シャワー温灸
ワシはシャワー温灸なるものを、風呂に入るたんびにやっている。
シャワーの温度は、通常、カチッと高温部で止まるところがあって、
止まったところが、人体にほどよい高温部であることになっている。
これより高温に回すと、火傷はしないものの、飛び上がるほど熱い。
カチッと止まる高温部より、すこし回して、やや、アチチ・・と言うくらいの湯温にしたヤツを、約1分くらい、全身にかける。
アチ、アチ、アチ、というかんじだ。
これをやり始めたのは、温灸というのがあるんだから、シャワーを熱めにしてかけても、同じ効果があるんじゃないかと言う発想。
シャワー温灸をしたあと、肌と心が、シャキッとしたかんじがあって、気持ちいい。
健康が向上したかどうか、はっきりとした効果が調べられないが、感じとしては効果があるように思う。
だだ、つい最近、1回だけ、失敗してしまった。
湯温をふだんより相当熱めにして、全身にかけて、熱いのを楽しんでいたら、1分以上も流していて、
終わった後は、どうってことはなく、いつものようにシャキッとした肌と気持ちになっていい気分だった。
ところが次の日、両脚の膝から下、特に向う脛あたりが、かゆいのだ。赤くなっているわけではない。
なぜ痒くなったのか、その時はさっぱりわからない。
両脚の同じ部分がかゆいので、虫さされではないことは確かだ。
考えた末、わかった。
昨夜の高温シャワーだと。
高温のシャワー湯は上から流れて、両脚の膝から下あたりに、高温の湯が常に集中する。
つまり、一番長い間、膝下に高温の湯が刺激を与えるのだ。
つまり軽い火傷をしたのだ。
低温やけどかもしれない。
軽い火傷が翌日、かゆみでわかったということだ。
そのかゆみはその日1日中していた。
翌日には軽いかゆみはあったがほとんど消えて行った。
というわけで、シャワー温灸をなさる方、くれぐれも、極度に熱い湯を1分以上かけないでください。
また、シャワー温灸が本当に効くかどうかは確実なところはわかっていませんので、湯温の自己管理に自信のない方はなさらないほうがいいでしょう。
ためしてガッテンのところでもあったように「人体は危機感があると、それに対処するように体が働く」
このことから、推測すると、熱い湯は、人体が危険にさらされていると察知して、免疫力が大きく働いて、
その免疫が体を守ってくれるんではないかという、ワシ独自の判断。
なので、責任は負いかねますので、自己責任でお願い致します。
いわゆる温灸は今言ったような理由で、免疫力のアップをはかるわけですから。
ワシはこのシャワー温灸を続けていますがね。成田アキラの電子書籍