のあった、六角氏が母者の供養のために造営したものだそうだ。
この石仏も何体か盗難にあっているらしい。ひどいやつがいるものだ!




5.石仏アップなかなか見事な石仏様だった。





四十八体仏







6.乙女が池琵琶湖の内湖、「乙女が池」。なんとも可憐な名前の内湖だ。





7.武奈ヶ岳乙女が池から武奈ヶ岳をみる。





8.新入生奈良自然塾始まって以来の、若手新入生! 小生の娘よりずっと若いのだ。
いつまでも会員でいててくれよ。






9.大溝城跡織田信長が湖西のかなめとして、作らせた城。 大溝城。乙女が池の端にある。





 10.天守閣跡荒涼と荒れ果てた天守閣跡。 まさに荒城。





11.ビレッジ往年の豪商の邸宅を改造した、レストハウスで昼食。





4高桜萩の浜のあたりには桜並木がつづき、「四高桜」の碑も建っている。
昭和16年、旧四高(現金沢大学)の漕艇部員11名が遭難し、同窓生たちが、碑を建て、鎮魂のために今も桜を植え続けているそうだ。



12.萩の浜萩の浜をご機嫌のウオーク。





13.鴨類群舞湖畔を歩き進めば、いたるところで、足元から鴨類が一斉に飛び立つ。
冬の琵琶湖は水鳥の楽園だ。



14.白浜あたり近江白浜あたり。青空が拡がって来た。





 15.安曇川河口今日の終着予定地、安曇川河口着。このあと、24人乗りのバスに四十数名が乗り込んで、安曇川駅まで。





16.反省会京都駅で、今回は反省会ではなく、新入生歓迎コンパ。








2007年02月12日

ついに結願。熊野古道250キロ完歩!5

平成17年9月、大阪天満橋を出立。毎月1回、17回にわけて歩き継ぎ、先日熊野本宮に着到しました。今回はかなり険阻な山道が続き、18キロ、6時間の行程。
最後はヘッドランプをつけての暗闇道中でした。
熊野古道完歩は、本当に素晴しい達成感です。
古人の祈りに触れる道中は、山、河、草木、石ころにいたるまで、なにか心に深く響くものがありました。

1.快適古道歩き皆が心に描く熊野古道そのものの路がいきなり始まりました。ルンルン!





2.女坂まずは難所女坂。 次ぎは男坂。まんなかに仲人茶屋。古人も洒落ている。








3.男坂男坂はきつかった!







4.三越峠こちらも難所三越峠。
越しても、越しても峠に至らず三つの坂を越すので「三越峠」だそうだ。





5.三越峠下り素晴しい山路でした。







6.からくり人形夕刻、小さな集落に通りかかったら、鹿威しの原理をつかった、愉快な、からくり人形があった。 熊野詣での旅人をなぐさめる、村人の好意が感じられた。





7ヘッドランプ山道は日暮れが速い。







8.本宮着ついに本宮到着。 暗闇と疲れもあって、感激よりも安堵感が大きかった。





9.結願の宴温泉に浸かり、汗を流せば、みんな元気になった。
結願の乾杯の声の大きかったこと! いやー酒がおいしかった。





10.感謝状ずーっと、紀伊路、中辺路をご案内くださった「紀州語り部」芝村講師に感謝状をお渡しした。 
蘊蓄ある、そして幅広いご案内のお陰でどれだけ、奥の深い道中になったことか!




11.認定証完歩認定証を12名に渡しました。(1人だけ少し、、おまけ。)





12.メダルそして、完歩メダルを完歩者の首にかけました。





13.熊野川湯の朝熊野の朝も神秘的でした。







14.熊野速玉神社にて熊野速玉神社にて。





15.神職の説明神職さんのご説明を受ける。







16.那智の滝何回も見ている那智の滝だが、今回は何故か違って見えた。





17.本宮鳥居前商売熱心なみやげもの屋のおじさんがシャッターを押してくれたのですが・・・。





18.本宮お参り昨日は暗闇の到着で、お参り出来なかったので、今度はきっちりと本宮詣で。
これにて、熊野古道歩き落着。








19.反省会奈良着でやっぱり反省会。

2007年02月03日

大雪の琵琶湖畔歩き H.19.2.2.5

2月2日はスノーシュートレッキングの日。 ところが、積雪ゼロとの情報で、4日前に催行中止を決定して皆に連絡済み。
なのに急遽予報は、寒波到来、大雪情報!
あまり悔しいので、前日夜の8時ころ、参加予定者にメールで琵琶湖雪見散策を提案。
まさか誰も参加しないだろうと返信メールも見ずに就寝。
明くる朝6時ころ、念のためメールを開けると、なんと、有山さんと川合さんのご参加メール。 
4月の琵琶湖一周歩きの下見を兼ねて、近江中庄〜大浦、永原16キロを歩いてきました。1.知内浜あたり
湖岸は少ないところでも、積雪10センチ。なんとも素晴しい景観でした。





2.白鷺橋白鷺橋辺りは積雪20センチ。 
まったくの積もりたて新雪をキュッ、キュッと踏みしめて歩くのは気分最高でした。





3.マキノ浜・竹生島マキノ浜あたりから、雪の竹生島が姿を現し、実に幻想的な風景でした。





4.海津大崎桜並木4月には海津大崎の桜並木を歩くのですが、雪の桜並木も素敵でした。
滅多に見れないでしょう。 
スノーシュー中止のお陰で、雪の琵琶湖畔という、素晴しい大自然からの贈り物をいただきました。
narasizenjyuku at 11:59|この記事のURLComments(0)湖畔歩き | 雪見散策
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