最近のワシは本当に画家の目になってしまった。



ワシはどうしてしまったんだろう。

周りがどこを見ても、どこを切り取ってもきれいに見える。

きれいに見えるというよりも、敏感に見えると言ったほうが適切かもしれない。


見えるものが絵を観ているように見えるのだ。

見ることが楽しくて仕方がない。

この前なんか、夕方、幅の広い道路を歩いていたら、ビル街のその様子が美しく見えた。

もうすぐ日が暮れる。

どうしてきれいに見えるのだろうと、いつものように、ワシ考察する。

気が付いた。

ビルも街路樹も車も行き交う人達も、すべてが透明のブルーがかぶさっているのだ。

すべてにブルーが重なっている。

緑の葉に透明な青い色が、人の肌にも青い色が。

そこまで観察して、では、看板などの赤いところはどうなんだろうと見てみると、赤いところにも、確かにブルーがかぶさっている。

思い起こせば子供の頃はこういう感覚によくなっていた。

ワシの目が、ワシの視神経がシャープになったのか?


普通、たとえば、夕焼けになった時、すべてが赤い色に染まる。
その時はいつでも、ああ、きれいな夕焼けだなと感じ入る。

最近は、ただの日暮れ?でも、感動するほどにきれいに見える。

これは一例を述べただけだが、深夜の照明の光景でも、早朝のあの早朝らしいあの景色、などにも楽しみを持って観るようになった。


どうして、このトシになって、再び子供の頃の繊細な感覚になったのか?


さらに考察する。

―――――考えられるのは、いま、ワシの健康状態が極めて良いことが在ると思う。

健康が最高位にあるため、頭の脳が活発なのだ。クリアなのだ。


もうひとつ、脳のことで言えば、このブログを始めてから、脳の回転が速くなった。

ブログを書くことも、小説を書くことも、とんでもなくスピーディになった。


一日二食。  適度に運動。  適度のセックス。  一カ月に2~3回の温泉。  

いつも好奇心でいっぱい。  いつも女に目が行くスケベ心。  
 
非風揺葉観という感覚基軸が新たに加わったので、そういう目で見ている(意識して対象を観ている・絵眼で見ている)―――――


これらのことが相まって、周りがきれいに見えて来たのだと思う。

やっぱ、健康が一番だね!
女も一番だけど(笑)。



 
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